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2012年02月08日

女「俺の親友に漢になってほしい」

女「俺の親友に漢になってほしい」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:00:02.71
ID:kzZdiOS/0

男「俺の親友を女にしてほしい」の続き
あれから5ヶ月も経っちゃったのでまた最初から

・若干のマイナーチェンジ
・最後まで書き溜め済み

あとは無言で淡々と書き込んでいくぜ




2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:01:28.50
ID:kzZdiOS/0

 いん あ まんず どりーむ

悪魔「寿命5年と引き換えにどんな願いでも叶「俺の親友を女にしてほしい」

男「俺でも気づいていない深層意識レベルでの俺の好みに合わせて女体化させてほしい」

男「髪とか顔とか背とかおっぱいとか脚とか尻とか太ももとか膝小僧とかへそとか
  うなじとか耳たぶとか後頭部の丸っこさとか鎖骨とか踝とかむちむち具合とかそこから汲み取ってね」

男「できれば女体化のときに若干ツンデレ成分を含めること。『元々は友達だったのにこの気持ちは何?』的感情の種を埋め込んでくれておくと尚いい」

男「俺の無意識レベルの好みに合わせると言っても、世間一般で思われてる美的感覚もちゃんと加味してね」

男「だけどあんまり可愛すぎると困るから俺と友人以上の付き合いを続けているうちは、その他の生物の性的対象にはならないようにしておいて」

男「つまりレイプとかNTRとかそういう展開には絶対にならないようにしておくこと。俺、NTR属性ないから」

男「で、いざ俺とえっちぃことをする時は中に出しても子どもができないようにしといて」

男「だけど将来的には子どもは欲しいから、結婚して経済的に余裕ができて『そろそろだな』『うん♪』的な会話を交わしたら子どもができるようにしておいてね」



目覚めると従姉妹を護る美少女剣士になっていた


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:02:05.42
ID:kzZdiOS/0


男「あ、あと急に女体化したら大変なことになるから、親友は元々女の子だったって風に歴史の改ざんよろしく」

男「んで、その世界では親友が元々男だってことを知ってるのは俺と本人だけでね。それ以外の人が知ってると混乱の元だし迷惑だし」

男「じゃ、こんな感じで。俺は起きるから後はよろしく〜」

悪魔「(#^ω^)」








女(=男)「っていう夢を見た」

友「ちょっと待て」






4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:02:48.68
ID:kzZdiOS/0

女「なんだよ、春休み初日に呼び出されたのがそんな不愉快か?」

友「いやそうじゃなくてな、…………なんで、女になってるんだ?」

女「あ、俺が元々男だってのはわかってるんだ。そうだよなぁ、本当ならおまえが女になる話だったはずなのに」

友「いやいやだから、どうして女になってるんだって聞いてるんだ」

女「なんでだろうなぁ? ま、順当に考えたら夢の中の話が現実だったってことだろ。その証拠に、ほれ」

友「なんだこの紙?」


紙『とてもとてもとてもとてもとても不愉快でしたので契約は不成立とさせていただきます。貴方の寿命は戴いておりません。
  代わりに貴方が望んだ全ての願いは、貴方様自身をもって完全に叶えて差し上げます。


  これで一生ふざけたこと抜かせないだろクソ野郎が』


友「」





5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:03:56.23
ID:kzZdiOS/0

女「起きたら枕元に置いてあってさ。さすがにびびって実家に電話かけてみたら、
  めちゃくちゃ普通の対応されたから、たぶん歴史も変わってんじゃね?」

友「」

女「よくよく記憶を探ってみると男としての記憶と、女としての――改竄された歴史の記憶もちゃんとあるし、生活には困らなそうだな」

友「」

女「俺が元は男ってわかるってことはおまえの記憶も――って、おい大丈夫か?」

友「    あっ? え、あ、ああ大丈夫」

女「ほんとうに? 大丈夫か?」ウワメヅカイ

友「……大丈夫だって」





6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:05:25.90
ID:kzZdiOS/0

  ※    ※    ※    ※

女「ま、事情の説明はある程度終わったわけだけど、どーよ?」

友「どーよって言われたってな……俺には状況を打破できそうには」

女「ちがうって、俺の見た目について聞いてるんだよ」

友「ぐぅ……っ」

女「ほれ、元からは考えられないほどちっちゃい体にちっちゃい頭。すべすべの肌にほそっこい手足。

女「そして出るところが出てな「そ、そういえば部屋の中身は変化してないんだな!?」

女「遮らないでくださいよ、ハンドルネーム『青髪っ娘同盟』さ〜ん?」

友「なんで知ってんだよ!? ……あーくそ言えばいいんだろっ? かわいいよ、すげー好みだよ、ペロペロ(^ω^)してぇくらいだよ!!」




8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:07:02.62
ID:kzZdiOS/0

女「ペロペロトカヒクワー」

友「お前が聞いたんだろ!?」

女「いやそれにしてもペロペロを口に出すっていかがなもんだよ」

友「口が滑ったんだよ!」

女「しかし我が友がこんなにもロリ好きだったとは」

友「性癖モロバレだよちくしょう」

女「大丈夫。そんなロリコンな友を私は応援してる」

友「やかましいわっ!」




9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:08:09.40
ID:kzZdiOS/0

   ※    ※    ※    ※

女「まぁ茶でも飲んで落ち着けよ」つ旦

友「ああ、サンキュ」

女「で、どうする?」

友「何だよ唐突に」

女「ばっかおまえ、男友達が女体化って言ったらもちろんエロ方向に行くに決まってるだろ」

友「決まってるわけないだろ?」

女「えっ」

友「えっ」

女「なに? 純愛とかコメディ路線がいいわけ?」

友「お前はいったい何を言ってるんだ」




10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:09:17.31
ID:kzZdiOS/0

女「第3者からのレイプ、スカ、リョナ、輪姦、NTR以外はやる気、というかやられる気満々だったんだけど」

友「そんな可愛い顔してえぐいこと言うな……」

女「えっ、可愛い?」

友「顔はな。というかSMとか調教とかはいいのか?」

女「щ(゚Д゚щ)」バッチコーイ

友「いややんねーけどさ」

女「エー。こないだVIPで見た女体化SSだと初日からガチ調教だったぞ」

友「俺にそんなことができるとでも?」

女「できるんだったらもうやってるだろ?」

友「違うな、あえてやらないという可能性も」キリッ

女「ネーヨへたれ」





11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:10:47.10
ID:kzZdiOS/0

   ※    ※    ※    ※

女「……なー、ペロペロ(^ω^)したいくらいじゃなかったのかよー」

友「なぜその言葉を掘り返した」

女「一人暮らしの仲の良い男友達が自分好みに女体化してるんだぞー」

友「……でも中身はお前だろ?」

女「あ、それ言っちゃう? これだから女体化モノの良さがわからん奴は……」

友「違うって。……いくら好みだからって、いくらおいしすぎるシチュだって、昨日まで普通に友達してた奴を襲うなんて出来るわけないだろ」

女(なんかロリコンが常識的なこと言ってる)

友「それにお前だって俺をからかうのが面白いだけであって、実際に俺から性的な目で見られたら気持ち悪いだろ?」

女「おまえ話聞いてたか?」

友「は?」




12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:12:00.11
ID:kzZdiOS/0


女「そもそもなんで俺が女体化したのか思い出してみ」

友「…………ん、んん?」

女「そう、おまえが女になるように願ったら、呪い返し的におまえ好みの女に変えられたってわけ」

友「混乱してて軽く流してたけど、お前トンデモないことやらかそうとしてたな……。なんでそんなこと考えたんだよ」

女「いやほら彼女ほしいけど、付き合いたい相手の理想の性格が友なんだよなぁ。
  で、常々友が女だったらな〜と思ってるときにアレが来たから、つい?」(・ω<)テヘペロ

友「女じゃなかったらぶん殴ってる」

女「未遂だったしそんなに怒るなよ。ほら、おかげでズルして楽して彼女ゲット&童貞卒業のチャンスだぞ」

友「おことわりだ大馬鹿野郎が」

女「こんなに好みにストライクな女なんか他にいないぞー」スカートヒラヒラ

友「(ジーッ)……はっ! そんな誘惑で許せるわけが」





13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:13:44.51
ID:kzZdiOS/0

女「ちなみに下の毛、生えてなかった」






友「    マ    ジ    で   !!!!??」







女「」ウワァ

友「ハッ ……ウ、ウワァァァァァァァ!!!!」





14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:14:44.10
ID:kzZdiOS/0

   ※    ※    ※    ※

女「……」

友「……」

女「…………」

友「…………」

女「――ほら、おかげでズルして楽して彼女ゲット&童貞卒業のチャンスだぞ」

友「なかったことにした!?」

女「じゃあ――……へんたい」ポツリ




15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:16:06.75
ID:kzZdiOS/0

友「ずばり言われるとそれはそれできついっす」

女「そもそもこの姿がお前の好みにドストライクって確認できた時点で『そういう趣味』だっていうのは確定してたけどな」

友「うっせ」

女「でもあそこまでテンション上げられるとどう反応していいか困る」

友「………………」

女「何か言うことは?」

友「すみませんでした」




18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:17:43.29
ID:kzZdiOS/0

   ※    ※    ※    ※

女「で、どうする?」

友「なんだよ? 別にどうもしないだろ」

女「…………見たい?」

友「オラァ!」ペチッ

女「いたっ……くないな、ヘタレめ」

友「あんまり挑発するようなこと言うな。さっきも言ったけど俺がそれで理性失ったらどうするつもりだ」

女「あっ、そうそう。友がパイパンに異常反応「おい」せいで途切れてたけど、その話題だったな。ちょっとテーブル片付けるけどお茶もういいか?」

友「お? おお」

女「さて、と…………よいしょお!!」ダキツキ

友「ちょおま!!?」

女「…あはっ、なんて顔してんだよ」




19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:18:38.26
ID:kzZdiOS/0

友「な、なななにしてんだっ、ははやく離れろって!」

女「やだ。どうしても嫌なら突き飛ばすなりなんなりしろよ」

友「はぁ!?」

女「まぁ、叩くにしてもあーんなに弱くしか叩けないヘタレ紳士の友君には無理なお話だけど」クスクス

友「お前なぁ……!」

女「でも、安心した」

友「いいから離れろって」

女「おまえの性格なら、本当に嫌だったり気持ち悪かったりしたら迷わず振り払うくらいはするだろ? それこそ突き飛ばすまではいかなくてもさ」

友「気持ち悪いってなんだよ……俺がお前のことをそんなふうに思うと思ってたのか!?」

女「イケメンセリフキタワァ」

友「まじめに聞いてんだから茶化すな」

女「……女体化して1日も経ってないのにノリノリなのは、あんまりウケがよくないかもとは思った。友、三次ビッチは毛嫌いしてるし」





20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:20:10.42
ID:kzZdiOS/0

友「ビッチって……今のお前の容姿からじゃ考えられんぞ。いやそれはともかく、そんなふうに思っててなんでこんなふうにするんだか」

女「だって友、二次ロリビッチ好きじゃん」ボソッ

友「お前、やっぱり俺のパソコン勝手に見ただろ!?」

女「ミ、ミテナイヨ?」

友「どもるなそっぽ向くな目を泳がすな明らかな嘘をつくな!」

女「うっ……そりゃ、見たのは事実だけどさ。パソの電源入れたら勝手に再起動して、いきなり画面にドーンとロリビッチ画像とかされた俺の身にもなれよ……」

友「電源入れなきゃよかったじゃねぇか!」

女「まぁそこはほら、お互いに不幸な事故だったってことで」ネ?

友「お互いにじゃねぇ! 不幸なのは俺だけだろ!」

女「普通に男だったときに友人のガチ性癖を見せ付けられるのは、けっこうキツかったんだからな」

友「そりゃ、悪か……いやだから俺は悪くないからな?」




21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:21:49.06
ID:kzZdiOS/0

   ※    ※    ※    ※

友「で、なんで俺は抱きつかれたままなんだろうな?」

女「?」

友「可愛く首をかしげても誤魔化されないからな」

女「ちょっと体勢きついからまたがってもいい?」

友「人の話を――――おいまたがるなって!」

女「あれ? 今まで抱きついてても普通にしてたくせに、どうしていきなり慌ててるのかなー?」

友「ど、どうしてってそりゃお前」

女「友のきわどい所に俺の生太ももがこすれてるから?」

友「ドラァ!」(#゚д゚)σ)Д`)

女「んぷ!? なんだよいきなり」

友「発言に気をつけろよ!? こっちはギリギリなんだよ! いろいろと瀬戸際なんだよ!」




22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:24:19.94
ID:kzZdiOS/0

女「フーン、そんなボーダー取っ払っちゃえばいいのに」

友「だからからかうつもりでそういうこと言うなって……!」

女「からかってるのは認めるけど、からかってなんかないぞ」

友「その一言の中ですでに矛盾してるじゃねぇか」

女「そうかな、自分で言っててかなりしっくりきたんだけど。じゃあなんて言えば――」

友「いいから! そんな考察は後にしてさっさと離れる!」

女「だが断る」

友「ネタはいいんだっつーの」

女「だから、嫌だったら突き飛ばすなり振り払うなりしろってば」

友「そんなことできるわけないだろっ?」

女「――ってことはこの状況もやぶさかではないと」

友「どうしてそうなるんだ」





24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:25:30.43
ID:kzZdiOS/0

女「体格的に振り払える。だけどそうしない。つまり太ももスリスリしたい」

友「三段論法じゃねぇか! ってか結論ふざけんな!」

女「したくないの?」

友「してぇよ! でもできないって言ってんだろ!」

女「どうして? 中身が俺だからやっぱ気持ち悪いか?」

友「んなことは思ってないってさっき言っただろ?」

女「じゃあそろそろ手を出してもいいころだと思うんですけど」

友「…………あのなぁ、男に性欲を向けられるのがどんなに気持ち悪いのかわかってんのか?」

女「なにいきな――――ちょっと待って、まさか友って童貞なのに非処女なの!!?」

友「おまえまじふざけんなよっ!? なにとんでもないこと言い出してくれてるんだ!」

女「いやだってどう考えても『お尻狙われたことあります宣言』じゃん今の」

友「そんな事実はいっさいねーよ! いったいその腐った思考は誰に――いやそれは置いといて。あのな」




26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:26:40.32
ID:kzZdiOS/0

女「もしかして、まだ俺がからかってるだけとか思ってんのか?」

友「? 当たり前だろ?」

女「――ばーか」ぎゅううっ

友「」

女「そんなだからおまえは童貞なんだよ」ぎゅ〜

友「お、女!?」

女「お、ようやく俺の名前を呼んだな。ご褒美にこのちょっとしかない胸を押し付けてやろう」ぎゅうううう

友「な、な、なにしてっ……!?」

女「俺としてはこういうシチュならおっきいほうがよかったんだけどな。まぁ友の趣味がこれならしょうがない」

友「は、はなれろ〜!」

女「………………なぁ」

友「な、なんだ」




27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:27:19.71
ID:kzZdiOS/0

女「精神がちゃんと追っついてないから不完全も不完全、セルで言えば第2形態みたいなもんだけど、俺は、もう女だぞ」

友「お、おう」

女「で、その俺がこんなに態度で表してるのに、まだ気づこうともしないのか?」

友(こいつ、震えてる…?)

女「おまえ好みの姿形なんだろ? 中身が俺でも気持ち悪くないんだろ? なのに――――」




友「女! こんなことしなくても俺はお前の友達だからなっ!」




女「」(゚д゚ )



女「」( ゚д゚ )




30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:28:53.96
ID:kzZdiOS/0

友「………………ん……?」

女「」( ゚д゚ )

友「……え…っと、悪い、俺なんか変なこと、言ったか?」

女「」( ゚ д ゚ )

友「すみません、その顔こわいっす」

女「」(  ゚ д ゚  )

友「やめてください、お願いします」




31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:29:22.04
ID:kzZdiOS/0

   ※    ※    ※    ※

女「びっくりしたわーまじびっくりしたわーないわーまじありえないわー」

友「ようやく動き出したと思ったらなんだよその見下したような目は」

女「友って童貞だよな?」

友「さっきから言おうと思ってたがいちいちそれを口に出すんじゃねぇ」

女「心の底から納得したわ」

友「は!?」

女「男のころから『イイ奴なのになー。なんで彼女できないんだろうなー』とは思ってたけどここまでアレじゃあ無理だ」

友「え、なにその呆れたため息っ? やっぱ俺悪いことでも言ったか?」

女「イイセリフだった。感動的だな。だが無意味だ」

友「え、え、え?」

女「俺だからまだ平気だけど、これじゃ折れるよ、ぜーんぶ台無しだよ」





32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:31:54.52
ID:kzZdiOS/0

友「すまん、さっきから俺まったくついて行けてないんだけど」

女「いいからさっさと追いついて来い、って言いたいんだけど」

友「背中も見えないし足跡もわからないのにどうやって追いつけと?」

女「あーもー……ああ、テンション下がりきったから1回退くぞ」

友(ほっ)

女「そもそも、だ。なんであの流れでああいう場面であんなセリフが出てくるかね?」

友「……ごめん、指示語ばっかでわからん」

女「だいたいなら何考えてたかくらいわかるけどな」

友『急な女体化で精神的に不安定になってるからこいつはこういうことしてるんだ』

友『俺は何も変わらず今までどおりにお前に接してやるからな』

女「みたいなことを勝手に思ったんだろ」

友「ああ、まぁ、おおむね」




33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:33:12.68
ID:kzZdiOS/0

女「ネーヨ」

友「えっ」

女「まるっきりないって言ったらウソだけどな。でもあの場面でその思考の流れは、ナイ」

友「え、えっ? どうしてだよ?」

女「エー……説明しなきゃだめ? 今になって改めて言うのすっげぇヤなんだけど」

友「できればお願いしたいんだが」

女「う〜〜〜〜ん…………やっぱやだ」

友「ここまで言いっぱなしでそれはなくね!?」

女「いや、ねぇ? 精一杯の言葉を無視されたあげく、それをもう一度説明しろとかどんだけ鬼畜なんだよ」

友「鬼畜って……俺はそんなつもりなんかいっさいないぞ?」

女「無意識のうちに俺の誠意を弄んだ、と」

友「すっげぇ人聞きの悪い言い方にしないでもらえませんかねぇ?」





35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:35:18.68
ID:kzZdiOS/0

   ※    ※    ※    ※

女「じゃあそもそもの話をしようか」

友「というと?」

女「俺が女体化したきっかけは?」

友「俺のことを女にしようとした呪いみたいのが跳ね返ったから、だっけ?」

女「じゃあその前の、俺が友の女体化を願った理由は?」

友「性格の合う彼女をお手軽にゲットしたかったからだろ?」

女「それがわかるなら俺が呆れた理由の答えをどうぞ」

友「(´・ω・`)?」

女「はぁぁ〜〜…………」

友「なんだよ。頭抱えて死にそうなため息をつくなよ」

女「わかりにくいのはわかるけどわかれよ」

友「日本語でおk」





36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:37:22.82
ID:kzZdiOS/0

女「はー…………なまじっか女としての記憶を持ってるのがいけなかったな」ボソッ

友「ん? なんか言ったか?」

女「うん、自分でもよくわからんうちに変に理想とか乙女心()とか腐とか混入してたわ。ごめんな?」

友「よくわからないけど、そんな神妙に謝られるほどのことはされてないぞ」

女「だから――――よいしょっと」ダキツキ

友「おまっ! なんでまた乗ってくんだよ!?」

女「もういろいろこだわるのはやめたんだよ」

友「こんなことするくらいならこだわれよ!」

女「こだわった結果がさっきの大惨事だよ!」

友「まるで意味がわからんぞ!」

女「友は説明しなきゃわかんないだろうな。――――ふふ、男くさーい」ぎゅううっ

友「そういうのはやめろって言ってるだろ!? いい加減キレるぞ!」

女「友になら……いいよ?」

友「からかい半分でそういうことも言うなって……!」




37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:38:57.90
ID:kzZdiOS/0

女「からかってるけどからかってないし、冗談だけど冗談なんかじゃない」

友「だから矛盾しまくってるじゃねぇか」

女「このニュアンスがわからないから友はダメなんだよな〜」

友「ふざけてるならさっさと離れろよ」

女「あ、ふざけてるけどふざけてないってのも追加だな」クスクス

友「おまえなぁ……!?」

女「――――普段の俺はこんなにしつこくからかったりなんかしないだろ?」

友「っ、なんだよ急に」

女「なんだろうな? なぁ、さっきから思ってたんだけど、どうして友の腕は床にだらーんってなったままなんだ?」

友「どうしてってそりゃお前」

女「女の子が抱きついてきたら抱きしめ返すのが礼儀だろ?」コレダカラドウテイハ

友「…んなことできるわけないだろ!?」




38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:40:14.21
ID:kzZdiOS/0

女「大丈夫、君ならできる!」

友「いやそんなチャレンジ的な話じゃなくて」

女「ほら、こう手を俺の腰に回す感じでな……」

友「やり方がわからないからやってないんじゃねーからな?」

女「じゃあ、やって?」

友「…………なんでだよ」

女「やってほしいからだよ。やってほしくもないことをわざわざ頼むとかおかしいだろ」

友「そうじゃなく! なんでそんなこと俺にやらせようとするんだよ」

女「黙秘権を発動します」

友「なんだよそれ」





39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:42:07.97
ID:kzZdiOS/0

女「言いたくないもん」

友「……その顔で『もん』とか言うなよ」

女「なんかダメだったか?」

友「似合いすぎてやばい」

女「何がやばいの?」

友「………………」

女「ほら、友だって言いたくないことの一つや二つあるじゃん。だから俺も言いたくないもん」

友「……わざとやってるだろ」

女「もちろん」ニコニコ




41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:44:17.20
ID:kzZdiOS/0

   ※    ※    ※    ※

女「さてまた友のせいで話が逸れたけど、いいかげん手を回すくらいしてくれないかな」

友「………………」

女「さっきから何度も言ってるけど、嫌だったら振り払えるよな?」

友「………………」

女「口だけ拒否して、そのくせ俺に抱きつかれたまま――しかも首に手を回すのを許してるのはおかしいだろ?」

友「…………くそっ……!」ぐいっ

女「あっ、うひゃあ!?」

友「おい、自分でやれって言ったくせになんて声出すんだよっ?」ぎゅうう

女「えっだってそのほら……友はどうしてもやってくれないと思ってたし。そ、それにほら、今の不意討ちだし!」

友「その不意討ちを何度もこっちは食らってるんだけどな」




42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:45:46.69
ID:kzZdiOS/0

女「う……。でも、これ気持ちいいな」ぎゅうううう

友「おまえはまたそういう……!」

女「ぴったりくっついて、ぎゅーってされて、なんかすげー安心できるって言うか……乾いた土に水を撒いてるような快感って言うか」ぎゅうううう

友「よくわからん例えだな。否定はしないけど」ぎゅう

女「しかしたかがこれだけに1時間半か。たったこれだけなんだからもっと早くしてくれればよかったのに」

友「……いろいろとすげー葛藤があったんだよ」

女「どんな?」

友「言わねぇ」

女「ふーん……? でもほら、いざやってみるとたいしたことなかっただろ?」

友「認めるのは癪だけど、これくらいならまぁな」

女「もっといろいろしたいしてもいいのよ?」ニヤニヤ




43: 訂正:したいことしてもいいのよ? 投稿日:2012/02/06(月) 22:46:54.19
ID:kzZdiOS/0

友「……たとえば?」

女「それを俺に聞くのは間違ってるって。友がしたいことなんだぞ?」

友「俺がしたいこと、ねぇ。俺が言ったらお前は喜んでそれに従うとでも言うのか?」

女「そういえば『ペロペロ(^ω^)』だったっけ?」

友「謝りますからあの発言は忘れていただけないでしょうか」

女「おことわりします。で、その友の新しい黒歴史は実行するのかい?」

友「なんで黒歴史ってわかっててやんなきゃいけねぇんだよっ?」

女「ありゃーガチで黒歴史認定してたのか。じゃあ俺はもう『ペロペロ(^ω^)』してもらえないのかーざんねんだなー」

友「おまえマジで性格悪いな」

女「こういうのはイイ性格してるって言うんだぜ?」

友「とりあえず自分でそういうこと言うのがいけないって理解しようか」




45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:47:59.03
ID:kzZdiOS/0

   ※    ※    ※    ※

女「くっついてるとさすがに暑くなってきたな」

友「じゃあ離れるか」

女「えっ」

友「えっ」

女「ダメッスよ友さん。それだから友さんはダメなんスよ」ぎゅううう

友「おい。言ってることとやってることが一致してないぞ」

女「そこは『じゃあオニイチャンともっと暑くなることしようかグヘヘ』的な返しを期待してたのに」

友「グヘヘってなんだよ!?」

女「え、まずそこに怒るのかよ」

友「ああ、俺の笑い声のイメージがそんな下衆っぽいとか許せん」





46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:48:44.38
ID:kzZdiOS/0

女「世間のロリコンのイメージはこれよりもうちょっと悪いけどな」

友「そもそも俺たちには『Yes、ロリータ。No、タッチ』という標語が」

女「タッチしてるじゃん」

友「ハタチが近いくせに何がロリだ」

女「友の性癖にストライクってことは十分ロリっぽいはずだけどな」

友「ぐ…………な、内面を伴ってこそのロリだろうが!」

女「いやそんなに必死になられても。……必死すぎワロタな友君のために『お兄ちゃん大好きな無邪気ロリっ娘』でも演じてやろうか?」

友「!!! ……いや、魅力的だがやめておこう。何か大切なものを失う気がする」

女「ロリコンを認めた時点で『もう何も怖くない』んじゃないのか」

友「そこ強調すると首がさよならする気がするからやめて」

女「あのアニメを視聴する友の目は怖かったなぁ〜」

友「まるでアニメを真剣に視聴するのがいけないような言い方だな」




47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:49:48.53
ID:kzZdiOS/0

女「自覚ないのか重症ですね余命は半年手の施しようがありません」

友「息継ぎなしでのなんという連続攻撃」

女「どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!」

友「やめてください、しんでしまいます」

女「仮に今のこの状況で警察が踏み込んで来たら友って捕まるのかな?」

友「いきなり何を言い出すんだ」

女「ロリコンが幼い女の子を膝の上に抱いてる。すげぇ不安になる字面じゃね?」

友「冤罪もいいとこだ。幼女ってわけでもないし、この状況は同意の上だろうが」

女「そういえば痴漢って女側の証言だけで捕まっちゃうんだってな」

友「なぜ今そんな不穏なことを!?」




48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:50:59.75
ID:kzZdiOS/0

女「だいじょぶだいじょぶ。もし友が連行されそうになったら

 『やめて! おにーちゃんをつれてかないで! おにーちゃんはなんにもわるくないの!』ってレイプ目で警察の人に縋りつくから」

友「俺の印象操作するって暗に言ってるよな!?」

女「それもこれも友がロリ好きなばっかりに」ヨヨヨ…

友「やめてやめて僕は悪いロリコンじゃないよ!」

女「かわいこぶったセリフ似合わねぇwwww」

友「うん、自分で言っててすげぇキモかった……」




50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:52:52.58
ID:kzZdiOS/0

   ※    ※    ※    ※

女「すっげぇ今更だけど、俺ちっちゃすぎね? 膝の上に座ってるのに友の顔が目の前にある」

友「ああ、それにすげぇ軽い」

女「あんまり自分じゃわからないけどやっぱそうか。どんな感じだ?」

友「わかんねーよ。お前以外膝に乗せたことないし」

女「聞きようによってはイケメンセリフ。しかしその実、童貞の悲しい現実である」

友「余計な注釈はいれんでよろしい」

女「まぁそんな本音はともかく」

友「そこは冗談はともかくだろ!?」

女「腕だけで俺のこと抱え上げて揺すったりできるくらいには軽い?」

友「今日のお前は本当に下ネタを自重しねぇな!?」

女「(ノ∀`)アチャー」




51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:54:08.16
ID:kzZdiOS/0

友「なんだよそのいやらしい笑みは」

女「いやー友さんにかかったら『お姫様だっこ』とか『たかいたかい』も下ネタッスかー」

友「!? おまえ、ハメやがったな!?」

女「『嫌だなぁ、下ネタと勝手に勘違いしたのは君じゃないか。だから僕は悪くない』」

友「今まであんだけ下ネタ振っておいて今更それはねぇよ!」

女「あ、やっぱこれは伝わらないか。まぁいいや、それで友は女の子の憧れのお姫様だっこを、どんな下ネタと勘違いしたのかな?」

友「わかってるくせに聞くんじゃねぇよ」

女「ここで『わかんなーい♪』とか言ったらさすがに殴られそうだ」

友「すばらしい危機管理能力だな」

女「だからほら握り拳をやめなさい。……まぁなんだ、友もかなり毒されてるよなー」

友「お前のせいでな」




52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:55:43.77
ID:kzZdiOS/0

女「失礼な。俺は今までの人生で一度たりとも駅ベn「言わせねぇよ!?」…そこまで必死に遮らなくてもよくね?」

友「お前をこのまま自由にさせとくとろくなことにならなそうだからな」

女「つまり縛りプレイをご所望とな?」

友「あーもー!!!!」

女「さて冗談はともかく」

友「今度は冗談だったのかよ」

女「せっかくこんな状況なのに友が落ち着いてきててつまらないんだが」

友「こんな状況って?」

女「そういうふうにわからないってのが落ち着いてる証拠だよな。生まれて初めて女の子とこんなに密着してるのにもったいないと思わないのかね?」

友「っ………………いや、わりと現状で満足だわ」

女「アレ? もしかして実は意識しないように頑張ってただけだったり?」

友「そんなことないぞ。ああそうだそんなことない」





54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 22:57:55.94
ID:kzZdiOS/0

女「へ〜?」ズイッ

友「おい、顔が近い顔が近い、近いって!」

女「おお動揺した。……さてこれからどうするかね」ズイイッ

友「なんでさらに近づいてくんだよ!?」

女「え、マジでわかんないの?」

友「だからその呆れた目はやめろ」

女「銃は私が構えよう、照準も私が定めよう。弾を弾装に入れ遊底を引き安全装置も私が外そう。だが……」

友「いきなり何ごと!?」

女「ああ、友はあの漫画読んでなかったっけ。まぁでもそういうことだよ」

友「わかんねーよ!」



 こつん




55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:00:09.02
ID:kzZdiOS/0



友「!!」

女「あ、鼻当たった。あんまり口動かすともう口も当たりそうだ」クスクス

友「ぐっ……」

女「……たしか友は、ちゅーしたこと、あるんだよな? 中学のときだけは彼女いたって言ってたし」

友「それが……どうしたんだよ……」

女「俺は、一回も、ない」

友「……おまえのほうが、童貞レベル高いじゃねぇか」

女「いんだよ、今は、処女だし」

友「しょ……!?」

女「そう、どこもかしこも全部まっさら。そして今目の前にいる誰かさんがその気になれば、全部奪える」

友「」ごくっ




57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:01:34.27
ID:kzZdiOS/0

女「ふふっ、さ、どうする?」

友「………………」

女「へたれ紳士の友でもいいかげ」ちょん



友&女『ッ!!?』バッ



友「いっ、今、当たった、か?」

女「…………え……?」

友「いや、え、じゃなくてな」

女「あ、当たってないよ!?」

友「あきらかに当たってたじゃねぇか!?」




58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:02:48.73
ID:kzZdiOS/0

女「ちちちがうって、当たったけど、あ、当たってないもん!!」

友「なんで仕掛けてきたお前が動揺してんだよ!?」

女「だっ、て、友が動いたから……!」

友「俺!? 俺は微動だにしてなかったろうが!」

女「でもそれ以外に当たる理由なんか…!」

友「あんな 距離でしゃべるからだよ!」

女「でもちがうじゃん!?」

友「何が!?」

女「仮に当たってもちゅーじゃないじゃん!」

友「口同士当たったらそうだろうが!」

女「違うって言ってるじゃんばか!」

友「何も違わねぇだろが!」





59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:05:02.21
ID:kzZdiOS/0

女「無効! ノーカン! やってない! やり直し!」

友「やりなおし……?」

女「」ハッ

友「そもそも、なんでお前そんなに絡んでくるんだ?」

女「…………なんでだろうな?」

友「質問に質問で返すな!」

女「あくまでも『答えはこれだ!』『正解!』みたいな流れじゃないと言いたくない」

友「――ってことは一応お前の中ではちゃんとした理由があるんだな?」

女「えっ」

友「えっ」

女「まだそれすら確認しなきゃわかんなかったの?」

友「ええっと、それはどういう……?」




62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:06:11.93
ID:kzZdiOS/0

女「マジで病気を疑われるレベルだからな? 自覚しろよ?」

友「すまん、やっぱり話についていけん」

女「もしここに第三者がいたら友は殴られるってだけの話さ」

友「え、なに? 俺、何か悪いことでもしてるのか?」

女「友のせいで俺の幻想がぶち殺されまくっててやばい」

友「いやいや幻想殺しなんか俺は備えてないからな?」

女「ちょっと唇がかすったのを『記念すべき初ちゅーだ、ほら喜べ』とか鬼畜過ぎ泣いた」

友「おかしいな、俺の言葉が一つも入ってないぞ?」

女「だから、やり直しをしようか」

友「やり直し……って、なんでそんなにこだわってんだよ」




63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:06:51.31
ID:kzZdiOS/0

女「元童貞・現処女に向かって初ちゅーに幻想を抱くなと?」

友「そういうこだわりじゃなくてだな。どうして今するのにこだわってるんだよ」

女「いや?」

友「いやではないな。むしろ是非ともってレベル」

女「『こんな幼女の唇を合法的に奪えるなんてラッキーグヘヘ』ってことか」

友「いいかげん犯すぞ」(#^ω^)

女「できるならやってみろ」

友「できるけどやらねーよ。ったく、お前が脱線させるから話が進まなすぎてやばい」

女「俺は謙虚だから『お互い様』という言葉を選ぶぜ」




65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:07:44.56
ID:kzZdiOS/0

友「謙虚(笑)」

女「童貞(笑)」

友「口がへらねぇなほんとに!!」

女「閑話休題。それで、本当にしてくれるの?」ワクワク

友「目をキラキラさせるな。その多大な期待に添えるような技術なんか持ち合わせてないんだからな」

女「いや技術の期待は別に――」

友「そこちゃんと理解しとけよ? やった後にがっかりしたり『へたくそ』とか言ったり周りに触れ回ったりするんじゃねぇぞ!?」

女「……つらい中学時代だったんだな」なでなで

友「やめろやさしくするな泣きたくなる」




66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:08:56.65
ID:kzZdiOS/0

   ※    ※    ※    ※

友「そういえばどんなふうなのがいいんだ?」

女「……友は本当に天然で羞恥プレイをしかけてくるな」

友「へ?」

女「やさしさとか親切心で言ってるのかもしれないけど、それ、完全に自分の首絞める未来に直結してるから」

友「なんでだよ。俺は少しでもいいふうに――」

女「仮に俺が理想を言って、もし友がそれに沿ってできなかったら、へたくその烙印が時を越えて蘇るけどいいのか?」

友「(((( ;゚Д゚))))」

女「やだろ? だから普通な感じでいいから」

友「普通とかある意味一番難易度高いだろ。せめて方向性だけでも言ってくれよ」

女「……じゃあ、勢いよくぎゅーっと抱きしめてそのままちゅーって感じで」




67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:10:48.88
ID:kzZdiOS/0

友「そんなんでいいのか?」

女「そんなんがいいんだよ」

友「顔赤いぞ?」

女「言うなばか」


 ぎゅううううううううううううう


女「んっ、う……」

友「抱きしめてるだけなのにそういう声出すなよ」

女「気持ちいいんだからしょうがなくね?」

友「気持ち、いいのか?」




68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:12:22.02
ID:kzZdiOS/0

女「うん、息苦しいのになんか頭がふわふわする」にへら

友「………………」グイッ

女「え……? あ、んむっ!?」

友「っ、これでいいか?」

女「…………ほんとに、してくれた。掠ったとかじゃなくて、ちゃんとしたの」

友「……」

女「……」


 ちゅ


女「なんで、また、するの?」

友「嫌だったなら謝る」





69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:14:03.62
ID:kzZdiOS/0

女「いやだったら、そもそも頼まないし」

友「そうだったな」



ちゅっ ちゅむ



女「またした」

友「嫌じゃないんだろ?」

女「友も、いやじゃないんだ?」




70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:15:35.29
ID:kzZdiOS/0

友「嫌だったらお前のこと突き飛ばして帰ってるって」

女「……そっか。そうなんだ」ふにゅ

友「」



ちゅっ ぺろっ ちゅ ぢゅっ くちゅぴちゃ ちゅむ にちゃ



女「んぅっ…!!」

友「(ハッ!?)わ、悪い! 調子乗りすぎた!」

女「」ポーッ

友「だい、じょうぶか?」オソルオソル

女「う、ん。……すごくきもちよかった。ふ、ふふふふっ」




71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:17:36.11
ID:kzZdiOS/0

友「ど、どうした?」

女「ごめっ、なんか急にこみ上げてきて。なんだろうなこれやばい薬打たれたみたいにすっげーテンション上がってる。多幸感っていうの? 
  それが頭から首筋からじわーって湧いてきてそれがどんどん体のほうに流れて行っててもうすっごい気持ちいい」

友「――――」

女「こんなに気持ちいいくせに何が技術が伴ってないだよっ。友、すごくうまいじゃん!」

友「」ぎゅううう

女「えっ、なに、どうしたの?」

友「お前かわいいな」なでなで

女「――――っ、友の理想の姿のはずなんだし当然じゃん」

友「そういう意味で言ったんじゃ……まぁたしかに『※ただし(ry』ではあるけどな」かいぐりかいぐり

女「かわいいは正義だしな」ぎゅううう

友「でも認めてしまったらまずいことがあってな?」




74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:20:49.02
ID:kzZdiOS/0

女「下半身的な理由? たまに当たるし」

友「気付かれてないわけないか……」ハァ…

女「そりゃまぁこんだけくっついてればさすがにね」

友「……決して求めてるわけじゃないけどさ、もうちょっとリアクションとかねーの?」

女「リアクションってもなー。前に銭湯行ったときに友の見てるわけだし、こんなふうになるんだ〜、くらい?」

友「いやそういうことじゃなく……気持ち悪いとかないのか?」

女「なんで?」きょとん

友「お前、俺にそういう目で見られ始めてんだぞ? 勃ってるんだぞ? 男が男にそういうふうに見られたら気持ち悪いはずだろ?」

女「――――あ、そうか。普通はそういうもんか」

友「わかってなかったのかよ!」

女「これまでの人生、同性の性の対象になるどころか、異性からも性の対象としても見られることが今までなかったし」





75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:23:08.70
ID:kzZdiOS/0

友「いやでもそうだとしてもってところあるだろ?」

女「じゃあ――――やだなんでそんなふうになってるの友ったら俺のことそういう目で見てたんだきもちわるいもうさわらないでっ、とでも言えば満足か?」

友「マジでなんとも思ってなさそうだな……」ハァ…

女「なんとも思ってないってわけでもないけどな」

友「つまり?」

女「黙秘権」

友「またそれかよ」

女「言わないだけでもうあんまり隠してるつもりはないんだけど」

友「そうか、またわからない俺が悪いって流れにするつもりだな?」

女「……まぁいいや、いろいろしてくれたし。だからそろそろお返しをしなきゃだな」

友「お、お返しってなんだよ」





76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:23:40.82
ID:kzZdiOS/0

女「そんなわかりやすくうろたえて何期待してんだよ?」ニヤニヤ

友「この性悪めっ!」

女「へ〜? そういうこと言うんだ〜?」もぞもぞすりすり

友「あ、足をこすりつけるんじゃありません!」

女「あれ、『太ももスリスリしてぇ!』って声高に言ってたじゃん。なんでそんな反応悪いかな」

友「俺が自主的に叫んだみたいな言い方はやめろ」

女「そうか、そうだな。友がやりたい側だっていうのに俺が動くのもおかしいな。よし、ちょっと座り方変えるぞ」ホラアシヒライテ

友「人の話を聞いてもらえませんかねぇ!?」

女「と言いつつも言うとおりにされるがまま動いてくれる友。この体勢、友が座椅子みたいでなんかしっくりくるな。おしりになんか当たるのがアレだけど」

友「お前が勝手に当たりに来たんだろが!」

女「さぁ友くん、思う存分俺の生足をスリスリするがいい!」膝立て

友「そんな宣言されてホイホイと手を出せるか!」




77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:24:31.81
ID:kzZdiOS/0

女「つくづく友もへたれだよな。友が鬼畜精神を少しでも搭載してたら、俺は今頃5、6回はヤられてそうなもんだけど」

友「残念ながら喜ばしいことに俺にはちゃんと理性が備わってるからな」

女「じゃあこれは?」ぐりぐり

友「ぐっ――――こ、こすりつけるな!」

女「客観的に見て、何されても文句言えないことをしてるし、手を出しても友は何にも悪くないと思うんだけどな」

友「――――」

女「じゃあ友がやりやすいようなシチュを用意してやろう。
 『あ〜なんか友によっかかったら眠くなってきたな〜。ごめんちょっと寝るな。もし寝てる間に何されても気付かないだろうな〜』」(チラッチラッ

友「うっわすげぇ白々しい。…………? どうした?」

女「『ぐ〜』」

友「おいマジでその演技を押し通すつもりか?」




79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:25:46.34
ID:kzZdiOS/0

女「ぐー」コクコク

友「そのくせ頷きやがるし。……いいんだな?」

女「これは寝言だけど、最初のほうで俺はやられる気満々って言った。これは寝言だけど」

友「大事なことなので2回言ったのか。わかったよ、やるからとりあえずその胡散臭い狸寝入りはやめろって」

女「こっちのほうがやりやすくないのか?」

友「やりやすいかどうかはわからんが、俺は起きてるお前のほうがいいし、色々反応してくれたほうがいい」

女「――――殺し文句とセクハラが同時に飛んできたわけなんだが」

友「? なんか変だったか?」

女「もちろんわかって言ってるわけないんだよな……」ハァ…

友「さて」ぎゅうっ

女「ひゃぁ!!? まだ話してるのに、い、いきなりすんなよっ!」ドキドキ

友「しろって言ったりやられてみたいって言うわりに、お前って不意討ちに弱いよな」




81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:27:59.62
ID:kzZdiOS/0

女「そりゃ、不意討ちだから、だろ?」

友「じゃあびっくりさせてばっかりじゃ悪いから、今から俺がやりたいことをやる前に逐一言ってくな。だから、嫌だったらちゃんと言えよ?」

女「なにその羞恥プレイ」

友「羞恥プレイ? よくわからんが、女の首とか耳をなめてみたいけどいいか?」ボソッ

女「――!? 耳元でしゃべるなよぉ!」

友「とりあえずダメって言わないから首なめるぞ」ぺろっ

女「ヒゥイ!!!??」びくぅ!

友「なんて声出すんだよ」ぺろぺろ

女「あっ、だっ、くび……やぅ!」びくびく

友「くすぐったい、だけじゃないみたいだな。じゃあ耳のほうは――」はむ

女「んくっ……み、耳なんか、何が楽しいんだよっ」




82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:28:59.43
ID:kzZdiOS/0

友「……」ぴちゃぴちゃれろっちゅうっ

女「うぁ!? や、やだ友! やめ、やめろよっ!」もぞもぞ

友「本気で逃げてないからやめない」ちゅんちゅはみぺろぺろ

女「にげ…? やぁ、やだって……あう、ひっ、ん――!」ぞくぞく

友「――やっぱかわいいな。耳真っ赤にしてぷるぷる震えて」

女「うぅ……何より最初に耳なめるとか、マニアックすぎだろ変態」

友「へーへー変態ですよ。それにもしお前に本気で嫌がられてたらこんなことできないへたれですよー」

女「なっ、んだよそれ!? あんな変態行為まで俺が喜んでたって言いたいのか?」

友「喜んではないかもしれないけど許容できたってことだろ? お前って怒ったり機嫌悪くなったりすると、めっちゃくちゃ冷たい無表情で口数少なくなるし」耳サワサワ

女「〜〜っ!」ビクッ

友「嫌だったら、こんなに赤くならない」




83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:31:18.54
ID:kzZdiOS/0

女「それは! 友がそういうふうに考えてたからじゃねーの!?」バッ

友「なんだよそれ」

女「耳がこんな変な感じなのは、絶対友が『そういう理想』でも持ってたせいなんだろうし! 俺が抵抗できないのは不可抗力だし!」

友「え〜っと、つまり?」

女「俺の――いや反転してるから友の好みか、その通りに体は女体化してるからだよ」

友「つまり体のほうは意思とは関係なく俺好みの反応をしてしまうと?」

女「そう! だから変態は友だけだし! 耳なんか今までは何にも感じなかったし!」

友「………………」

女「な、なんだよ急に黙り込んで。……はは〜ん、何やらまた変態なことなことでも考えてるんだな?」

友「………………」

女「おーい、無視は陰湿なイジメになりえるんだぞー?」

友「なあ、もう一回ちゅーしてもいいか?」




85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:33:29.88
ID:kzZdiOS/0

女「! そんなの好きにすればいいのになんで聞くんだよ……」

友「頼まれてもないのに好きにしてもよかったのか?」

女「……きみはじつにばかだな。知ってたけど」

友「うっせ」



 ちゅっ



女「んっ……ふふっ、やっぱりいいねコレ」

友「――なぁ、不愉快にさせるかもしれないけど、ちょっと思いついたこと聞いてもいいか?」

女「ここでいやだって言ったら、お互いにもやもやして救われないんだろうな。怒らないから言ってみろよ」

友「それ怒るフラグじゃねぇか。あー、俺の理想ってのをちょっと考えてみたんだけどさ。
  そうしたらどうしても『好きな相手にキスされると無意識に顔を赤くする女の子』ってのが必須条件に入ってくるわけなんだが」




86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:33:55.82
ID:kzZdiOS/0

女「さっすが友さん、すばらしい趣味でつね」

友「茶化すな。こんなこと聞くのはおかしいかもしれないけどさ、お前って俺のこと好きなのか?」

女「――――ということはつまり、今のちゅーはただそれを確認するためのものだったという告白でおk?」

友「は? あ、そう聞かれれば、そうなっちゃうのか」

女「そうか。……今俺な、友の前フリの通りスゲー不愉快だわ」

友「まぁ、そうだよな。いきなりこんなこと聞かれるのは――」




87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:34:55.27
ID:kzZdiOS/0

女「何それふざけんのもいい加減にしろよ。ああ、もちろんわかってるよ? 友が悪意で
こんなことしてるわけないってのはわかってる。どうせ純粋にわからないからこんなことした
ってのはわかってる。でもやっていいことと悪いことくらいはわかれよ。こんなふうにされて
どうして俺がそこで単純に答えられると思うんだよ。なんだよ確認のためって、マジで最低
すぎだろ。こんなことしなくたってそう聞かれれば答えるくらいはもうバレてると思ってたのに
なんでこんなひどいマネができるんだよ。やりたいからって理由なら全然歓迎なのに、ちょっと
試してみようとか実験のつもりで、とかで手出されたらさすがに気分悪いわ。それはわかっ
てるだろ? いやわかってないんだったな、だからこんなことするんだよなぁ? まぁでも
いいや許そう。いや許すとかそんなんじゃなかったな。だって友は何も悪くない、ただ答えが
知りたいから、気になってるから、俺がそういうふうに仕向けたからついやっちゃっただけな
んだからな? とまぁさすがにカチンときたからつい長々と口から漏れてるわけだけど、そろ
そろ友は思考停止してるだろうし言いたいことをこの際言わせて貰うと、あまりにもヘタレす
ぎて涙が出そうだよ。この方向で俺が黙ってることについて聞かれるとか想定外もいいとこ
だよ。なんだよ好きな相手とキスしたら赤くなっちゃう女の子が理想って。だったら1回目の
時点で即気付けよアホたれ。あんなに俺の口が滑ってたのにそれで気付かずにこんなデリ
カシーないこと仕掛けてきて、そのうえ悪びれもせずに『好きか?』なんてよく聞けるもんだ。
想定外で女になっちゃったけど『まぁこれはこれで』とか思ってたのを撤回したくなるレベル
ですよ。友のことはけっこうわかってるつもりだったけどここまで鈍いっていうのは理解して
なかったよ。わかってたらもうちょっとやりようがあったのにって後悔してるけど、今更そんな
こと思ったってしょうがないから諦めるけどさ。俺が変な意地張らなきゃもうとっくに話が進ん
でるっていうのもわかってるつもりだしな。でも友がこんな具合なのにいきなり手の内晒す
のもどうかと思ったし、だったら多少は受け入れてもらえる土台でも作っといたほうがいい
のかなと思ってたらこんな惨状に陥るし、結局のところ何やってもダメな気がしてきたけど
ここまで来てそんなことも言ってられないしな。うん、そもそも始まってもいないのに諦める
とか投げ出すってのもおかしい話だしな。

というわけで友!」





89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:37:27.95
ID:kzZdiOS/0

友「――――――――はっ!?」

女「案の定思考停止してたか。不測の事態で思考停止する癖は直しとかないとパニック映画じゃ被害者その1だからな?」

友「あ、ああ? ……とんでもないマシンガントークに耳と脳がやられてたわ」

女「しかもアレって自分でも言ってて途中でわけわかんなくなるな。世のヤンデレのみなさんはすごいね」

友「……怒ってたんじゃないのか? 途中からよく聞き取れなくなったけど、最初の方ではかなり怒ってたよな?」

女「俺が怒ったら無表情で無口になるんだろ? 
  まー実際のところかなりカチンとは来たけど。少女マンガなら1巻分くらいは引っ張れるようなことやらかしてるんだから」

友「やった側が聞くのは心苦しいんだがそこまでのことか?」

女「そうだな、友にも理解しやすいようにわざとDQN風に友の行動を説明すると、
 『コイツ、俺に気があるみたいだったから試しにキスしたったwwwそしたら真っ赤になって喜んでやがんのwwwウケルwwwwww』みたいな?」

友「なっ――!? お、俺はそんなこと考えてないぞ!?」

女「わかってる。仮にこんなこと思っても友は行動に移せそうにないし、逆に行動に移したってことは何も考えてなかったんだろうなぁってのも想像がついてる」

友「……返す言葉もございません」




91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:38:19.33
ID:kzZdiOS/0

女「俺だからたまたまセーフだっただけだからな? 色んな意味で死にたくなかったら絶対よそでやるなよ?」

友「お前以外にやる相手なんかいねーよ!」

女「まぁそうか、俺以外に友にフラグ立ってる奴なんかいないもんな」

友「フラグ……?」

女「この期に及んでまだわからないとか言ったら本当に怒るからな?」



女「俺は友のこと好きだよ」



友「…………は? えっ、お前本当に俺のこと――!?」

女「……そこまでびっくりした顔されるのはものすごく心外なんだけど。悪いけど今の今までわかってなかった友が異常だったんだからな?」

友「ままま待て待て!? え、マジ? マジで俺のことなんか好きなわけ!?」

女「そもそも『友が異性なら付き合いたいくらい大好き』って初っ端で宣言してるんだけどな」




92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:41:20.14
ID:kzZdiOS/0

友「言ってねぇ! そんなこと絶対言ってねぇ!」

女「それはともかく思ったより友の拒絶反応がなくてよかったよかった」

友「拒絶?」

女「そうだな、ちょっと手借りるぞ?」ぎゅっ

友「? なんだよ、どうかしたのか?」きょとん

女「うん、やっぱり友ってイイ男だよな。変態のロリコンの童貞のニブチンだけど」

友「その言い草だと合計値は圧倒的マイナスじゃねーか」

女「プラス要素にマイナス要素を4回掛けたんだから結局プラスだって。自信もって大学で自慢していいレベル」にぎにぎ

友「絶対騙されねーからな?」

女「さて友、これからどうしようか?」

友「いや別にどうするも何も……」




93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:42:00.69
ID:kzZdiOS/0

女「そうか〜、つまり俺はほっとかれるのか〜。天然なようで実のところキチクだよな友って」にぎにぎ

友「ほっとく? キチク?」

女「曲がりなりにも女の子に告白されたのに、スルーはひどいって言ってるんだよ」

友「………………あっ! そ、そうか、そうだなそうだった! え〜あーっと、その、だな……///」アセアセ

女「そうそう、こんなに引っ張ったんだしせめてそれくらいは反応してくれなきゃ」クスクスにぎにぎ

友「ぐっ、逆にお前はなんでそんなに落ち着いてんだよ! こ、告白とかしたのに」

女「落ち着いてはいるけど冷静ってわけじゃないんだけど。やっぱ友の手が大きく感じるなー」ぐにぐに

友「嘘つけ! 現に今だって俺の手を弄んで飄々としてるじゃねぇか!」

女「そうやって態度が変わらないでいられるのは、友が態度を変えないおかげなんだけどな。手を振り払わないのがいい証拠」むにむに

友「振り払うとかなんですると思うんだよ?」

女「……うん、だからこそ俺は俺のままで友のことが好きって言えるんだろうけどな。そうじゃなきゃ俺はキャラ設定から作り直さないといけなくなるし」ぎゅっぎゅっ

友「あの〜、俺にもわかるような難易度設定で話をしてほしいんですが」




94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:42:57.98
ID:kzZdiOS/0

女「残念ながら一度開始してしまうと難易度は変更できません」

友「なんだよそのクソゲーは」

女「人生というクソゲーでございます(キリリッ」

友「うまいこと言ってるつもりだろうけど全然うまくねーからな? というかちゃんと質問に答えろ」

女「ただのあるある話になるけど、ありがちな創作話で告白された後に手を取られそうになったらどうする?」

友「そりゃ、握り返すんじゃねーの?」

女「それは両思いの場合な。仮に好意を持ってても照れ隠しに振り払う場合もあるし、純粋な拒絶とかで叩き落すってこともよくあるお話」

友「そういうもんなのか?」

女「だから、俺としてはこうやって、友の手を好き勝手させてもらってるだけでもう充分だったりするんだよ」うにうに





95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:43:32.33
ID:kzZdiOS/0

友「……結局よくわからなかったんだが」

女「わからなくてもいいよ。あんまりわかられても困るし」

友「困るってなんだよ」

女「わかられて困るって言ってんのにこれ以上説明するわけないだろ?」

友「そこをなんとか」

女「めっ!」

友「……!!」ゾクッ





96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:44:13.03
ID:kzZdiOS/0

   ※    ※    ※    ※

友「聞いていいかどうかわからないけど、お前って俺なんかのどこがいいんだ?」

女「さりげなく自分を卑下する癖あるよな友って」

友「いや調子に乗るとうざい性格してるって自覚あるから自制してるだけ」

女「もっと調子に乗っても――…………いやだめだな。私、そのままの友がだぁいすき!」

友「何想像しやがった」

女「さっき言ったDQN口調の友」

友「さすがの俺もそこまで酷くねーよ!」

女「この件に関して言えばもうちょっと調子に乗ってくれてもいいんだけどな。……なぁ友、また上に乗ってもいい?」

友「なっ!? なんでだよ!?」

女「そうしたいからだよ。ちなみになんでかって聞くのはナシだからな?」




97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:45:40.46
ID:q3xiK6uL0

>>1は女かホモだな




98: ホモな女という手もある 投稿日:2012/02/06(月) 23:46:23.56
ID:kzZdiOS/0

友「……す、好きにしていい」

女「わーい!」ダキツキ

友「!!!?? 向き合う体勢とは聞いてないぞ!?」

女「こういうのは確認しないほうが悪いんだぜ。で、友? 抱きつかれたらどうするんだっけ?」ぎゅー

友「……くそっ」ぐいっ

女「んくっ……そうそう。やっぱり友にぎゅってされるの気持ちいいし好きー」えへー

友「だから煽るようなことを言うんじゃないとあれほど……」

女「煽るも何も本心だし。さっきは好きとは言わないように努力してたけど、別に今はもう隠してないしなー」

友「そういやまたはぐらかされるところだった。おまえって俺の何がいいんだ?」

女「なんで理由が知りたいのかなー? そんなに俺にどう思われてるか気になるんだ?」ニヤニヤ

友「そうだよ。当たり前だろ」

女「――えっ!? そ、そうなんだ? いやー友はそういうのに無頓着かと思ってた」




99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:47:08.97
ID:kzZdiOS/0

友「俺のイメージどんだけ悪いんだよ……」

女「元々かなり良かったほうだったんだけど、今日のあれやこれやでがっつり暴落してる」

友「そこまでのことを俺やったか?」

女「でもその分高騰もしてるから下げ幅は大したことないぜ」

友「株が上がるような理由も思い当たらないんだが」

女「わからないのが良いところでもあり悪いところでもあるよな。さて友の何が好きかだっけ?」

友「お、おう」ゴクリ

女「女体化したのに変わらずに接してくれてるっていうところかな」

友「…………なんだそりゃ?」

女「おまっ!? わかってないだろうけどな、たったこれだけでもTSモノの鉄板フラグなんだぞ!」

友「いや俺はそっちのジャンルには明るくないもんで。というかそれってお前が女になってから、つまり今日いきなり俺を好きになったっていうことか?」

女「問題はそこらへんが曖昧なことなんだよなー。そこが鶏と卵理論過ぎてよくわからない」




100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:48:49.81
ID:kzZdiOS/0

友「自分のことなのにわからないってどういうことだよ?」

女「今の発言、絶対忘れるなよ……? なんていうかなー、女体化するまではあくまでも『友が女だったらいいな』程度の軽い気持ちだったけど、
  いざ自分が女になっちゃったらいつの間にか『友でいいや』が『友じゃないとやだ』に変わってたんだよなー」

友「でいいやってお前……。いやでもそう思ってたのは男のときのお前か?」

女「まぁいいじゃん、今の俺はただ単に友のことが大好きなロリっぽい女の子なわけだし」ぎゅー

友「お前、なんか開き直ってないか?」

女「そうだなー。うん、かなり舞い上がってるかも。友の反応如何で絶交ルートも有り得たわけだし……本当に、そうならなくてよかった」

友「やっぱかわいい」なでなで

女「んく…………って! やめろよ友」

友「なんでだよ」なでなで

女「えへー……じゃなくて、あんまりそういうのやられるとデレが加速してやばいことになりそう」

友「何がやばいのかわからないからやめる必要はないな」なでなで




101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:50:36.46
ID:kzZdiOS/0

女「う〜……なんでわかんないんだよバカ」ぽすっ

友「お前の頭の撫で心地がよすぎるのとそんな可愛い反応するのがいけないんだけどな」

女「っ、だからそれは友の理想どおりなんだから俺のせいじゃないだろっ?」

友「体の反応はそうだとしても、デレてるのはお前の中身だろ?」なでなで

女「――だからだよ、俺がデレたら友の迷惑になるだろうし、この辺でやめといてくんないかな」

友「迷惑とか、あんだけ好き勝手に色々やらかしといて何を今更。そもそも迷惑とか思ってたら、告白してきた相手が少しでも期待持つようなことはやんねぇよ」

女「…………え? それって……?」

友「いや悪い変な言い方した」

女「なんだよぬか喜びさせて!」

友「期待させるような言い方したのは謝る。けど告白までされたのに、それでもお前のことを単純に可愛いとか思えるのは、そういうことなんだと思う。たぶん」

女「それ、自分でちゃんとわかってて言ってるか?」

友「正直に言うとちっともわからん」




103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:52:11.63
ID:kzZdiOS/0

女「さっきの自分の発言を忘れるなって俺言ったよな?」

友「仕方なくね!? お前が女体化してからまだ1日も経ってないのにいきなり告白とかされてるんだぞ!?」

女「とりあえず嫌悪感ないんだったら、そういう葛藤は全部取っ払っちゃってさっさと押し倒しちゃえばいいのに」

友「いきなり下ネタモードに戻りやがった!?」

女「そしたら社会的な意味で友のこと合法的に束縛できたのに。そうなったら友とずっとずぅーっといっしょにいられるのに。
  他のことなんか何にも考えられないくらい、俺のことしか考えられないようにしてあげられるのに」クスクス

友「しかもヤンデレ思考になってやがる!? 待て落ち着け俺はどっちかって言うとこれまで通りのお前のほうがいい」

女「やっぱりヤンデレはごっこ遊びでも疲れるね。精神的によろしくない」

友「いやお前が勝手に始めたんだからな?」

女「あはは…………」ぽすっ

友「ど、どうしたいきなり?」

女「甘えても迷惑じゃないって言ってくれたからめいっぱい甘えてみようなー、なんて」ダメ?




104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:52:40.96
ID:kzZdiOS/0

友「上目遣いで首傾げるとかあざといな。ああ、実にあざとい」なでなで

女「えへへ……なぁ友、また、してもらってもいいか?」

友「? 何をだよ?」

女「わかんない? じゃあ俺からしてもいい?」

友「だから何をだって」

女「ちゅー」

友「っ!? なっ、なんでわざわざ聞いてくんだよ!?」

女「だって俺はしたいけど、友がしたくなかったら悪いじゃん」

友「そんな言われ方した後に『いい』って言ったら、すっげぇしたがってるみたいじゃねぇか」

女「俺は、すごくしたい。友とのちゅー、すっごい気持ちよかったもん」

友「……ったくおまえは」ハァ…




105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:54:02.07
ID:kzZdiOS/0

女「やっぱ、ダメ?」

友「自分の顔の威力をちゃんと理解してくれよ」



ちゅ



女「もっと」

友「ああ。だから口開けろ」

女「べろちゅーするの?」

友「いやじゃないだろ?」

女「うん。いっぱいしてほしい」





106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:55:19.99
ID:kzZdiOS/0


女「ん、ちゅ……あ、んっ、ぢゅ…んぷ、ちゅ、ちゅ……ぷぁ、友ー」はぁはぁ

友「ん?」

女「すきー」エヘー

友「…………」ぐいっ

女「あぅ…ちゅむ……んっ…やぁ、ぢゅ……はぅ」くてー

友「よしよし」

女「……なんで友はそんなに余裕なんだよ」ズルイ

友「余裕なんかあるわけないだろうが。これでも理性フル動員中だよ」

女「ギンギンだもんね」チラッ

友「言うな、見るな」

女「ふーん?」さすさす

友「さ、触るんじゃない!」





107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:56:15.70
ID:kzZdiOS/0

女「うあ、本気モードすぎるだろこの息子さん……あはっ、すっごくかたい」

友「うっ……っ……やっ、やめろ!!!」

女「」ビクッ

友「わ、悪い。思ったよりでかい声になった」

女「なんで……まだ我慢なんかするんだよっ? いいじゃんもう! 押し倒して好き勝手しろよ!」

友「悪い。できない」

女「――――っ。……やっぱり、いきなりは無理、だよな。俺がやりたいからって無理言った……ごめん」

友「……悪い。決してやりたくないわけじゃ」

女「じゃあやれよ」

友「…………」

女「こんなテンプレな返しに困るくらいなら、変に期待させること言うなよ」

友「悪い」




108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:58:10.02
ID:kzZdiOS/0

女「謝られるとみじめな気分になりませんか? ……わかったよ、『今日は』諦める。でも理由くらいは教えてくれるよな?」

友「しっかり強調しやがって。……やっぱ言わないとダメか?」

女「イヤナライワナクテモイイヨ」ニッコリ

友「ハイハイ言えばいいんだろ、ちゃんと言いますよ」



 ※とりあえず膝から降りました※





110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:59:20.32
ID:kzZdiOS/0

女「改めて聞くけど、そこまで固辞するのはどうして? 友のお子さんはそんなにやる気になってるのに」チラッ

友「見るんじゃありません」

女「さっきも同じようなこと言ったけどさ、客観的に見て、俺は友に何されても文句を言えないことをやってる。そして俺自身、友に何されても……というか色々してみたい」

友「…………」

女「それでも、ダメ?」

友「……まず建前を言えば、いきなりそこまで手を出すのはいけない、と思うからだな」

女「どうして? 友がやりたいんだったらやられてみたいし、たぶん俺は何されても喜んじゃうのに?」

友「俺はまだ、お前にろくな返事もできてないんだぞ?」

女「それは、そうだけど」

友「好意を伝えられたのに、それへの答えが曖昧なままでこれ以上好き勝手は、できないし、やっちゃいけない気がするんだ」

女「友…………」




111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/06(月) 23:59:49.52
ID:kzZdiOS/0





女「すごくかっこいいことを言ってるけど、おまえ自分で『建前』って言っちゃってるからな?」

友「誤魔化されてくれよ……」








112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:00:13.83
ID:9GN2mIF70

女「自爆したくせに人にフォローを求めるなよ。で? 本音は?」

友「――怖ぇんだよ」ボソッ

女「怖い?」

友「こんな曖昧なままヤったら、お前との関係がそればっかりになりそうで」

女「ならないと思うけどな。友のへたれ紳士っぷりは伊達じゃないし」

友「……俺ってそんな印象か?」

女「印象も何もお前が『本気で嫌がられたら何もできないへたれ』って認めたじゃん。その……俺の耳、舐めたとき///」

友「お、おう……///」

女「……」

友「……」

女「だっ、だから! 俺が本気で嫌がってるのにそれを組み敷いて、とか友ができるわけないだろうし!」

友「でもな、俺が変に調子乗ったらどうなるかわからないだろ?」




113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:00:47.17
ID:9GN2mIF70

女「そうか〜、俺が泣いてても友は好き勝手に俺を犯せるのか〜」

友「…………無理っす」

女「だろー? 友がそんなことができる性格なら、俺が『生えてない』って言った時点で『じゃあ確認しないとな』って流れで犯されてたろうし」

友「…………できないっす」

女「そもそも今現在は童貞のくせになんでそんな変な心配が先に立ったんだか」

友「……。たぶん、関係がいきなり変わるのにびびってたんだと思う」

女「早い話がエッチするのに怖気づいたと」

友「なんでわざわざ悪く言い直すかな!?」

女「いや悪い。いきなりキリッとか決め顔されるとつい」

友「ハァ、お前といると本当に真面目な雰囲気が続かなくて困る」

女「あれ、怖気づいたってことは否定しないんだ」

友「一瞬で見抜かれてんのにこれ以上見栄なんか張れねぇよ」




114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:01:59.06
ID:9GN2mIF70

女「これ以上、って見栄張ってたのか?」

友「ま、言葉の綾だけども。お前に見栄張ってもすぐ看破されるし」

女「いやあれは友がひどい。『どどど童貞ちゃうわ』ってネタじゃなくマジで言われたあの時は本気でどうしようかと……」

友「人の黒歴史を引っ張り出すな」

女「そんなやらかしちゃった友でも、もうすぐ童貞捨てられるだろうけどねー」

友「そうだよその話だったよ。もう開き直って言うけどさ、お前が女になったからっていきなりそういう関係になるのはどうかって思ってさ」

女「まぁいきなり『素敵! 抱いて!』とか言われて困惑しないほうがおかしいよな」

友「その言い方もどうかと」

女「今までとあんまり変わらないと思うけどな」

友「は?」

女「だから、友が俺に手を出したって、これまでとあんまり変わらないと思うんだ」




115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:02:46.18
ID:9GN2mIF70

友「お前がそう言っても、さすがに変わらないままでは……」

女「そうかな? 俺のあくまでも勝手な考えだけど、友との最終的な関係としては、友人:恋人の割合が8:2くらいが理想だと思ってる」

女「ひと月のうち3週間くらいはこんなふうに馬鹿話したり遊んだりして。後は、まぁ、うん……たまにいちゃいちゃして」

友「たった2割かい」

女「うん。それ以上いちゃいちゃしたら俺デレてキャラ崩壊しそうだし」

友「それはそれで――」

女「ま、結局は俺の勝手な考えだけどさ。まず前提すら成り立ってない話だし。そもそも友は俺のこと恋人にしたいわけじゃないし」

友「……ん?」

女「ん?」

友「えっと……え?」

女「なんだよいきなり変な顔して」




117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:04:11.21
ID:kzZdiOS/0

友「あ〜…………俺、そんなふうに思わせてたか?」

女「か、勘違いしないでよっ!? 『このへたれフツメンが』とか思ってないんだから!?」

友「そうじゃなくてな」

女「あらノリが悪い」

友「お前、俺からちゃんとした返事聞きだそうとしてないよな?」

女「おや友がそれに気づくとは。わかってんなら返事しろよ」

友「あ、いやそれは……」

女「ま、女として会って初日だし? 友にろくな返事ができるとは思ってないからいいよ」

友「すまん」

女「謝るくらいならもっといろいろ違うことをしでかしてほしいけどな」

友「たとえばどんなことだよ」

女「言えば何でもしてくれるってなら言うけど、『今日は』しないって約束だろ?」




118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:04:53.61
ID:pthsFwUU0

友「今日はって言うけど……お前はそれでいいのか?」

女「良い悪いも何も。この件は友に主導権があるのわかってるか?」

友「…………付き合ってもないのに、やるわけにはいかないだろ」

女「同感だな」

友「えっ」

女「えっ」

友「ちょっとおかしい言葉が聞こえたような……」

女「当初の思い描いてた予定では『俺の挑発に友が乗って、でもやりかけで友が正気に戻って後悔。
  でもそれを広い心で許す俺。そして両想いで合体』な感じでイケるかと思ってたんだけど」

友「いやそのりくつはおかしい」

女「友の性格を考えたら十分あり得たけどな。思ってた以上に誰かさんがへたれで鈍感だったから今こんな状態だけど」




119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:06:21.01
ID:9GN2mIF70

友「さすがにいい加減怒るぞ」

女「でも、友は俺のことを一つも否定しないでくれたし。それだけでも俺は本当に感謝しなきゃなんだよな」

友「感謝より俺への多彩な暴言の反省をしてほしいもんだな」

女「……『お兄ちゃん、ごめんなさい』」しゅん

友「っ!! ……お前は本当に卑怯だ。くそっ、演技だってわかってるのに! わかってるのに!」

女「そんなに喜んでくれるならやっぱり今度から『お兄ちゃん』って呼んでやろうか?」ニヤニヤ

友「俺をダメ人間にするつもりだろうがそうは行かないからな!?」

女「たかが呼び方一つでおまえは堕落すんのかい」

友「ああ」

女「……頼むからよそでやってくれるなよ? 友が連行されたり警察署に迎えに行くのは嫌だからな?」

友「ハァ、お前もけっこうわかってないよな」




120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:07:41.92
ID:9GN2mIF70

女「何々? もしかしてこんなに反応しちゃうのは俺が相手だからとか?」にやにや

友「当たり前だろ」

女「えっ……」

友「さっき『俺はお前を恋人にしたいわけじゃない』って言われたとき、なんかものすごい引っかかった」

女「な、何が?」

友「それは、うまく言えないけど、好意を貰って、なのに何も返せてない気がして」

女「や、それはまだ返せるわけがないってわかってるから。だから、そんなふうに友が思う必要なんか――」

友「俺はお前をどんな意味でも放したくない、と思ってる」

女「」

友「初日で混乱してるのもあるし、何も覚悟できてないから、まだこれ以上のちゃんとした返事はできないけど、とりあえず1週間待ってくれないか?」




121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:08:14.87
ID:9GN2mIF70

女「ほんと、殺し文句を不意討ちで投げ込んでくるな友は……」

友「耳まで赤くなってるな」

女「うるさいだまれ」

友「それで、待ってもらえるか?」

女「友は、ずるい」ボソボソ

友「ん?」

女「主導権は友にあるって言ったもん」ボソボソ

友「そりゃ悪かった。……ちゃんとお前にいい返事するから、ちょっとだけ待ってくれな?」なでなで

女「うん。だから脱童貞の覚悟もちゃんとしとけよ?」

友「へーへー」




122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:10:10.74
ID:9GN2mIF70

   ※    ※    ※    ※

女「さてそろそろ夕飯時だし、たまには早めにメシ食いに行こうか」

友「もうこんな時間か。まったく遊ばずにこんだけ話し続けたのは初めてだな」

女「そうだな大体5時間弱か。いやー友に今日はツッコまくったせいで疲れたよ」

友「お前、外では下ネタは絶対自重しろよ!?」

女「下ネタに感じる時点で同類だぜ?」

友「悪い友人に影響されたもんでな」

女「安心しろ、俺のこんな言葉を聞けるのは友だけだよ」

友「それもどうなんだ?」

女「……もうちょっと言葉の裏を察してほしいもんだ」

友「はいはい鈍感で悪うございました」




1日目、おしまい




123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/02/07(火) 00:12:34.88
ID:9GN2mIF70

ここまでが以前書き込んだ分
ここからが新規分

の前に家族がうるさいので風呂入ってくる

つづく


※続きを読む
■女「俺の親友に漢になってほしい」『 続報 』

※超おすすめスレから読む
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posted by 昨日みた明後日の夢 at 14:00 | Comment(4) |日記|道草|人気記事はこちら|はてブ
この記事へのコメント
  1. 続き早く 寒い
    Posted by 名無し at 2012年02月08日 16:35
  2. 続き早く。寒い
    Posted by 名無し at 2012年02月08日 16:36
  3. おもしろい。
    Posted by at 2012年02月08日 17:34
  4. 女心がうまくかけてるな〜
    作者は女の子だね
    Posted by at 2012年02月08日 19:38
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