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2012年02月08日

女「俺の親友に漢になってほしい」『 続報 』

女「俺の親友に漢になってほしい」『 続報 』



135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:38:50.83
ID:9GN2mIF70

〜2日目・夜〜


女「いやーまさか女体化2日目にして丸々ほっとかれるとは思わなかったよ」

女「まぁ、うん知ってるけどさ。1日中バイトおつかれ」





女「じゃあ明日俺んちね」

女「いや別に何時でもいいけど」





女「うん、うん、はーい、おやすみー」ピッ

女「……えへへ」

※最初から読む
■女「俺の親友に漢になってほしい」


目覚めると従姉妹を護る美少女剣士になっていた


136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:39:28.95
ID:9GN2mIF70

〜3日目・夕方〜


DS『モグッモグッキュピン! ジュゴンの ぜったいれいど! い ち げ き ひ っ さ つ! ラプラスは たおれた』

DS『モグッモグッキュピン! ジュゴンの ぜったいれいど! い ち げ き ひ っ さ ry』

DS『モグッモグッキュピン! ジュゴンの ぜったいれいど! い ち ry』




女「ケタケタケタケタwwwwwwwwwwwwwwww」

友「お前www氏ねwwwwマジ氏ねwwwwww」

女「ヤバイwwwお腹イタイwwww」

友「ふざけんなwwwwなんだこのクソゲーwwwwww」





137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:40:11.04
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※

女「いやー笑い死ぬかと思った」

友「6/100の確率を3連続とか無駄に運使いやがって……」

女「俺の運があるんじゃなくて友の運がないだけと思うんだ」

友「ハイハイどうせ命中率88%で9割は外しますよ」

女「いや、あのゲームに関してはシステムのほうに難有りだと思う。では、そろそろ罰ゲームでも言い渡すか」

友「……え? ちょっと待て、3タテされたら罰ゲームってのはわかってるけど、さすがにこれはノーカンだろ?」

女「はい寝っころがってー」

友「聞いてくれませんか?」

女「仰向けね?」

友「はい」




138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:40:46.55
ID:9GN2mIF70

女「あっと、俺が危ないから頭の下で手を組んでおいてね。……ふふふ、いい眺めだよ友くん」馬乗り

友「う……や、やっぱりこの体勢やめないか?」

女「2回目なのにまだ慣れないか?」

友「まだ2回目だからだろ。罰ゲームとかそれ以前に俺からの見え方とか感触が色々まずい」

女「ほう。なら雑念が吹き飛ぶくらいに本気を出さないとな」

友「お、お手柔らかに」

女「おことわりです♪」コチョコチョコチョコチョ

友「――――っ!!!! ――――っっ!!!!!」




139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:41:26.90
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

女「ふう…」

友「」ビクンビクン

女「すばらしいレイプ目だな。ちっとも似合ってないけど」

友「」ビクンビクン

女「よし、じゃあ友んちに移動するか」

友「ちょっと待て」

女「急に蘇生しやがった。ほら、早く友んち行くぞ」

友「さすがに唐突過ぎだろ。しかもなんでわざわざ俺んちに行くんだ?」

女「初体験の場所が自分の部屋ってのは何かイヤだから」

友「な、何いきなりトンデモ発言してるんだよっ?」




140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:42:42.89
ID:9GN2mIF70

女「ま、あと3、4日は友がヘタレてるだろうからたぶんないけどね」

友「オイ」

女「それに買いたいものもあるしな。そのついでに今日は俺の手料理を振舞ってやろう」

友「俺と同レベルの腕のくせに何言ってやがる」

女「ふっふっふ。実はだね友くん、女としての記憶の中に料理に関する記憶がいっぱいあったのだよ!」

友「な、なんだってー!!?」

女「どーせ友の理想が反映された結果だろうけどな。…………一応確認するけどドジっ娘が好きだったりは?」

友「大丈夫だ。普通に料理上手なほうが好み」

女「ならよかった。一応昨日作ったときは平気だったけど、友の前だと動揺して指切りまくったりとか、鍋とかレンジが爆発とかそういうオチはなさそうだな」





141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:43:34.44
ID:9GN2mIF70

友「……ちょっと待て。それはなにか? 最悪俺の部屋が爆発する可能性があったのか?」

女「(・ω<)テヘペロ」

友「(#^ω^)」

女「まぁさておき出発しようか」ヨイショ

友「なんだそのバッグ?」

女「遊び道具とその他色々」

友「持つか?」

女「いいよ、大したことないし。でも買い物の荷物持ちはお願いね」鍵閉め

友「当たり前だろ」




144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:44:42.04
ID:9GN2mIF70

女「さて、せっかくだから失われた高校時代の補完をしたいのですがよろしいですね!」

友「外出た途端のその変なテンションはなんだ」

女「いやほら、やりたかったけど相手がいないからできなかったことあるじゃない? とりあえず俺は友の自転車の後ろに乗るのは確定ね」

友「それはいいんだが、俺2ケツ慣れてないからちゃんと掴まってろよ?」

女「そうか、友も後ろに誰か乗せるようなイベントは無縁だったんだね」ホロリ

友「余計なことを言ってないでさっさと乗れ」

女「じゃあ運転手さん、友の家の近くのスーパーまでよろしく」ぎゅ

友「へいへい」




145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:45:20.52
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

〜10分後、スーパー〜


女「いやードキドキと緊張感に支配されたすばらしい時間だったなー」

友「そのセリフ、間違ってるのに何も間違ってないとか日本語便利すぎだろ。実際は転倒の恐怖にびくびくしてただけなのに」

女「つーかあんなフラフラするのはひどいだろ。しかもチャリなら5分くらいで着くはずなのに倍近くかかってるし」

友「慣れてないって俺はちゃんと言った」

女「おかげで『当ててんのよ』とかそういうのをする余裕もなかったわ」

友「それやられたら動揺して事故る自信があるから絶対やるなよ?」

女「『押すなよ!? 絶対押すなよ!!?』的な――」




146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:46:05.62
ID:9GN2mIF70

友「ちがう! ったく、ここから俺んち行くときはチャリは押していくからな」

女「そんな!? じゃあ俺はいったいどこで『当ててんのよ』をすれば……!?」

友「少なくとも外でやるもんじゃないな」

女「…………フ〜ン?」ニヤニヤ

友「……その顔で何が言いたいのか大体わかるけど口に出すなよ?」

女「ハイハイ外では自重します。さてこの件はしっかり保留しておくとして、夕飯何がいい?」ハイ、カゴ

友「なんでもいい、はよくないか。じゃあ生姜焼きで」アイヨ

女「エー? せっかく作るのになんか微妙じゃね?」

友「なんだよ作ってくれるのは今日だけなのか?」




147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:47:45.12
ID:9GN2mIF70

女「! そ、そんなわけないだろっ、わかったよ『今日は』生姜焼きな!」スタスタ

友「?」テクテク

女「……そういや友ってどんくらい食べれる?」

友「大体お前と同じくらいのはずだ……って、そうか、もう違ったな」

女「そうそう。おとといにいっしょにメシ食ったときにわかってたのに、昨日はつい癖で今までどおりの量で作って今日の朝昼と残り物食ったんだよ」

友「食べる量ってやっぱり全然違うもんか?」

女「今までの半分くらい?」

友「……少なすぎじゃね?」

女「これがね友さん、残るんッスよお腹に。それ以上食うとその後全然消化できてる気がしないんッスよ。でもおかげで今後の食費はかなり減りそうだけどね」

友「そんなもんか」

女「まぁそれに? 一応現状が友にとってもベストみたいだし? 変に体形が変わるようなことはしないよ」




149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:48:39.04
ID:9GN2mIF70

友「あんまり我慢しなくてもいいんだぞ」

女「そんなこと言ってるくせに俺の腹が出てきたら、自分の発言棚に上げて『痩せろ』とか言いそうだ」

友「…………」ジーッ

女「なんだよ人の腹見て? もしかして図星――」

友「腹出てもそれはそれでアリだな」

女「」ウワァ

友「えっ」

女「ボテ腹幼女萌えとか、さすがの俺でもそれは引くわ」 ((( (^ω^;) ススス

友「ボテ……!? ちょっ待っ、待て! お前いきなり何を――!」

女「だ、大丈夫。そんなに必死にならなくてもわかってるから」   ((( (^ω^;) ススス

友「おいなんでそんな離れ……ちょっと待て! 待てって!!」




150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:49:28.43
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

女「そんなに拗ねるなよー。元はといえば変なこと言い出したのは友なんだぞー」

友「あくまでも俺はちょっとくらい太ってもアリだと言っただけなのになんであんな――」ブツブツ

女「でもな? 友の部屋で例の『にんっしんっ』の同人誌を見たことある身としては、つい頭をよぎってしまいまして――」

友「二次と三次の区別くらいできてるに決まってんだろ!」

女「わかってる、わかってるよ。ごめんね?」

友「なんだよその軽いノリは」

女「いやこの話題引きずるとなんかお互いにダメージでかそうで」





151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:50:57.39
ID:9GN2mIF70

友「――――。……お、アイス売ってるな、最後にもう1回ここ来るぞ」

女「ガリガリ君のコーラある?」

友「そもそもガリガリ君が置いてないな」

女「よし帰るか」

友「ほらさっさと肉売り場のほうに行くぞ」スタスタ

女「ちっ。……お、酒がある。なぁ友、ラノベとかでよくあるあのあざといシチュでもやってみない?」

友「あざとい、ってどういう状況だ?」

女「主人公かヒロインのどっちかが酔っ払って、やらしい雰囲気になってきたら酔っ払い側が寝オチっていうアレ」

友「お酒はハタチになってから」




152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:51:57.20
ID:9GN2mIF70

女「ってことは酔っ払う役はすでに誕生日来てる友か」

友「ひと口飲んだだけで眠くなる俺には無理な話だ。酒飲んだらそこで今日が終わるハメになる」

女「俺はまだ飲んだことないけど、それってめちゃくちゃ弱くね?」

友「高校のときのアルコールパッチテストで真っ赤になった思い出」

女「懐かしいな。そういや俺も真っ赤になったっけ」

友「あきらめろ」

女「うん」





153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:53:01.16
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

〜買い物は済んで友のアパートの前〜


女「そういや友のブルジョワアパート来るのって久しぶりだな」

友「そこはかとなく嫌味を言うんじゃねぇ」

女「学生の身分のくせに風呂トイレ付き1LDKとかずるい。しかもその一部屋広いし」

友「お前のとこだって2DKで似たようなもんじゃねぇか」

女「でも俺のところは一部屋が小さいもん。総面積じゃ友のところのが圧倒的に広い」

友「ケチつけるなら部屋に入れねぇぞ」

女「そういえばおとといって、俺が友の部屋に遊びに行くって約束だったよな」




155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:54:29.33
ID:9GN2mIF70

友「露骨に話変えやがった。まぁ、そうだな、お前の女体化のあれやこれやで結局うやむやになったな」

女「俺が約束を律儀に守ってたら、もっと愉快でややこしいことになってたかもな」

友「いやでも俺は一応お前がお前だってわかったわけだし、言うほどややこしくもならなかったんじゃないか?」

女「いやいや、『玄関開けたら知らない女の子がいた』って時点で友が思考停止して、そこに俺が悪ノリしていきなり抱きつくっていうのが簡単に想像付く」

友「なんてあくどいことを考えるんだか……。ほら、入れ入れ」

女「おじゃましまー……なんで外と同じような温度なんだよ」

友「すぐヒーターつけるからちょっと我慢しろ」

女「じゃああったかくなるまでは友に抱きついてるか」

友「させねぇからな?」

女「なんで? くっついてれば暖房代の節約になってとってもエコ!」




156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:55:01.24
ID:9GN2mIF70

友「お前の場合、『コ』じゃなくて『ゴ』だろが」

女「ならば、いっしょにお風呂で温まるという流れ――」

友「じゃねーからな?」

女「つまり『先にシャワー浴びてこいよ』ってことか」

友「玄関で無駄口叩いてないでさっさと奥行け」

女「むぅ、友が前に比べて動揺しなくてつまんない」

友「お前の軽口に乗ると、いつの間にか俺が痛い目を見るって学習したんだよ」

女「学習したにしても、罰ゲームの時とか自転車の時もあんなにくっついてたわりに――――もしかして賢者モード的な?」

友「」ギクッ




157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:55:47.96
ID:9GN2mIF70

女「……」

友「……」

女「友の部屋のゴミ箱ってどこだっけな〜?」

友「ごめんお願いちょっと待てマジで」ガシッ

女「……俺は別に全然気にしないけどさ、ちゃんと手は洗ったよな?」

友「洗ったに決まってるだろ!?」

女「おい、そのセリフでやったって確定しちゃったじゃんか」

友「…………あ」

女「しかもこの感じだと、俺んちに来る直前に『いたしてた』ってことかな〜?」

友「……片付けますので、5分ほど、お時間いただけないでしょうか……」




158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:56:49.90
ID:9GN2mIF70

女「そんなヘコまなくても俺は気にしないぞ?」

友「俺が気にするんだよ!」

女「なんだよ、俺が男だったときはそんなに気を使わなかったくせに」

友「前と今とで同じ対応のわけがないだろ!?」

女「へ〜?」にやにや

友「……言いたいことがあるならはっきり言えよ」

女「いやー喜ばしい状況だなーって思って」

友「俺が下手こいたのがそんなに楽しいか」

女「違うって。この状況って友が俺のことを意識した結果ってことだろ? 俺は、それが嬉しい」

友「こんなことで喜ばれる俺ってどうなんだよ……」

女「友の気持ちの変化が嬉しいんだよ。先に処理しとかないと俺に手を出しそうってことだろ?」




159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:57:54.77
ID:9GN2mIF70

友「まんま言われるといたたまれなさがヤバイ」

女「友に手を出されたいと言ってる俺に何を気つかってるんだか」

友「それでもちゃんと返事をするまでは理性的に振舞うのが筋だろうが」

女「それってちゃんと返事したら理性投げ捨てるって言ってない?」

友「そんなわけないだろが!」

女「まぁ友ならそうだろうな。鉄壁の理性と揺るぎないヘタレ根性の持ち主だし」

友「……ほめてないよな?」

女「貶してはいないよ?」

友「ったく……、とりあえず俺は部屋片付けてくるから――」

女「ゴミ箱じゃなくて?」

友「うるせぇ、お前は買ったもの冷蔵庫に入れててくれ」




161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:58:59.94
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

友「なぁ、ちょっと気付いたんだけど」

女「おや、思ったより早く片付いたんだな」

友「ゴミ箱の中身をどうにかするだけですからな!」

女「やさぐれるなよ。そういや適当に買っちゃったんだけど、付け合せの野菜は生と炒めてあるのと茹でてあるのだったら、どれがいい?」

友「炒めてあるほうがいいかな。で、その話なんだけどな、お前が買いたいものってなんだったんだ?」

女「――なんの話?」

友「買いたいものがあるからついでに夕飯作りに来るって、お前が自分で言ってたじゃねーか」

女「あ、ああ、それ、か」




162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:59:33.44
ID:9GN2mIF70

友「結局しょうが焼きの材料とアイスしか買ってないけど、買い忘れたのか?」

女「……あの店じゃ扱ってなかったんだよ」

友「じゃあお前が作ってくれてる間に買ってきてやろうか?」

女「い、いいってば! そんないちいち悪いって」

友「そうは言うけど、元々はお前の欲しい物ありきでの買い物だったんだろ?」

女「で、でも」

友「それに作ってもらってる間、ただぼやっと待ってるのも居心地悪いしさ」

女「……」

友「で、俺は何買ってくればいいんだ?」

女「へ……へんたいっ!!!」

友「はぁ!?」





163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:59:51.97
ID:9GN2mIF70

女「お、俺はいいって言ってるのに、そ、そんなにアレを買いに行きたいんだっ!?」

友「えっ、ちょっ、いきなり何――」

女「友のむっつり! へんたい!!」

友「落ち着け!」ペシッ

女「いたっ! ……くない……」

友「叩いて悪い、でもちょっとは冷静になったか?」

女「うん。ごめん、取り乱しました」

友「いったいどうしたんだよ? 何だってまたいきなり」

女「だって、友が買ってくるって言い張るんだもん……」

友「それだよ。どうして俺が買いに行くのがそんな嫌なんだ? っていうかアレってなんだよ?」





164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:01:16.14
ID:9GN2mIF70

女「………………友の息子さん用の帽子とか、ローション的な何かとか」

友「…………なんだって?」

女「なにもう1回言わせようとしてるんだよっ!?」

友「そんなつもりはねぇよっ! つーかそれって……あーくそ言葉が出てこねぇ」

女「無理やり詮索して無理やり言わせたくせに」ブチブチ

友「おい、人の善意にケチつける気か?」

女「友にもうちょっと察する力があれば、こんなことにはなってないもん」

友「へーへーどうせ鈍感ですよ。それよりもだな、なんでそんなもん買おうとしたんだ?」

女「え〜っと――――ネタ?」

友「ネタでそんなのに手を出すんじゃねぇ!」




165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:01:55.63
ID:9GN2mIF70

女「でもけっこう現実に即したネタだけどな。もし友がいきなり我慢できなくなっても、そういうのあれば色々捗るし。そうじゃなくても友の反応が楽しめそうだったし」

友「お前は本当に……ハァ。で、どうして買わなかったんだ? 扱ってないとか嘘ついてたけど、本当はあのスーパーにあるはずだろ」

女「それは…………って、なんで扱ってるって知ってるんだ?」

友「!! えっとだな……ほとんど毎日使ってる店だし、そりゃ知っててもおかしくないだろ」

女「ダウト」

友「……何がだ」

女「その理由が本当だとしても、動揺しちゃった時点でアウト」

友「お、俺がいつ動揺ひひゃって――」

女「……」

友「……」




166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:02:33.82
ID:9GN2mIF70

女「俺の勘違いだったね! 友は全然動揺してないね!」

友「俺をいじめるのはそんなに楽しいか」

女「まぁ冗談はともかく、友は売ってるの知ってても別におかしくないのに、なんで変なふうに動揺してるんだよ」

友「……言ったらお前のほうもちゃんと説明するか?」

女「考えとく」

友「……………………………………」

女「わかったよ、ちゃんと言うってば」

友「まったく……。あ〜っと、なんで動揺したかって言うとだな、…………昨日買いに行ったんだよ」

女「……えっ、もう買ってあるの!!?」

友「い、いや買ってはない! 見た、いや手に取っただけだ!」




168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:03:33.06
ID:9GN2mIF70

女「そこまでいってなんで買わないんだよ!」

友「まだ踏ん切りがついてなかったんだよ!」

女「ヘタレ!」

友「うるせぇ! ほら、俺はちゃんと言ったんだから次はお前がちゃんと話せよ」

女「話す、話すが……今回まだその時と場所の指定はしていない――ってやりたいけどさすがにないな」

友「お前はガチでやりかねないから困る」

女「本気でやりたいくらいには言いたくないんだけどね」

友「で、改めて聞くけどなんでお前は買わなかったんだ?」

女「本当にデリカシーとかないよな友って。それで、なんで買わなかったかっていうと……急に恥ずかしくなったんだもん」

友「? 何がだよ」




169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:04:45.78
ID:9GN2mIF70

女「だってアレを二人で買うっていうのは、その……お、俺はこの人に抱かれたいんです、って公言してるみたいで……///」

友「なっ……///」

女「じ、自分でもわかってるんだよっ、あんだけ好き勝手言いまくってるのに、こんな変なとこが引っかかってるのはおかしいっていうのは! でもしょうがないじゃん、想像したらなんかすっごい居たたまれなくて、とても実行に移せなんか――!」

友「お、落ち着け」ぽすっ

女「うひゃっ!? ……頭に手を置かれるだけで落ち着いちゃう自分がなんか悔しい」

友「何言ってんだか。まー、その……言わせてすまんかった」

女「ほんとだよ、友がしつこくしなきゃお互いにこんなこと暴露しないですんだのに」

友「だから悪かったって」なでなで

女「っ、そういうふうに撫でるのは、ずるい」




170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:05:42.82
ID:9GN2mIF70

友「何がずるいんだ?」なでなで

女「自覚されると俺が不利になるから言わない」ぷいっ

友「俺に言わせればお前のほうが卑怯だけどな。そんな顔してそんな反応しやがって」

女「顔は友の理想なんだし、反応だって友のせいなんだから俺は悪くないもん」

友「そうか……それじゃ、しかたないな」なでなで

女「うん」

友「……」なでなでなでなでなでなで

女「……」エヘヘヘヘ




172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:06:52.21
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

友「気づいたら帰ってきてから無駄に1時間くらい経ってる件について」

女「天狗じゃ! 友という名の天狗の仕業じゃ!」

友「何やってたんだろうな俺ら……」

女「だから友の仕業だと今言ったぜ」

友「冤罪を主張します」

女「却下します。だって玄関のくだりも冷蔵庫前のくだりも友がきっかけだし。それに10分近く人の頭撫で続けやがって」

友「つい無心になるほど撫で心地よすぎるのがいけない。というかそんなこと言うならさっさと止めろよ」




173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:07:09.60
ID:9GN2mIF70

女「え、なんで?」きょとん

友「いやなんでって言われても」

女「だって友に撫でられるのすごく気持ちいいのに、どうして止める必要があるんだ?」

友「……なんで急に素の顔になるんだ」

女「ん?」

友「なんでもねぇ」

女「そう? さていい加減にして作り始めるか。では友、エプロンを持てい」

友「あるわけないだろ」




174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:07:59.30
ID:9GN2mIF70

女「ですよね。でもあったら主に友が楽しめたのになー」チラッ

友「言っとくが俺にエプロン属性はないぞ」

女「あれそうなのか、じゃあ何属性ならあるの?」

友「そりゃあ――って言わないからな?」

女「言えば軽いコスプレくらいするのに。友は欲がないと言うか何と言うか」

友「お前がそうだから余計に軽々しく言えないんだよ」

女「つまりソフトなコスプレじゃすまないと」

友「言うな」




175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:08:47.12
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

女「ご飯できるわよー」

友「性別は間違ってないのに違和感がトンでもないな。ってか『できた』じゃないのか?」

女「いやあとは焼いておしまいなんだけど、大皿ってどこだっけ?」

友「そういや知らなかったか。うちで何か作って食うときって鍋とか焼肉ばっかりだったもんな」

女「小皿とか鍋とかホットプレートの位置ならわかるんだけどな。で、どこ?」

友「普段使わないから上のその棚の奥に、って、俺が取った方がいいな」

女「いつもは鈍いくせに、こういうときはすぐ気づく友マジイケメン」

友「いや、お前をひと目見たらすぐわかるって。元に比べてずいぶん縮んだよな」





177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:10:13.38
ID:9GN2mIF70

女「これが思ったより不便はないんだけどな。女としての記憶もあるから感覚が噛みあわないとかもないし」

友「不便がないならいいんだけどな。よっと、はい大皿」

女「ん、ありがと。それにしても高いところの物を取る友にはぐっと来るね」

友「なんだそりゃ」

女「そう言うのはわかるぞ。俺も男のころは『ぐっと来る男の仕草ランキング』とかネーヨって思ってたし」

友「あー、テレビとか雑誌でよくあるアレか」

女「そういうわけで抱きついてもいいよね?」

友「火とか刃物扱ってるんだから危ないだろ」

女「場所を変えればいくらでもしていいということですな」




178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:10:34.79
ID:9GN2mIF70

友「あえてぼやかしたことを引っ張り出すなよ」

女「いやほらちゃんと確認取らないと色々不安でな。とくに友だと」

友「もうちょっと信用してほしいもんだが」

女「俺は、友のことをすごく信用してるよ? ……良い方向にも悪い方向にも」

友「あんまり聞きたくないが、悪い方向ってなんだ?」

女「『それでも友なら、友ならやらかしてくれる…!』って感じの負の期待」

友「俺はそんなやらかしませんー」

女「……おまえがそう思うんならそうなんだろうな。おまえの中では」

友「悪かった、謝る。だから真顔はやめてくれ」




180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:11:39.55
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

〜15分後〜

女「ご飯できたわよー」

友「やっぱりその口調は違和感しかないな」

女「あら、そんなこと言うならこのしゃべり方で通そうかしら?」クスクス

友「できれば元に戻してもらえると嬉しいんだが」

女「いやですわ。友くんのうろたえ顔が面白いですのことよ」

友「もうブレ始めてるから戻せ戻せ」

女「むぅ、女言葉難しすぎだろ常識的に考えて」

友「変に意識してしゃべろうとするから難しいんだよ。それ以前に女言葉がデフォな女なんて見たことないし」




181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:12:27.27
ID:9GN2mIF70

女「だよなー。漫画とかアニメだとアリだけど、現実で『ですの!』とか『ですわ!』とか痛々しいもんな」

友「それはお嬢様言葉だ。それにしても、マジで料理上手くなってるみたいだな。前に作ったの見たときとは見た目から匂いから何もかも違う」

女「前に作ったのってホットプレートでやった焼肉じゃねーか」

友「いやまぁそうだけど、それでも手際とかがさ」

女「それはあるな、昨日作ったときに自分でも驚いたし。はい、ご飯」

友「お、サンキュ。ほかほかの白米、味噌汁、そして香ばしい匂いの生姜焼き……ツバが出てきた、絶対大盛りで食おう」

女「あれ、それじゃ足りない?」

友「……ネタをスルーされるのってなんかみじめになるな」

女「馬鹿なこと言ってないでさっさと食えよ」

友「おう、いただきます」




183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:13:25.54
ID:9GN2mIF70

女「いただきます」

友「うちで生姜焼き食べるなんて実家にいたとき以来(モグッ)――――!!」

女「ん?」

友「うまい」

女「ならよかった」

友「」もぐもぐもぐもぐもぐもぐ

女「ふふっ」クスクス

友「」がつがつがつがつがつがつ

女「ご飯、まだ余ってるけど?」

友「」つ茶碗

女「はいはい」クスクス




184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:14:43.85
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

友「ごちそうさま。うまかった」

女「お、ようやくしゃべったか。口にあったみたいで良かった良かった」

友「ああ、すげぇうまかった。俺の好物ランキングに大変動が起こったくらいだ」

女「みたいだね、友って味がまずけりゃまずいほど無駄口増えるもんな」

友「だってクソまずいものを黙ってもそもそ食うのって拷問みたいじゃねーか」

女「そういうときは無理しないで残せよ」

友「自分で選んだりしてるんだから、責任持って全部食うに決まってんだろ」

女「太るぞ」

友「それはさておき、こんなうまいもん作ってもらったし、何かお返しでも考えないとな」




185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:16:21.59
ID:9GN2mIF70

女「……そういうふうに言ってくれるのは嬉しい、嬉しいんだけどな友?」

友「なんだよ」

女「わかってないなぁ」ハァ

友「えっ」

女「俺が作ったの、おいしかったっていうのは本音だよな?」

友「あ、ああ、今までで食った生姜焼きで一番うまかったな」

女「だったらお返しとかいらないし」

友「いやいや、なんでそうなるんだって」

女「……友のわからんちんレベルが高すぎて俺のストレスがマッハ」

友「そこまで俺ひどいか?」




186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:17:39.45
ID:9GN2mIF70

女「ひどくはないな。ただにぶすぎるだけ」

友「それってひどいって言ってるよな?」

女「あのな、俺は友においしいって喜んでもらえただけで十分なんだよ。……こんなことわざわざ言わせんなよ」ぷいっ

友「! ――――あ〜……すまん、俺が悪かった」

女「ほんとに」

友「でもな? そういう経験ない俺に、すぐ察しろっていうのはちょっと難易度高いぞ?」

女「ガチで灰色の青春だったんだね」

友「お前だって似たようなもんだろが」

女「……まぁいいや。そういうわけだから、お返しとか本当にいいからな?」




187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:19:29.06
ID:9GN2mIF70

友「いやでも、こんだけうまいもん食わしてもらっといて――」

女「友」

友「はい」

女「好きな相手に料理作るのは、お返しがほしいからじゃないってわかるよな?」

友「!! ……うまかった。だから、また作ってもらってもいいか?」

女「……なんだよ、その気になればすぐ正解言えるんじゃねーか」

友「茶化すんじゃない。で、返事は?」

女「…………わかってるくせに」

友「顔、真っ赤だな」

女「言うな」





189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:20:40.65
ID:9GN2mIF70

友「かわいい」

女「寄ってくるな」

友「撫でてもいいか?」

女「聞くな」

友「じゃあ勝手にやるぞ」

女「だから聞くなって」

友「色々好き勝手やるわりに、何かされるのは苦手なんだな」なでなで

女「……」

友「何ぶすっとしてるんだ」なでなで

女「わかんない」





190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:20:58.76
ID:9GN2mIF70

友「わかんないってなんだよ」なでなで

女「……」

友「俺、また知らないうちに何かやらかしたか?」

女「……」ブンブン

友「じゃあ他に何「……友」ん?」

女「ぎゅってして」

友「ど、どうした、いきなり」

女「お願い」

友「――いいけど、本当にどうしたんだよ」オイデ

女「うん」ぎゅー




191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:21:57.14
ID:9GN2mIF70

友「……ったく」ぎゅうう

女「えへへ」

友「…………」ぎゅうううう

女「……スー……ハー」

友「?」ぎゅうううう

女「スーハー、スーハー」

友「……おい」

女「くんかくんか」

友「胸の辺りから変な呪文が聞こえてくるんですが」

女「幻聴だから気にするな」




192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:24:49.09
ID:9GN2mIF70

友「声に出しておいてよく堂々と嘘をつけるな?」

女「ロリにくんくんされるとか何それタマラン、ってどっか聞いたけど、友の趣味には合わなかったか?」

友「正直悪い気はしな――じゃなくて! ったく、いきなりいつもの調子に戻ったな」

女「うん、友の匂い嗅いだら落ち着いた」

友「そういう言い方するってことは自分でも変だって自覚してたんだな」

女「まぁ、な。めんどくさくてごめんね?」

友「これぐらいなら別にめんどくさいとも思わないけどな。でもいったいどうしたんだよ?」

女「いやぁ、ちょっとばっかし喜怒哀楽恥妬悔快が入り乱れてどうしようもなくなってね」

友「喜怒哀楽の後何て言った?」




193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:26:38.96
ID:9GN2mIF70

女「勝手な造語だから気にすんな。簡単に言えば、感情がぐっちゃぐちゃになって、どういう顔すればいいのかわかんなかったんだよ」

友「またいきなりどうしてだよ?」

女「ん〜、間接的に友のせい、になるかな?」

友「ま た 俺 か」

女「なんだよその反応は」

友「最近悪者にされる回数が増えたんでついな」

女「あのな? 友がその気になれば俺なんかチョロイっていい加減自覚しろよ?」

友「お前がチョロイとか嘘つくなよ」

女「友にかかれば俺を泣かせるのも怒らせるのも自由自在」




195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:27:41.16
ID:9GN2mIF70

友「その言い方だと、『泣いてるお前に怒られている俺(正座)』という図しか浮かばないんだが」

女「俺が泣きながら怒るとか、脳内で何をやらかしたんだよ友」

友「勝手に浮かんできただけだから知らん」

女「何だか卑屈な考えが染み付いてきちゃってるんだね」

友「お前がすぐ『わかってない』とか『俺のせい』とか言うおかげだな」

女「だって友のせいで、俺がどんだけ嬉しかったり気持ちよくなったりしてるか、友はよくわかってないじゃん」

友「……そういうことを、こういう体勢で、言うな」

女「そうだね、そろそろ食器とか片付けないとね」ぽすっ

友「言動が噛みあってないぞ」

女「1回くっつくと離れづらいのが困る」もごもご




196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:30:25.23
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

女「(ピッ、ピッ、ピッ)……ツマンネ(ブツッ)」

友「知ってた」ぬっ

女「あ、洗い物終わった? アニメ・ゲーム専用スクリーンの通常機能に、暇つぶしを期待した俺は馬鹿だったよ」

友「悪いが否定はできないぞ。あと専用ではないな、天気予報と地震速報もたまに見る(キリッ」

女「さぁアイス食べるか」すたすた

友「……せめて一言つっこめよ」

女「えっ、何? 何かボケてた?」

友「それは本当にわかってないのか? それとも俺を潰しにかかってるのか?」




197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:31:39.96
ID:9GN2mIF70

女「ああ、『おいおい、コイツは2ちゃんでの実況用のモニターだろHAHAHA!』って言うべきだったか?」

友「…………それもこれもテレビがつまらないのがいけないんだっ!!」

女「? よくわからないけど、何かまた勝手にやらかして自爆したんですねわかります」

友「おのれテレビめ」

女「なんだか人のせいにしてるようにしか聞こえないけど、まぁアイス食って頭冷やせ」つアイス

友「ああ、サンキュ。――あとお前、それ食ったら帰れよ?」

女「えっ」

友「えっ、じゃねぇだろ。さっきはつい反射的に頷いちまったけど、あんなもん無効だ」

女「何でだよ、前にも何度か泊まってるんだし、また泊まってもいいじゃん」

友「ダメに決まってんだろ」




198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:32:29.17
ID:9GN2mIF70

女「なんで?」

友「前とはお前の性別が違うだろが」

女「俺が女になったからって、泊まっちゃいけないっていうのはちょっとひどくないか?」

友「女になったからこそ、一人暮らしの男の家に泊まるとか言うなよ」

女「……なんで?」

友「わかってて聞くな」

女「いや、マジでわかんない。だってそれってあくまでも一般論だろ?」

友「『俺は大多数とは一線を画してる』とか言うつもりじゃないだろうな?」

女「さすがの俺もそこまで思ってないって。俺が言いたいのは、俺が泊まっても何も問題はないんじゃないかってこと」




199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:34:19.15
ID:9GN2mIF70

友「……お前に横で無防備で寝られると、さすがに理性がきつい」

女「俺は友に何されてもいい、って前に言ったはずなんだけどなぁ」

友「でも返事する前に手を出すのは違うだろ」

女「じゃあ我慢すればいいじゃん」

友「おい!」

女「俺は友の返事を『待機』一択なのに、友は『する』『しない』を好きに選択できるってずるくね?」

友「お前がおとなしく帰るなら、俺はそんな選択をしなくても済むだろが!」

女「うーん……じゃあ、あんまり使いたくなかったけど、使い古された卑怯な言い回しを使うか」

友「なんだよそりゃ」

女「『友は、俺のこと、嫌い? ……嫌いだったら、今すぐ帰る』」しょんぼり




200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:34:44.62
ID:9GN2mIF70

友「ぐ……うっ、お前、それは卑怯すぎだろ!」

女「だから卑怯って言ったじゃん。で、俺のこと追い出さないと気がすまないくらい嫌い?」

友「嫌いだったら家に上げないし、だ、抱きしめたりするわけないだろ!?」

女「つまりそれって俺のこ――――……」

友「? なんだよ、いきなり停止して」

女「危うく誘導尋問しそうだったのに気が付いてね。……こればっかりは友からちゃんと言ってもらいたいし」

友「???」

女「まぁ『嫌いじゃない』から泊まっていいって言質も取ったし、今日は泊まらせてもらうぜ」

友「あーもう好きにしろっ!」

女「その言葉が聞きたかった。おかげで持ってきた着替えが無駄にならないで済んだぜ」




202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:35:46.40
ID:9GN2mIF70

友「お前のバッグの中身はそれか! ってことは最初っから泊まる気満々だったんじゃねぇか!」

女「いやいや、友に本気でNOと言われたらすごすご逃げ帰るつもりでしたよ?」

友「そこそこ本気でNOと言ってたつもりなんだが」

女「わかってないね友。友の本気の拒絶は今の俺にとって一番怖いんだぞ?」

友「? そうなのか?」

女「そう、だから俺はここに泊まれるわけ」

友「…………? お前、今説明全部端折っただろ?」

女「さすがにばれたか」

友「国民は明確な説明を求めています!」

女「必要な分は見せたということだ。これ以上は見せぬ」




203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:36:05.21
ID:9GN2mIF70

友「何を?」

女「デレ」

友「どこにデレがあったって言うんだ!?」

女「この常時デレっぱなしの俺を捕まえて何を言うんだ」

友「じゃあもっとわかりやすいのを見せてくれよ」

女「……友?」

友「な、なんだよ」

女「好き」にこっ

友「」

女「……そこで固まられると困るんだけど」




204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:36:42.82
ID:9GN2mIF70

友「――――あっ!? す、すまん、そういうつもりじゃ」

女「あー傷ついたわー。素直な気持ちをスルーされてマジ傷ついたわー」

友「うっぜ!? あ、いや、でも今のは俺が悪かった、か?」

女「そんな無理してハテナマーク付きで謝らなくてもいいし」

友「あーもう、悪かったって!」

女「ちゃんとそう思ってる?」

友「当たり前だろ」

女「ほんとに?」

友「ああ」





205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:37:56.79
ID:9GN2mIF70

女「じゃあお詫びにいっしょにお風r「絶対に入らないからな!?」

女「ちっ、さすがに同じような話の振り方じゃ騙されないか」

友「拗ねたフリして何てことを言い出すんだお前は」

女「全部フリじゃないけどね? ほら、わだかまりを無くすには裸の付き合いがいいって言うじゃん?」

友「それってあくまでも男同士の話だよな?」

女「混浴は男の夢!」

友「それは温泉の話だ!」

女「別にいいじゃん、お風呂いっしょに入るくらい」

友「泊まるのは許せたって風呂なんか許せるわけないだろが!」




206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:38:19.09
ID:9GN2mIF70

女「ヘタレ」

友「うるせぇ!」

女「まぁ冗談はこれくらいにするか。いくら友でも風呂は許してくれないってわかってたし」

友「わかってるくせに何でこんなこと言うんだよ」

女「いやほら、万が一ってこともあるじゃん? それに備えて一応水着も持ってきてるし」

友「みずぎ?」

女「そう。スク水」

友「な、なんでそんなの持ってきてるんだよ!?」

女「俺の提案を蹴った友がドヤ顔で『一緒に風呂なんか入れるわけないだろ。ま、今ここに水着でもあるなら話は別だけどな』みたいなこと言ったとき用?」

友「もし俺がそれ言ってたら即死コンボ発動してたのか……」ガクブル




207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:38:48.05
ID:9GN2mIF70

女「さっきも言った通り、あくまでも冗談だし? もし言ってたとしても最終的には別々に入るだろうけどな。その途中で俺に散々からかわれるだろうけど」

友「お前は本当にタチが悪いな。……もし万が一、俺が乗り気だったらどうするつもりだったんだ?」

女「言うまでもないな」

友「聞くまでもなかったか」

女「そういやスク水はどうする?」

友「そのまま取り出さず黙って持って帰れ」

女「見たいなら着るけど?」

友「…………………………………………き、今日は、いい」

女「すごい葛藤だったな」

友「ほっとけ……」




208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:39:09.56
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   ※   ※   ※   ※   ※

女「そうだ、今日友に会ったら聞こうと思ってたことがあったんだった」ファイヤー

友「めちゃくちゃ今更過ぎるけど何だ?」ヤッタナー

女「友ってさ、ロリが夜更かしするのは嫌いか?」ばたんきゅー

友「……言ってることがピンポイントすぎてよくわからないんだが」

女「やっぱ初代ルールは決着早すぎだな。いやちょっとね、昨日おとといと夜眠くなる時間がみょーに早くなっててさ。一応聞いてみようかと」

友「妙、ってどれくらい早くなったんだよ」

女「今までは寝る時間が12時過ぎくらいだったのが、ここ2日間は11時前には眠くてしょうがなくなる」




210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:40:10.86
ID:9GN2mIF70

友「1時間以上はでかいな。あ〜……ちゃんと好みとして考えたことなかったけど、そうだな。言われてみれば、たしかに眠い目こすってるって感じが好きだわ」

女「まぁ深夜に爛々とした目で徘徊する幼女ってのは、完全にジャンルが違うわな」

友「で、俺のせいで活動時間が短くなったって文句でも言いたいのか?」

女「んーん、これはこれで寝起きがめちゃくちゃ良くなったからアリなんだけど……」

友「だけど?」

女「眠くなっちゃう前に、そろそろ風呂に入っておきたいかな〜って」

友「そうか。じゃあ、ちょっと準備してくるな」

女「ごめんね。泊まりたいって言い出したうえに風呂の要求までして」




211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:40:38.60
ID:9GN2mIF70

友「気にすんなって。じゃ、さくっと準備してくるからちょっと待ってろ」

女「待ってる間、友の部屋入ってもいい?」

友「お前は何を今更……。今までは勝手に出入りした挙句、人のパソコンまで勝手にいじってたろうが」

女「ほら、それに関してこないだ怒られたばかりだし、一応遠慮してたんだけど、じゃあ入って漫画とか読んでてもいい?」

友「別にいいけど、パソコンには触るなよ前科持ちめ」

女「モチロンサァ」

友「さ わ る な よ ?」

女「わかった、わかりました」




212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:41:14.28
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

友(もう10時過ぎか)ジャー

友(先にあいつを風呂に入れて、次に俺で、そんで大体11時前)シュッシュッ

友(そこから1時間もしないうちにあいつは寝るのか。やっぱ早いよな)ゴシゴシ

友(無理すりゃ起きてられるだろうけど、今日はあいつに合わせてやるか)ゴシゴシ

友(12時前に寝るとか、風邪引いたとき以来だな)ゴシゴシ

友(…………寝る?)ピタッ




213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:41:54.85
ID:9GN2mIF70

友(あいつは、どこで寝るつもりなんだ?)

友「…………」ゴシゴシ

友「…………」ゴシゴシ

友「…………」ゴシゴシ

友「はぁ」ジャー

友「……しょうがねぇか」




214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:42:20.56
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

友「風呂もうすぐ炊けるぞー――って何してやがる」

女「『同じ人の本』の読書」

友「どっから引っ張り出しやがった」

女「ベッドの横に転がってたよ? 同人誌といえばエロかと思ってワクワクして手に取ったけど、これってエロなしなんだな」

友「聞いた話だと18禁は同人誌全体のほんの一部らしいぞ」

女「エロなしとは言ってもさすがは友だけどな。中学生の女の子同士のいちゃいちゃですかそうですか」

友「人の趣味にケチをつける気か?」

女「いやー、男のころから百合はいまいちわからなくてね。女となった今としてはまだBLのほうがわかるかも」

友「お願いだからそっちへ行ってくれるなよ?」




215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:43:02.82
ID:9GN2mIF70

女「腐ると取り返しがつかないらしいから行くつもりなんかないって」

友「ならいいんだけどな。で、だ。さっき気づいたんだが、お前、今日どこで寝るつもりだ?」

女「友のベッド」

友「…………。じゃあお前にベッドを貸した俺はどこで寝るんだ?」

女「友のベッド」

友「――――まぁ、それしかないよな」

女「……えっ、あれ? 驚いたり止めたりとかしないの?」

友「お前がそういうこと言い出すのは予想できてたっつーか、そもそも俺んちに客用のフトンとかソファねーしな。この寒いのに床で寝かせられないし、俺だってもちろん嫌だ」

女「それでも友なら『フトンないから帰れ』くらいは言いそうなもんだけど」

友「そう言おうかとも思ったけど――」




216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:43:24.04
ID:9GN2mIF70

女「まぁ、友が許してくれるなら俺はありがたくお言葉に甘えさせてもらうよ。友にくっついて寝れるとか素晴らしいじゃないか」

友「先に言っておくが、ただ寝るだけだからな? 何か変なこと考えるんじゃねぇぞ?」

女「えっ?」

友「えっ、ってお前、やっぱり何か企んでやがったのか」

女「いや、俺、友にくっついて寝たいなーって思ってただけなんだけど……変なことって何?」きょとん

友「なっ、おま!? なんでそこでいきなり純粋な目をするんだ!?」

女「? ……――ああ、なるほど。そうか、そういう手もあったのか」ニヤニヤ

友「ああっ俺のせいで目が濁ってしまった!」

女「え〜? 変なことって何ですかぁ? わからないから具体的に教えてほしいですぅ〜」

友「」ペシッ




217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:44:01.68
ID:9GN2mIF70

女「あたっ。……うん、うざすぎる言い方した俺が悪かったけどさ、無言ではたくなよ」

友「悪いな、気づいたら勝手に手が動いてた」

女「話を戻して。つまり友はいっしょに寝てる間に、俺が裸になって誘惑したり、性的な意味で襲いかかったりするのを懸念したわけだな?」

友「あえてぼやかしたのに具体的に言われるときっついわぁ〜……」

女「とりあえず、今日はやるつもりないから安心しろよ」

友「『今日は』ってとこが引っかかるが、その言葉は信じてもいいのか?」

女「無理言って泊めてもらうのに、友が困ることするわけないだろ」

友「常識的なこと言われてるのに、どうしてこうも不安が残るんだ?」

女「でも友がやれって言うなら裸で添い寝もやぶさかでは――」

友「よし黙れ風呂入ってこい」





218: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:44:45.31
ID:9GN2mIF70

女「まだ炊けてなくね? 本音を言えば、パンツ1枚でフトンで上半身隠した感じでしおらしく誘惑したら、いくら友でも理性が揺らぐとは思うんだけど」

友「ひどく心外だが……ちくしょう否定できねぇ」

女「でも、今となってはそれをやる気はないな」

友「なら良いんだけどな」

女「……」

友「……」

女「おい」

友「あん?」

女「せっかくわりと感動的な理由を準備してたのに簡単に流すなよ。今のは『何でやる気がなくなったんだ?』って聞くところだろ」




220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:45:29.19
ID:9GN2mIF70

友「いや、だってほら、ヘタにつついてやる気を取り戻されても困るだろ」

女「負の方向の学習能力すごいですね」

友「それほどでもない」

女「……本当にわりと真面目な理由だったんだけどな〜」ちらっ

友「はいはい、後で聞いてやるから風呂行ってこい。今度こそ炊けてるだろ」

女「ちっ。ああそうそう友、言っておくけどな。覗くんじゃないぞ?」

友「誰が覗くか!」

女「友もわかってるな、覗くくらいなら堂々と入って「それもしねーよ!」




221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:46:02.95
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

女(さて、女として初めて友んちの風呂に入るわけだが)ガラッ

女(こ、ここで友がいつも体を洗ってるのか〜)ドキドキ

女(とか、やっぱり思わないなぁ)ツマラン

女(…………)ジーッ [鏡]

女(この体形が、友の理想、なんだよなぁ?)

女(反応か察するにずいぶん好評なのはわかるけど、こんな貧相な体の何がいいんだか)ジャー

女(……肌がつるっつるになったのはありがたいけど)もこもこもわもわ

女(女としての記憶があるせいか、女の身体っていっても結局自分にしか見えないし)こしこし




222: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:46:31.29
ID:9GN2mIF70

女(どこもかしこもちっちゃいのに、友は何が楽しいんだろう)もこもこ

女(男のころからロリ趣味というのはよくわからん)もこもこごしごし

女(まぁ、楽しんでもらえるならそれに越したことはないんだけどさ)ジャー

女(……やっぱり、友は返事するまで手は出さないつもりなのかな?)ジャー

女(…………)

女「ふへ〜」ちゃぽ

女(本当、もうちょっとでかかったら色々捗ったのに。誘惑的な意味で)ぺたぺた

女(あ、でもそれじゃ友の好みから外れるか)ぺたぺた

女(…………)ぺたぺたふにふに

女(自分で触っても楽しくも気持ちよくもないなぁ)ハァ




223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:46:51.16
ID:9GN2mIF70

女(おとなしく友が返事をしてくれるまで待つべきなのか?)

女(あと3、4日我慢すれば友も覚悟を決めてくれるだろうし)

女(……またへたれたりしないよな?)

女(……)耳ふにふに

女(やっぱり、自分じゃ何も感じない)ハァ

女(また、してくれないかな〜)

女(今日はあの時みたいにお互い頭煮えてないから無理か)

女(でも)

女(ちゅー、したいな)




224: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:47:15.93
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

友「……」ペラ…ペラ…

友「……」パラパラ

友「……」パタン

友(何も考えるな)

友(思考を止めろ)

友(考えたらそこで終わりだ)

友「…………」

友「…………」もやもや




225: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:47:42.72
ID:9GN2mIF70

友「……はぁ」

友(あいつが風呂入ってるってだけでいっぱいいっぱいとか、この後どうするんだよ俺)

友(いっしょのベッドで寝るとか、こんなんで耐えられるのか?)

女「風呂ありがとな〜」ほかほか

友(耐えられなくなったら、あいつは逆に喜ぶかもしれないけど)

女「友〜?」

友(……それは、ちょっと違うんだよなぁ)

女「……」ススス

友(俺としては、できれば――)




226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:48:18.33
ID:9GN2mIF70



女「何読んでるのっ?」がばっ



友「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!????」



女「」

友「」

女「驚かせた俺が悪いとは思うけどさ、『うわー』って……『うわー』って」

友「お、お、お前がい、いきなり抱きついてきたのがいけないんだろ!?」

女「いや、それ差し引いても『うわー』って」




227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:48:36.43
ID:9GN2mIF70

友「勝手に出た叫びをこれ以上引き摺らないでもらえませんか?」

女「友の黒歴史生産スピードが速すぎて世界がヤバイ」

友「たいてい原因はお前だろうが!」

女「ほうほう? でも俺はごく普通の会話だったり、ごくごく軽いイタズラ程度しかしてないつもりだけど?」

友「加害者のくせによくもそんなこと言えるな」

女「そんなこと言うなら、どっちが悪いか色んな人に聞いて回ってみようか?」

友「おいやめろ」





228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:49:12.91
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

友「しかし風呂から出るの早かったな。女の風呂は長いって聞いてたんだが」

女「人んちで長風呂するとか礼儀知らずすぎるだろ。それにこれでもちゃんと暖まってるし」ぎゅー

友「それは、まぁ、わかる。で、俺はいつまで背後を取られたままでいればいいんだ?」

女「ん〜、いきなり抱きついたのはやっぱ失敗だったかもな〜」ぎゅー

友「あれだけ驚かせておいてまだ足らないと言うつもりか」

女「逆に驚かせすぎたから本来の目的が果たせてないって感じ?」

友「目的って、まだ何か悪巧みしてやがるのか」

女「悪巧みっていうか、買い物する前から言ってたことなんだけど。友は今俺がどういう体勢なのかちゃんとわかってるか?」




229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:49:44.35
ID:9GN2mIF70

友「普通に後ろから抱き着いてるだけだろ?」

女「うん正しい。それで、背中に何も感じない?」

友「いや? お前がくっついてる感じしかしないけど」

女「………………」すっ

友「?」

女「……」じーっ

友「どうした?」

女「……」ぺたぺた

友「な、何してるんだよ?」

女「このロリコンめっ!」





230: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:50:28.12
ID:9GN2mIF70

友「そしてなんでいきなり罵倒されなきゃいけないんだ」

女「あのな? 今俺、おっぱいを当ててるつもりだったんだ」

友「おっぱ……!?」

女「なのに『当ててんのよ』のつもりが『当たりもしないのよ』って何の冗談だこれは!?」

友「だからって俺にキレるな!」

女「友の理想がぺったんこなのが悪いんじゃん!」

友「俺は何も悪くねぇ! ロリが胸小さいのは当たり前だろ!」

女「ぺったんこすぎて俺は何も面白くないんだよっ。世間にはロリ巨乳って――」

友「ロリ巨乳とか、お前、喧嘩売ってんのか……?」

女「今まで見たことない真面目な顔をすんなよ」





231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:50:47.48
ID:9GN2mIF70

友「お前が馬鹿げたこと言いだすからいけないんだろが」

女「ロリコンは筋金入りでしたかそうですか」

友「もうわかりきってるくせに改めて言うな」

女「言いたくもなるって。風呂とか着替えのたびに思うけど、本当につまんないんだぞコレ」

友「まぁお前はつまんないかもしれないけど、俺はそれで十分楽しいし」

女「じゃあ触ってみる?」

友「ど う し て そ う な る」




232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:51:15.90
ID:9GN2mIF70

女「まだろくに触ったこともないくせに楽しいと言うのは、おこがましいとは思わないかね?」

友「名言を汚すな。……実際触りたくないといえば、もちろん嘘になるけど、そういうことをノリで言うんじゃない」

女「半分は本気だけどね。自分で触ってもつまらないけど、友に触ってもらうのは楽しそうだし」

友「……大体想像付くけど、何が楽しいんだ?」

女「主に友の反応?」

友「よし! 俺も風呂入ってくるか!」

女「あ、その前にちょっと聞きたいことが」

友「変なことを上塗りで言ったら本気でデコピンするからな?」




233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:51:44.72
ID:9GN2mIF70

女「そうじゃなく……えーっと、このパジャマ、変じゃないよな?」

友「は? いや別に。ちょっとだぼっとしてるのが可愛くていいんじゃね?」

女「――――。……何だかんだでタラシだよなぁ」ボソッ

友「? じゃ、さくっと入ってくる。ああ、寒かったらベッドに入っててもいいからな」

女「ん、わかった」



女(――――さて)もぞもぞ







234: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:52:01.73
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

〜8分後〜

友(あいつを一人にしておくのが不安とは言え、なんという最速タイム)

友(せっかくの湯船を1分弱とかすげぇもったいないけど)

友(まぁ一応客を放っておくってのもアレだしな)

友(さて、ちゃんとおとなしく待ってるんだろうかね)

友「おーい、出たぞー」ガチャッ

女「!?」

友「!?」




235: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:52:42.57
ID:9GN2mIF70

女「……」

友「……フトンに上半身だけ突っ込んで、何、やってんだ?」

女「……」もぐりもぐり

友「そこから無言で潜っていくな!」

inフトン『ふぇっ!? ……あー、ごめん、ちょっと寝てたわ』

友「白々しいにも程があるだろ! あーもう、とりあえずさっさと顔出せって」

inフトン『静まりたまえ、君は今ラピュタ王の前にいるのだ』

友「あまり私を怒らせない方がいい」(#^ω^)

inフトン『当分二人きりでここに住むのだからな!』




236: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:53:03.85
ID:9GN2mIF70

友「ここは天空の城じゃねぇぞ」

inフトン『ムスカはロリコンだと思ってたけど、友を見てると違うってわかるな。友のほうが全然良い』

友「良い意味で言ってるつもりだとしても、全然褒め言葉になってないからな? というかいい加減顔くらい出せって」バッ

女「うひゃっ…」

友「お前……暑かったんならさっさと出れば良かったじゃねぇか」ハァ

女「えっ?」

友「顔赤くなってるぞ。俺を驚かそうとしてたのかもしれないけど、入ろうとしてるの見られた時点で諦めてさっさと出てくりゃいいものを」

女「友を驚かす?」

友「あ、違うのか? てっきりフトンの中で待ち伏せでもしようとしてたのかと」

女「驚かすつもりならそんなわかりやすいのじゃなくて、もっと突拍子のないことで驚かすって」




237: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:53:31.83
ID:9GN2mIF70

友「まぁお前ならそうか。じゃあ何をしてたのか教えてもらおうか?」

女「……怒らない?」チラッ

友「上目遣いは卑怯だからやめろ」

女「怒られないためなら卑怯な手だって使うぜ」じーっ

友「それは俺が怒るようなことをしてたって言ってるようなもんだぞ」

女「いやでも行動としては、ただ単にフトンに顔突っ込んでただけだよ?」

友「で、その目的は? あんな顔赤くまでなってて寒かったってわけじゃないだろ」

女「…………俺な、女になってから、友の匂いがすっごい好きになったんだ」

友「きゅ、急に何言ってんだよっ?」

女「あんまりはっきり言いたくないから、今ので全部察してほしいんだけど」




238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:54:01.52
ID:9GN2mIF70

友「――――あ〜、つまり、だから顔突っ込んでたと?」

女「」コクン

友「それにしたって、俺が戻ってきたら潜らないでさっさと出れば良かったじゃねぇか。それだったら俺もこんなに気にしなかっただろうし」

女「だって……あんなところ見られたら、顔合わせられないもん」

友「もしかして顔が赤かったのは、暑かったってわけじゃ――」

女「」コクン

友「そうか。……そうか」

女「……怒らないの?」

友「いや怒るも何も。結局のところお前は普通にフトンに入ってただけだからなぁ」




239: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:54:21.11
ID:9GN2mIF70

女「気持ち悪くない?」

友「靴下とかパンツが標的ならドン引きだけど、これくらいじゃ全然何とも思わないな」

女「あ、俺はそっち系には興味ないから安心して」

友「それなら良いんだが。……自分じゃわからんけど、そんなに良い匂いか?」

女「いや、普通に男臭いだけ」

友「当然の答えだけど、何となくショック受けるなソレ」

女「でもね、すっごく落ち着くし、何か勝手に笑顔になっちゃうって感じの匂い」

友「そういえばメシの後に似たようなこと言ってたか。そんなに良いもんじゃないと思うけどなぁ」

女「俺としては四六時中くっついてたいくらいだけど、まぁそれは友の迷惑になるからね」

友「迷惑じゃないが、外であんまりくっつかれるのも困るな」




240: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:55:02.90
ID:9GN2mIF70

女「じゃあ、今抱きついてもいい?」

友「っ、なんでわざわざ聞くんだよ?」

女「一応お伺いを立てないと不安でね」

友「そのわりには好き勝手しまくってる気がするけどな」

女「こないだはそうかもしれないけど、今日は自粛してるつもりなんだけどな〜」

友「嘘をつくな。……ほら、おいで」

女「……えへへ」ぴとっ

友「その笑い方、できればやめてもらえないか?」

女「何か気に食わなかったか?」

友「理性の維持がきつい」




241: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:55:57.29
ID:9GN2mIF70

女「たかが笑い方一つで?」

友「だから自分の顔の威力を理解しろとあれほど」

女「まぁ、友が嫌ならやめる」

友「嫌ってわけじゃないんだけど、悪いな」なでなで

女「えへへ」

友「おい!」

女「えっ? あ、違っ、わざとじゃなくてね? ……勝手に出ちゃうんだからしょうがないじゃん」

友「……」ぎゅううう

女「んゃ! えへへへ、やっぱり友に抱きしめられるの気持ちよくて大好きー」ぎゅー

友「かわいい」なでなで




243: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:56:53.48
ID:9GN2mIF70

女「んっ……撫でられるのも好きー」エヘヘヘ

友「……」

女「…………? ――ねぇ、友?」

友「言うな」

女「おっきくなってない?」

友「これで反応するなとか無茶言うなよ」

女「どうする?」

友「どうもしない」

女「最後までするのが引っかかるなら、途中までっていう手もあるんだよ?」

友「しない」




244: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:57:25.08
ID:9GN2mIF70

女「……そっか」

友「……そうだ」

女「じゃ、そろそろ寝ようか。俺、もう眠くなってきたし」すっ

友「えっ? お、おい?」

女「なーに?」

友「あ、いや……もう、寝るのか?」

女「あ、ごめん、そうだよね、友が寝るには早いか。じゃあ悪いけど、俺先に寝てもいい?」

友「お前が寝るんだったら俺も寝るけど……いいのか?」

女「何が?」

友「いや……」





245: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:57:55.98
ID:9GN2mIF70

女「あ、俺壁側のほうがいい」

友「ああ、それはいいんだけど」

女「だけど?」

友「……いや、なんでもない」

女「…………」

友「…………」

女「じゃあ寝よっか」

友「ああ」





246: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:58:40.29
ID:9GN2mIF70

   ※   ※   ※   ※   ※

女「二人で寝てもそんなに窮屈じゃないって、やっぱり友のベッドってでかいよね」

女「たしか、友の叔父さんが実用性と下ネタを兼ねて買ってくれたんだっけ?」

叔父『でかいベッドのほうが色々捗るぞぉ〜』ニヤニヤ

女「大学の入学祝いに、って気前いいよな」

女「しかも暗に女を連れ込めって言うなんて、ユーモアがわかりそうな人っぽいし」

女「まぁでも友は今日の今日まで男しか連れ込んだことなかったらしいけど」

女「……ねぇ友」

友「…………なんだよ」




247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:59:02.58
ID:9GN2mIF70

女「なんでずーっとこっち見ないの?」

友「わかってるくせにあえて言うな」

女「ふ〜ん?」もぞもぞぴとっ

友「っ!」

女「うん、これはこれで悪くないけど、せっかくだからちゃんと向き合った状態でくっついて寝たい」

友「無茶言うな」

女「じゃあ腕枕で我慢するから腕貸して」

友「それくらいなら……って、それだと体勢的にそっち向かないと無理じゃねぇか」

女「ちっ、気づかれたか」

友「気づかねーわけないだろ」




248: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 01:59:56.54
ID:9GN2mIF70

女「…………『おにーちゃん』」

友「!!?」

女「『ぜったいにだめ、なの?』」

友「そそんな卑怯な手を使ってもダメだ!」

女「む〜、『た だ 寝 る だ け』なのに何でそんなに頑ななんだよ」

友「……何かものすごいイヤミを言われた気がする」

女「あんまり丸出しにして話すのもアレだと思って自重してたけどさ、俺、別に友の怒張を押し付けられても嫌じゃないぞ?」

友「もっと言葉を選べ!!!」

女「じゃあ、友の張り詰めた下半身が俺の「おい、マジでやめろ」




249: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 02:00:31.65
ID:9GN2mIF70

女「ま、そういうわけだから、こっち向いてよ」

友「お前はそれでいいかもしれないけど、こっちはそれだけじゃ済まないんだよ」

女「いっしょのフトンに入って、こんだけくっついても平気なんだから、こっち向くくらいは大丈夫じゃない?」

友「平気ってわけじゃないんだけどな」

女「じゃあさ、俺が壁のほう向くから、友がこっち向くっていうのじゃダメ?」

友「お前が視界に入るのがキツイって言ってるだろ」

女「…………じゃあ、視界に入らないように潜るから。そんで、俺が寝るまでだけでいいから。寝たら、もう友の好きなようにしていいからさ。おねがい」

友「……なんでそこまで食い下がるんだよ」

女「いやね友さん、これ、ものっすごい不安になる」

友「不安?」





250: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 02:00:54.12
ID:9GN2mIF70

女「友があっち向いてるのは、情けない理由だっていうのはわかってるんだけど」

友「おい」

女「それでも、ずーっと背中向けられてると、拒絶されてるみたいで、こわい」

友「拒絶……って、俺はそんなつもりは――!」

女「わかってる、わかってるけどさ。……だったら、お願いだから、こっち向いてよ」

友「――――……あ〜くそっ、だからお前はいちいちずるいんだよ」ぐるっ

女「えっ……あっ!」もぞもぞ

友「いいから! わざわざ潜らないでそのままでいいって」

女「え、でもそれじゃ友がキツイって」




251: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 02:01:19.86
ID:9GN2mIF70

友「そりゃキツイけど、あんな泣きそうな声出されるよりはマシだ」

女「泣いてないよ?」

友「んなの見りゃわかる」

女「俺、そんな声出してたか?」

友「ああ。自分がきついことより、お前の気持ちを優先したくなるくらいには」

女「そっか、何かごめんね?」

友「……」ぐいっ

女「わぷっ、なんだよいきなり」

友「……寝る前もそうだったけど、お前、なんで今日はそんなに引くんだ?」

女「えっ、今さら友の性癖に引くわけないじゃんか」




252: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 02:01:43.24
ID:9GN2mIF70

友「そっちの意味じゃなく! 何か、踏みこんでこないっていうか、おとといに比べておとなしいっていうか……」

女「まぁ自重してるからね」

友「自重?」

女「うん。おとといのテンションのままで全く自重しなかったら、たぶん友が本気で怒りそうなことやってると思う」

友「ちなみに何を企んでやがった」

女「えーっと、風呂に入った後にシャンプーがないって嘘ついて、友が脱衣所に来たのを見計らって扉を開けるとか、
  風呂場にわざと下着置き忘れてどんな反応するか見てみるとか。ああ、もちろん友が風呂に入ってるところに乱入くらいはしてるだろうし、
  実は最初から服の下に水着着てて、友の前でいきなり服を脱ぎだすっていうのもあり得たかもな」

友「……もうどういう顔していいかわからねぇよ」




253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 02:02:09.35
ID:9GN2mIF70

女「でもこんなこと考えついても一つだって実行しなかっただろ?」エヘン

友「自重して当たり前のことで偉そうにすんな」

女「もし友のご希望通りに自重しなかったら絶対に1個は実行してただろうけどな」

友「誰がいつ希望したって?」

女「えっ? あの口ぶりからすると『もっと好き勝手しろ』ってことだろ?」

友「人の言葉を捏造するな!」

女「でも今日は何もしないって決めてるから、せっかくの添い寝でもおとなしくしてるけどね」

友「おとなしく……? いや、まぁ、そう……か?」

女「そうそう。もしこないだみたいに頭煮えてたら、今の状況でこんなに良い子でいるわけないだろ?」




254: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 02:02:24.45
ID:9GN2mIF70

友「……………………それもそうだな」

女「ちなみに今どんなエロい妄想したの?」

友「誰が言うか」

女「エロい妄想したのを隠さない友さんマジカッケーっす」

友「お前が隣に寝てるんだからしょうがねーだろが」

女「……へぇ〜」

友「そこで赤くなられると妄想が加速するからやめろ」

女「わかってると思うけど、友にはその妄想を実現する権利があるよ?」

友「権利を行使できるのは義務を果たしてからだな」




255: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 02:02:54.60
ID:9GN2mIF70

女「ちなみにその義務を果たせるのはいつぐらいになりそうですか?」

友「…………もうちょっと時間をくれ」

女「ヘタレ」

友「その通りだ」

女「開き直るなよ」

友「本当に、お待たせして申し訳ございません」

女「まぁ待つよ。友のことはちゃんと信用してるからね。……良い方向にも悪い方向にも」

友「また悪い方向が付くのか……」

女「こんなにヘタレてるくせによく文句が言えるな」




256: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 02:03:12.44
ID:9GN2mIF70

友「ぐっ……じ、じゃあ良い方向っていうのはどういうことなんだ?」

女「友は自分の言葉を翻さないから」

友「翻さない?」

女「そう。だから友の言葉は全部安心して信用できる」

友「俺としてはそんな自覚はないんだが」

女「自分じゃわからないだろうけど、そこに関しては自信持っていいと思うよ」

友「自分でもわからないところを持ち上げられても、何か居心地が悪いな」

女「こないだもあんなに冗談っぽく言ってたペロペロ(^ω^)を結局ちゃんとやったわけだし」

友「おいこら」




257: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 02:03:41.62
ID:9GN2mIF70

女「今思えば初日に耳舐めとかマジパネェっす」

友「よしわかったもう寝ろ」

女「ん、さすがにもう眠いしね。じゃあ悪いけど、俺が寝るまでちゃんとこっち向いててね?」

友「今さらあっち向いたりとかしねぇよ」

女「……いいの?」

友「もう多少の寝不足は覚悟の上だ」

女「俺が言うことじゃないけどそんなに無理しなくてもいいよ?」

友「……」ぐいっ

女「!」

友「黙って寝ろ」




258: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 02:04:29.47
ID:9GN2mIF70

女「…………カッコつけやがって」

友「ぐちゃぐちゃ言われると決心が鈍りそうなんだよ」

女「じゃあ黙って寝たほうがオトクか」

友「そうだ」

女「じゃあ、おやすみ」

友「ああ」

女「……」

友「……」

女「…………」

友「…………」




259: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 02:04:45.31
ID:9GN2mIF70

女「ごめん、友」

友「ん?」

女「もういっこだけ、わがまま言っていい?」

友「おとなしいのにしろよ?」

女「…………て」ボソッ

友「ん?」

女「ちゅー、して?」

友「……いいのか?」

女「してほしいから言ってるんだよ」

友「わかった」




260: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 02:05:34.37
ID:9GN2mIF70

ちゅ


女「ん、ありがと」えへへ

友「……本当、悪いな」

女「何で謝ってるのか自分でわかってる?」

友「一応、わかってるつもりだ」

女「ならいいや。今度は、友からお願いね?」

友「努力する」

女「うん。じゃあ、おやすみ」

友「ああ、おやすみ」



3日目、おしまい




263: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 02:09:27.14
ID:9GN2mIF70

眠すぎて投下が流れ作業になってしまった感

またもエロはなし
しかし構想上最終話の6〜7日目はエロアリで頑張ってみる
また数ヶ月後になりそうだけど、その時は
女「俺の親友の女にしてほしい」って感じのスレタイになると思う

長々とありがとうございました




262: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 02:09:26.41
ID:mnjaAOL50

俺の普段の妄想そのままだ
やっぱり全力で尽くしたり甘えたりしたいよね
胸キュンでしんじゃいそう


※最初から読む
■女「俺の親友に漢になってほしい」

※超おすすめスレから読む
■バイトの超可愛い後輩が強者だった
■男「…願いを叶えてくれるのか?」猫「にゃー」
■あるところに、普通の童貞がいました。
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posted by 昨日みた明後日の夢 at 19:01 | Comment(1) |日記|道草|人気記事はこちら|はてブ
この記事へのコメント
  1. 続きはまだか〜
    Posted by ななしさん at 2012年03月13日 16:10
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