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2011年03月22日

少女「貴方のための娼館へようこそ。存分にお楽しみくださいませ」【完結編】

少女「貴方のための娼館へようこそ。存分にお楽しみくださいませ」【完結編】


460: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 20:55:03.45
ID:50JL+Ypy0

三「私達の仕事なんだよ、慰めるの」

男「そういわれても」

三「……」

三「私知らないよ。こんな人」

三「男性ってのは皆……」

何かを思い出すように、三は目を伏せた

三「いいや、なんでもない」

しかし目を開けたとき、一瞬見せた感情の波はすーっと引き下がっていた

三「こういうの私にあわないからね。他の子に任せよう」

男「……そうか」

三「くううう!! なんだその悟ったような目は! むかつく!」

男「!?」

恥ずかしさを隠すためか、三は勢いに任せて俺に触れていた手で乱暴に擦る
もちろん、愚息の上でであった……

※最初から読む
少女「貴方のための娼館へようこそ。存分にお楽しみくださいませ」




464: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 21:05:14.81
ID:50JL+Ypy0

三「こんなにしやがってもう!」

三「させろっていうの!」

声の大きさ事小さかったが、その勢いは猛獣のそれ

男「ちょ、や、やめ」

声にもならないような声で止めようとするが
さすがにそこまでドタバタすると、他の子も目を覚ましてしまったようだ

一「あ、あれ……」

五「ど、どうなされ……まあ」

いたたまれなって立ち上がったせいか

男「ふ、不可抗力だ!」

三の手がズボンにかかって、立ち上がった拍子にそれが脱げて
ひざ立ちだった三の顔がちょうどなんていうか股のあたりにあって

三「お口でしろっていうから……」

男「いってねえ!」




467: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 21:13:21.84
ID:50JL+Ypy0

そうしてこの館にきて五日目の朝となった

あの後、俺は逃げるようにしてベッドにもぐりこんだのだが

四「ベッドイン?」

二「これはサインですかな」

一「で、ですかね!?」

とか言い出して

五「入りますわね」

なんて皆がベッドに入ってきて

男「ノータッチ! ノータッチです!!」

俺はそのあと、朝まで襲われる恐怖に耐えていたのであった




468: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 21:19:23.26
ID:50JL+Ypy0

俺が部屋からやっとでれたのは

メイド「はーい、朝ですよー」

メイド「おお、昨日はお楽しみでしたね!?」

男「お楽しんでません!」

と、元気なメイドさんが部屋へやってきたからであった
あ、ということは……こいつは皆が寝てからいったん部屋にもどったのかな

メイド「ほんとうですかー?」

メイド「うりゃっ」

といって、掛け布団がはがされる
ワンピースだから、寝ている間に皆スカートの裾がまくしあげられていて
なんか二のふとももが足にからまったりしていた

メイド「はぁああレム! やっぱりお楽しみでしたね!」

本当に何も無かったのが、さすがにこれでは弁解のしようもないなと
俺はため息をつくのだった




472: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 21:27:12.10
ID:50JL+Ypy0

朝食後、自室に一人となった

男「はあ、疲れた」

男の子として嬉しくなくはなかったが
疲れるものは疲れるのである

男「そろそろ、元の世界に戻りたいなあ……」

ふとした呟きだった
それは初日以降、一度も口にださず、頭の中でもそれほど考えていなかったこと

さすがに五日目となってなんの進展もないとあれば
俺もそろそろ心配になってくるというものであった

男「あいつに早くあやまんないと」

幼馴染の顔を思い浮かべてそう思った

男「あのメイドに聞いてみるか」




474: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 21:32:42.92
ID:50JL+Ypy0

部屋から出て、適当に探してみる

男「どこだ、アイツ」

そういえば、自分から誰かに会いに行くというのはこの屋敷でなかったなと思う
案外、大変そうだ

既に朝食から三十分
さすがに片付けは終わっているだろうが、一応と思って食堂を覗く

四「あれ、どうしたの?」

食堂では四が一人、テーブルを拭いていた

男「ちょっとあのメイドを探してたんだ。聞きたい事があって」

四「メイドさん?」

四「たぶん、図書室」

四「整理してると思う」




485: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 21:48:45.53
ID:50JL+Ypy0

男「そっか、ありがとう」

四「うん」

居場所を聞けたので、俺は立ち去ろうとする

四「あ、あの」

男「うん?」

四「……えっと……」

何かを伝えたそうに、四は止まるが、しかし言葉にならない
俺は少し、待ってみた

四「……河原。うん、河原は、何で出来てる?」

男「河原? 砂と、石。かな」

四「……うん。正解。それだけ」

男「……?」

四「メイドさんに用事でしょ。行ってきて」

男「あ、ああ」




488: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 21:53:37.92
ID:50JL+Ypy0

よくわからない事を言うなと思いながら、俺は食堂を後にした

階段を上り、二階へ、手すり沿いに回って、三階へ続く階段を上る

男(左は私室だから……、図書室は、右だったかな)

三階についた俺は、右の廊下を進み、角を折れる
思ったとおり、そこには図書室へとつながる両開きの扉があった

ひらいて、中に入る

男「おーい、メイドさんはいるかー?」

虚空にむかって、声を投げかけてみると――

メイド「はいはいはーい! ちょーっとおまちくださーい!」

元気なメイドの声が返ってきた




489: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 21:57:15.03
ID:50JL+Ypy0

ドンッと何かすごい音がして

メイド「どうなされましたか!」

はたきを持ったメイドが現れた

男「ちょっと聞きたい事があってな。……さっきの音、大丈夫か?」

メイド「ああ、私が脚立から飛び降りただけです!」

男「ほんと元気だな」

メイド「元気じゃないとやってられませんから!」

メイド「それで、聞きたい事とはっ」

男「ああ、えっと」




490: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 22:00:04.48
ID:50JL+Ypy0

メイド「あー。なるほど」

五日目になってなんの進展もない
一体どういうことなのか

メイド「まだ夢から醒めてないだけじゃないですか?」

男「といっても、五日も眠ってるのか? 俺」

メイド「ああ、いやいや」

メイド「気づいてるとは思われますが、ここは貴方にとってはあくまで夢の『ような』世界です」

メイド「本当に眠ってるとはかぎりません!」

男「ああ、だよね」

前に考えた予想はとりあえずあたっていたらしい




493: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 22:05:02.11
ID:50JL+Ypy0

メイド「でも勝手に醒めるのも事実です!」

メイド「そういう意味ではほとんど夢とかわりません!」

男「ん、ややこしいな」

メイド「ですです。理屈は考えなくても良いでしょう」

確かに、よくわからん説明をされても困る

男「じゃあ、俺はどうすればいいんだ?」

知りたいのはそれ
このままずっとこの屋敷で暮そうとは思っていないが
今のままでは本当にそうなりかねない




496: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 22:12:23.08
ID:50JL+Ypy0

メイド「どうすれば……ううん、そうですね」

メイド「貴方が望めば、やはり自動的に進むはずです!」

男「帰りたい、ってか?」

メイド「さあわかりません。それくらい自分で考えてください!」

男「む……」

メイド「何かをしてみて、それでも分からなければ聞いてください」

メイド「何もしてないけど教えてくれ、なんて受身なことを言うお人なら私――」

くいっと、腰を曲げて、俺の顔をメイドは覗き込んだ

メイド「――嫌いになっちゃいますよ?」




104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 01:51:26.42
ID:XNFlCbds0

たいして描けないけど私怨
http://up3.viploader.net/news/src/vlnews031886.jpg




497: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 22:16:47.45
ID:ZEE9T7Ic0

せっかくだから>>104に色を塗ってみたものの
どうしたものか




500: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 22:18:20.29
ID:5G2fLb/y0

>>497
せっかくだから服も着せてみて




503: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 22:21:31.20
ID:ZEE9T7Ic0

>>500
そんな技術ねーww
思ったよりカラフルな髪になってしまったが俺の精一杯のしえんです

ttp://vip.20ch.net/s/vip20ch818.jpg




502: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 22:19:04.49
ID:50JL+Ypy0

俺は図書室から出た

男(そうだよな……、あいつの言うとおり)

確かにこの生活も面白いと思い始めてたから、それをしっかりと自覚することはなかったけれど
この五日間、心のどこかで早く醒めないかなと思っていたのも事実

その気持に対して、俺は何もしていない

男(いやそれどころか)

この生活のほぼ全てが受身だった
最初だけ、あの子達を外へと出したけどそれっきりだ

男(あ……)

そうだ、そこは自分からやっている
初日から彼女達のところへいくまでの間――彼女達は朝食への参加もしなければ、姿を現すことも無かった
しかし俺が外へ出してから、彼女達はこの屋敷を出歩くようになった
これは変化ではないのか?




507: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 22:25:49.45
ID:50JL+Ypy0

男(物語が、そこで進展している)

その後、彼女達との楽しい生活は続いたが

男(大きく設定が変わる事は無かった)

ならそれはつまり

男(なにか俺がアクションを起こせば、何か変わる……?)

ああ、そう考えられるならば
さっきのメイドさんはものすごいヒントを俺に、与えてくれていたのだ

男(変えられる事……か。それはなんだ?)

思考の方向が、決定された




513: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 22:31:44.89
ID:50JL+Ypy0

あまり使わない頭をフル回転させながら、ゆっくりと階段を下りていく

そして、玄関ホールにたどり着いた

男(していないこと、保留にしていること)

それは大きく二つ

男(一つは、この屋敷に関して)

あの扉をあけるということは、メイドにやんわり断られてからしていない
そしてまた、主人の部屋に挨拶に行った事も、ない

男(もう一つは彼女達に関して)

彼女達は何故こんなところにいるのか、それは一との会話で少しでそうになったものの
これもまたやんわりと遮られていた

男(それと……)

彼女達との、目合い




516: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 22:36:14.87
ID:50JL+Ypy0

男(しないとは言っても情に流されかけたり、じゃあといって手を出す事もしない)

確かにいまだ手をだしていないが、それだっていつ崩れるか分からないのである
曖昧なまま保留にしていることの、決定打だった

彼女達はソレに関して立場をはっきりさせている
なのに俺は……

男(どうする)

やれるべきことは、いくつもあった
なのにそれをしなかったのは俺の怠惰であり、そして

男(楽しくて……、踏み込めなかった俺の、弱さ)

彼女達の楽しい生活を、壊したくなかったのだ




518: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 22:39:37.57
ID:50JL+Ypy0

だが決めなければならない
ここまで考えて、何も行動を起こさないというのは、さすがに臆病にすぎる

男(だが何からはじめる?)

すぐできる事、やりやすい事からはじめるべきか

それとも彼女達の話に踏み込むべきか

事の重要度は後者のほうが高い
しかしそれを選択するのは、あまりに気が重かった

男(なら……まずはできること、から)

屋敷について調べてみよう
行っていない部屋を、訪ねてみよう




520: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 22:44:20.12
ID:50JL+Ypy0

二度手間ではあったが、俺はもう一度三階へと上がる
二つある廊下の左へと進んだ

男「向かい合って部屋が二つ、どっちがどっちだろう」

どちらかがご主人様とやらの部屋で、どちらかがメイドの部屋

男「まあ間違えたところであのメイドさんだし、問題ないか」

そう思って、適当にドアをノックしてみるのだが

男「誰もいない……?」

悪いと思いつつドアノブをひねるが、しかし扉には鍵がかかっていた
どうやら不在らしい

男「また後で来てみるか」

開かなければしかたないので、俺は次なる扉へと向かった




522: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 22:48:47.12
ID:50JL+Ypy0

玄関ホール
一応確認してみたが、出入り口となる扉もまた、開かない

男(となれば、残るはこの扉か)

別館へと続く扉の前に、俺は立っていた

その横にある置物に、自然と目が移った
二つの石が詰まれて、一つは落ちている

男「積み石なら、なんで一つ残してるんだろう」

メイドは確か、こういうものだといっていたが
やはり不自然だと思う

男「もし手詰まりになったら、これもちょっと見てみるか」

とりあえず今はそれよりも分かりやすい、道がある
俺はドアノブに手を掛けた




527: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 22:56:02.16
ID:50JL+Ypy0

扉はあっけなく、開いた
でもそれはなんとなく予想されていたので、俺は驚かない

男「……?」

踏み込んだ先は、大体2メートル四方程度の四角い小部屋

男「風除室か?」

たしか、外の空気と中の空気が交わらないように、外と中の間に余分にスペースを設ける事が在る
それは例えばオフィスビルだったり、寒冷地の一般住宅だったり

すぐに風除室だとおもったのは、目の前にもう一つ扉があったから

男「行くか」

俺はその扉も、開ける




530: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 23:01:17.81
ID:50JL+Ypy0

瞬間、突然の光の変化に目がくらむ

男「な……」

俺は何故か、年季のはいった木造の橋の上に立っていた
空は暗く、紅い
橋の下にはどうやら、川が流れているようだ

男「これは、どうしたもんかな」

振り返ると扉があって、しかしソレより後ろは真っ暗で何も得ない
見えるのは橋と、川と、空と――そして向こう側にある、更なる扉

男「いったいいくつ扉を作ってんだよ……」

自分を落ち着けるように、大きめに独り言を言う
そして、橋を渡って、その扉も開けた

男「もうやけくそだよ……」




541: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 23:08:11.08
ID:50JL+Ypy0

またも、風除室
先ほどの部屋とそう変わりなかった

男「あれ」

気づくと、入ってきたはずの扉は勝手に閉まっていた
川の部屋に入るときもだったが、扉を開けてから中にはいるというステップが、どうにも曖昧だ

男「……」

怖かった
単純に俺は、怖かった
足元が寒気にすくみ、体中がねっとりと汗ばむ

男「こ、ここまできたら、なあ」

扉はあるから、多分戻ろうと思えば戻れる
でも、それは……

恐怖をかみ殺して、震える足を前に進めて、俺は更なる扉に手を掛ける
来た時と同じであるならば、この先こそ別館のはずだ……




550: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 23:15:51.58
ID:50JL+Ypy0

扉を開くとそこは、大きな部屋だった
シャンデリアによって部屋は明るく照らされている
足元は自室にあったようなたかそうな絨毯が引かれ、調度品もまた逸品ぞろい

しかし目を引くのは、正面の壁一面を全て多い尽くす巨大な窓

そしてその前に置かれた、ソファと――

そこにすわる、見覚えの在る少女

男「……・」

生唾を飲み込んで、目を開く
心臓はものすごい音を立てて警鐘を鳴らす

扉を開いて覗き込んでいるだけだったのに気づき――こんどは入室が曖昧じゃないとも気づく
そして俺は、部屋へと完全に入ったのだ




568: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 23:23:27.93
ID:50JL+Ypy0

少女「あら」

少女は振り返って、微笑んだ
その笑顔は今まであった二度の時と全く変わらないのに
動かないはずの人形が突然笑出だすような薄気味悪さを感じさせる

少女「そう。来てしまったのですね」

少女は立ち上がらず、体をひねってこちらを向いていた
恐怖のせいか、それは顔だけ半回転させてこちらを向いているように一瞬錯覚する

男「う、うわっ」

でもそんなことは無かった。少女はあくまで少女である
彼女はそんな俺をみて、やはり笑顔を崩さない……




573: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 23:27:07.40
ID:50JL+Ypy0

少女「くすくす」

少女「ねえ、お客様。もう、準備は整ったのですか?」

男「な、何の話、だ?」

少女「あら……。そう。また、まだまだなのね。くすくすくす」

少女は楽しそうに笑う
嘲っているようにも見えたがしかし、見ようによっては本心から屈託無く笑っているようにも見える

だがそんなことを一々考えている余裕はなかった

少女「さあ、こちらへいらっしゃい」

少女「あなたは、どう見るのかしら?」

少女は自身の座るソファからさそう
そして、窓の向こうを指して見ろと示す

俺は、進むしかなかった




576: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 23:33:10.42
ID:50JL+Ypy0

窓の向こう、最初の一瞬はなにがあるのか分からなくて、目の前にある壁を見る
それは風呂場でみたような石の壁だった

そこで俺は、ああ窓の向こうは吹き抜けになっているのだなと気づいて
目線を下へと向ける

次の瞬間にまず認識したのは、銀色の鎖

男「あ……」

クビが湿られたように声が搾り取られる

石の壁が、そう。どこかでみたように――肌色の肉に覆われていた

男「あ……」

それは蠢いていた
よくよく見れば、本当はそれらが密集しているのではなく、ある程度バラけているのが分かる

そして、俺は、見てしまった




580: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 23:38:11.40
ID:50JL+Ypy0

にこりと笑いかけてくる肌色のナニカ

ナニカ? ナニカって、ナンダ?

少女「不思議な顔をなされてますね。もしや――貴方の幼馴染をご存知でない?」

男「あ……あっあっあっ……」

少女「ああ、ご安心ください」

少女「当館ではどのような殿方にも満足していただけるよう、尽くせる限りの“遊び”をご用意しております」

少女「彼女もまた、その一人なだけです」

男「 」

返す言葉は沈黙にもならない




598: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 23:46:27.44
ID:50JL+Ypy0

男「な、なんだ、これ、は」

鎖につながれた×××が、強欲に脂肪を付けた男の動きに喘いでいた
でも顔はこちらを見ながら、微笑んでいるというのはいかなる奇怪か

少女「……? 貴方の幼馴染ですが?」

男「そんな、わけ」

少女「貴方が来館されたのでしょう?」

少女は最初の会話をなぞるのが面白かったのか、くすくすと笑う

少女「娼館がどういうものか、知っているのですよね」

少女「ええ、当館も他と違わず、性を提供して対価をいただきます」

少女「貴方に対価を求めなかったのは、そう」

少女「彼女がこうしてここで働いて払っていてくれたから」




600: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 23:48:01.37
ID:sxquySXc0

これってなんかドグラ・マグラと似てる





704: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 00:45:32.42
ID:c/4Smbqj0

>>600の鋭さに脱帽
ほとんどドグラマグラだなチャカポコ




709: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 00:50:00.92
ID:TpZuB8GoO

全然違うがサザエさんの館の話を思い出した。
あとドクラ・マグラってこんな感じの話なの?




711: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 00:52:24.88
ID:JNzTZUFH0

>>709
ドグラ・マグラってのは自分が誰だかを突き止めるストーリー




781: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 02:18:55.85
ID:Alq8IlPI0

>>704
>>711
ドグラマグラ今読み終わったわ
三大奇書か





715: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 01:01:17.96
ID:FcAy1/F8O

ドグラ・マグラは青空文庫で読めるぞ




874: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:34:13.23
ID:nKkQrUo00

ドグラ・マグラでググったら
知恵袋でてきて
本気で背筋凍った。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1027682090




625: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 23:53:49.23
ID:50JL+Ypy0

少女「おかしな顔をしていますね」

頭が回らない
真っ白になったのか、それとも考えすぎて詰まってしまったのか

少女「ふふ」

少女はそれ以上何も言わない
俺はその光景からめを背けられない

理解ができなかった

窓の向こうに見えているというそれに、理解が――いや、理解はできていた?
少女は丁寧に説明までしてくれたのだ
そうだ、理解はできる

だが、納得がいかないんだ。そう、どこかで。そんなことを。

男「く……あ。あああああああああああああああああああああああああああああああああ」




632: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 23:58:00.91
ID:50JL+Ypy0

男「……」

思い出せ、頭を回せ

あのメイドは言っていた。受身ではいけないといっていた

少女「……」

ここでこうして悲鳴を上げて、とまっていて、さてそれがなにになるのか

男「……っ」

考えろ、今までの話を思い出せ
どこかに、どこかにこの状況を打開する何かがあると考えろ
そうだ考えれば、なにか、なにか

状況を打開する手立てを……ッ!




664: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 00:12:29.51
ID:mIyY4HSw0

今までの五日間を思い返す
目の前の光景はそれはもうひどいものであったが、心を打ち砕くものだったが
それでも止まればどうしようもないことは事実

単語を抽出……
たくさんのものがまぎれていた五日間の中で、なにかおかしなものはなかったか

男(おかしなもの……イレギュラー。……助言……!)

男(え、えっと、その話は、仏の顔は、三度で……。三度目で仏はいなくなって鬼がくるんだ)

男(鬼とつながるものはなんだ……鬼とつながるもの……)

男(鬼は黄泉の世界の住人だから……あッ! 河原ッ!)

男(そう、そうだ、三途の川の河原、賽の河原ッ! ここに鬼がいる!)

男(鬼が来て困るのは……)

男(……子供……ッ! 積み石をする子供!!)

男(親より先に死んだことを詫びて、子供たちは石を積む……たしか、ケアン)

男(でも、石を積んでも積んでも、……完成する前に鬼に壊される……!!)

男(積み石……、ああ、あった。あったぞ……!)




676: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 00:22:06.43
ID:mIyY4HSw0

口の中に鉄の味を感じる
集中しすぎて、気づかぬうちに唇を噛み切っていたようだ

少女「あら、どうするのですか?」

俺は答えず、自分の辿った道を戻る

少女「……まあ。……ふふ、前よりは少し、早いわね」

俺は扉に手をかける

少女「さて、このペースならどれだけ引き継げるのか……」

俺は悪魔に耳を貸すまいと、扉を思いっきりしめてやった

すぐに風除室を抜けて、端を渡る
遮られたら、などとおもったがそれは愚考
わたりきり扉を開いて風除室。そして館へと戻る

出入り口に設置されたそれ
二つ積まれ、一つが落ちている石の飾りの前へ立つ




682: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 00:28:10.81
ID:mIyY4HSw0

男(一度積まれているのか……?)

積み石は誰かが二つの石を重ねなければ、ただの石でしかない
ということは、こうして積み石となっているということはつまり、誰かが積んだのだ

男(……これも何かの暗示か?)

考える

男(そういえば、助言……。仏がいなくなれば云々のところはなんとなく理解できるが、“三回”というワードがまだつながらない)

男(そう、これは二回までならゆるされるということで……)

男(それを俺に助言として話したと言う事は、俺は何か二回まで許されるとも考えられる……?)

男(……あ、ああああ!)

俺はたどり着く
鬼が来るのは仏がいなくなってから
ということは、仏は積み石をする誰かを見守っているとなる
そしてこの積み石はすでにいちど積まれていて……

男(いや、まさか、そんな)

俺が、積んだ、のか……?




691: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 00:36:03.38
ID:mIyY4HSw0

もちろん積んだ覚えなど無い
それがどういうワケなのかも分からない
しかしそう考えるならば、俺は既に一回を使っていることになる

男(なら……これを積むのはつまり、ラストチャンス……)

男(だが、何を俺は失敗したんだ……?)

全く記憶にな――あ、れ
記憶にないのに、というワード
まさにそれを体験して、何故か覚えていたことに疑問をもったような……

男(エンパイア・スタイル?)

そう、そうだ。聞いた事もない単語を覚えていて

男(そういえばあの少女、引き継ぐとか……)

それは、あ……ッ!

男(そ、そうか、分かった……!! そういうことか……!)

俺は積み石の仕組みを理解する
もちろん納得はしていない
でも、今はこれにかけるしかなかった

男(頼む……!)

そうして俺は、最後の積み石を積んだ




701: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 00:44:07.55
ID:mIyY4HSw0

男「娼……館……?」

少女が言った。ここは貴方のための娼館だと
なんのことかわからず、聞き返す

少女「不思議な顔をなされてますね。もしや娼館をご存知でない?」

男「……いや、それは知ってるけど……」

周りを見渡す
そこはなにやら広いホールで、豪華っぽい
左右に廊下が二本と、普通サイズの扉が一つ。それと玄関口になる大きな扉が、後ろにあった

少女「ああ、ご安心ください」

少女「当館ではどのような殿方にも満足していただけるよう、尽くせる限りの“遊び”をご用意しております」

少女「きっと貴方にも満足していただけるでしょう」

男「は、はあ」

なんか見覚えがあるなあとおもうのだが、よく分からない
疲れているのかもしれないといわれて、俺は適当に頷いた

するとなにやら元気なメイドが現れて、俺を案内してくれると言い出した
よくわからないまま俺はそれについていった




710: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 00:50:14.74
ID:mIyY4HSw0

部屋は豪華で、俺はたじろぐ
なのに妙な既視感

男「な、なあ」

メイド「はい! なんでしょう!」

男「うーん。俺の事しってる?」

メイド「しってますよもちろん! お客様データは完璧です!」

男「どんな人?」

メイド「へたれです! ほら、いまも大きな部屋で尻込みしてて!」

ううん、なにか聞いてるのとずれているような

男(どっかで、みたことある気がするんだけどなあ)

男「あ、そうだ」

メイド「はい?」

男「特製ミックスジュース、とかっていうやつあったりする?」




713: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 00:55:30.07
ID:mIyY4HSw0

なんとなく、そんなワードが頭をよぎって聞いてみる
すると何故かメイドは顔を輝かせた

メイド「おおお、何故しってるんですか!? あります、ありますよー!」

男「あ、まじか」

やっぱり、俺の記憶のどこかしらに、この人物はいるような気がする

メイド「あ、じゃあウェルカムドリンクってことで、一杯いっちゃいます!?」

男「いっちゃいます」

メイドさんはうきうきと、ソレを取りに行く
なんか可愛い子だなーとおもった

男(いやいや何をのんきな。こんなわけの分からん場所にいるんだからさっさと帰らないと)

自分で自分をいさめる
こんな状況でゆっくりしてるほうがおかしいじゃないか

あのメイドさんが来たら、帰る事を伝えよう




714: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 01:00:26.84
ID:mIyY4HSw0

メイドさんの持ってきたその特性ミックスジュースとやらを飲む
美味しかったのでお変わりを頼んだら、結構いっぱいあるようだった

そうしていると、なんだか帰る気持ちも失せてくる
自分の部屋でくつろいでいるような、そんな感覚で、むしろ帰るというほうがおかしいんじゃないか? なんて思えてくるのだ

俺は元気なメイドさんと一応「帰る帰らないの問答」をしてから、寝ることにした

大体こういうのは、寝て醒めれば元通り
起きた時にはきっと、自分の元の部屋にいるのだ

メイド「電気けしときますねー。おやすみなさい!」

男「ああ、お休み」

そうして暖かい布団の中、ゆっくりと俺は夢の中へと落ちていった




716: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 01:08:26.99
ID:mIyY4HSw0

夢の中、俺は浮遊している感覚で――

男(……?)

自分と同じ顔をした誰かが過ごす屋敷での生活をみた

一日目は俺と同じく適当にねて
二日目は焼印を押された少女達に合って、皆とギクシャク食事して風呂はいって
――幼馴染がドライブしようといっていて――
三日目は屋敷を歩いて、皆で楽しくおやつを食べて
――幼馴染はドライブの日に予定が入ったといっていて――
四日目は遊戯室で遊んで、そのまま夜中までトランプをし通して
――幼馴染は同窓会よりもドライブでもいいかな、なんていっていて――
五日目は――

男(……)

男(……これは……、予言か……?)

男(いや……ちがう)

特製ミックスジュースとやらを飲むたびに、毎回毎回夢をみた
それは今日とて同じ

このジュースは、そう
飲むたびに、記憶を呼び戻してくれていたのだ




720: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 01:16:22.62
ID:mIyY4HSw0

目が覚めると朝

男「……」

アレだけの量の記憶をみたのはきっと、昨日の夜にあのジュースを大量にのんだからだろう

男「そう、か」

一週目の記憶は思い出せない
それは引き継げなかったと言う事だろうか

男「まだ二日目の朝……、俺は少女達とあってないから……もしかしたら」

希望は、あった
俺はすぐさま部屋を飛び出す

メイド「わっ」

扉の前に、ちょうど朝食を持ってきていたメイドがいた

男「ちょうどいい! 今、あの少女――いいや、館の主はどこにいる?」

メイド「……あら……」

メイドは驚いて面食らったような顔をした




724: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 01:24:23.27
ID:mIyY4HSw0

メイド「この時間であれば……私室に」

男「ありがたい!」

俺はすぐに廊下を駆け出して、玄関ホールから階段を上り、三階の部屋へ
さすがに息がきれそうになったが、それでもおれは二つの扉を乱暴に叩く

男「いるか!」

すぐに返事が無くて、俺はすこし焦る
でもすぐに、扉は開いた

少女「あら、どうなされました?」

男「幼馴染はどうなってる!」

少女「ああ、立替人ですか。いまはたしか、システムのお勉強中です」

男「もうやめさせてくれ! おれは絶対に“ここの女を抱かない”から!!」

少女「あらあら……」

困ったように少女は笑う




725: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 01:30:41.20
ID:mIyY4HSw0

そう、少女は言っていた
「性を提供して対価をいただきます」と
二週目の俺はそれをずっと曖昧にしていた
しかし俺がそれを明確に拒否すれば――

少女「ふふ、分かりました。では、キャンセルといたしましょう」

男「ほ、ほんとうか……!」

少女「ええ。当館は性を提供して対価をいただきます」

少女「一泊泊まっておられますが、ふふ、それは迷った旅人を好意で止めてあげたようなものとしましょう」

男「い、いいのか?」

少女「ええ。当館は悪魔の館ではありませんもの」

少女「望まぬ人に無理やりサービスを提供して対価を得るなんて事、しません」

男「ああ……本当に……っ」

ありがとう、と俺は言う
ああこれで、俺の幼馴染は救われる……!




734: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 01:37:14.51
ID:mIyY4HSw0

玄関ホールで待てといわれ、二十分くらいたっただろうか

男「よ、よう」

幼馴染「……」

別館の扉から、少女とともに幼馴染がやってきた

男「元気か?」

幼馴染「……うん、元気、だよ」

弱弱しく、彼女は微笑んだ

男「お、おい、どうしたんだよ」

幼馴染「……ううん」

なんだか不思議な間があって――

幼馴染「ね、ねえ。本当に、かえるの?」

――彼女はそんなことを聞いた

男「当たり前だ、こんな場所にいられるか」

なんでだろう
彼女はひどく、暗い顔をしていた




742: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 01:42:51.19
ID:Q8vPJKIL0

ずっと読んでる!
あまりに好みな展開でwktkで死にそうだ
>>1頑張れ!
個人的に好きな台詞描いたけど少女が思いつかなかった
http://vip.20ch.net/s/vip20ch960.gif





748: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 01:46:17.73
ID:mIyY4HSw0

それでも、彼女とここを出られる事は、嬉しくて

少女「さあ、どうぞ」

開かなかった出入り口の扉が、簡単に開く
そこは森の中だった

少女「森の中をゆっくりと歩いていってください。そうすれば、無事、元の世界に戻れます」

男「わかった。さあ、いこう」

幼馴染「……」

自分から動こうとしない彼女を見て不振におもった
けど何も聞かず、俺は強引に彼女の腕を取る

そうすると、彼女はゆっくりと踏み出してくれた

少女「それでは、次回のご来館を心よりお待ちしております」

扉にたって、少女はにっこりとわらった

男「かんべん。じゃあな、もうここには来ない」

そう捨て台詞を残して、俺達は歩き出した




760: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 01:54:48.72
ID:mIyY4HSw0

彼らの背が見えなくなると、扉はゆっくりとしまった

メイド「あー。行っちゃったかー」

少女「ええ、お帰りになられましたね」

少女「ふふ、ちゃんと鬼が来る前に帰れました、すごいすごい」

ご主人様――いや、館の主である少女は、積まれた石を見なが言った

メイド「そうですねー」

少女「あら、不満?」

少女「珍しいじゃないですか、二回の巻き戻しで帰れるなんて」

メイド「ま、そうですけど」

少女は面白そうに、くすくすと笑う

メイド「まあとりあえず、皆に伝えてきますー。皆待機してるでしょーし」

少女「ええ、お願いします」




764: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 02:01:16.54
ID:mIyY4HSw0

地下へ降り、接待室へと入る

三「あれ? お客様は?」

メイド「ごめんなさい、帰っちゃいました」

二「ああ……」

私が淡々と告げると、皆は大きく落胆する

五「運が良かった、と思いましたのに」

メイド「そーですね」

彼女達は「彼が来る事を良し」とする契約の中にいる
でも彼は「帰ることを望んだ」
この結果は、たしかに望んだ事を実現した彼にとって良しとなることであり、この少女達は不運であると言える

メイド(でもこの結果では……)

――どちらも、よくならないではないか




770: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 02:07:51.35
ID:mIyY4HSw0

一「ああ……」

泣き崩れそうになる一

四「泣かないで」

自分だって泣きそうなのに、四はその肩をさする

メイド(……)

この館のシステム――

その1――館に来る少女は直接的、または間接的に、“性の理由”によって残酷な運命を辿ったものである

三「せめて、記憶だけちょうだい。三回目なんでしょ? どんな人だったから知りたいから」

三はいつもの調子でそう乱雑に言うが、目は赤くはれていた

メイド「それくらいなら」

私は例のジュース――の元になるタブレットをポケットから出す




778: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 02:16:56.41
ID:mIyY4HSw0

その2――従業員の要素を持たない来館者には、システムを直接教えてはならない

だからこれだって、ジュースの形で何気なくなるように出していた
タブレットでは、さすがにおかしいと思われてしまう
私の知る限り、確か四やご主人様も、だから遠回しに何かを伝えていたはずだ

タブレットを、皆は口に含んだ

三「ああ……、結構、いい人じゃん」

ぽろりと涙が流れる

三「そっか、こんな会話してたんだね」

三「本当に、“私知らないよ。こんな人”“男性ってのは、皆……”」

三はへたり、と地面にひざをつく

二「男性はケダモノばかりでした。でも、ああ、本当に、この人は特殊だった……」

彼女達は今までの会話のなかで、何度も何度も、そのギャップに驚いていた
それは、この館にくる条件を満たしているなら、当たり前だったのだ




783: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 02:26:45.28
ID:mIyY4HSw0

その3――来館者は積み石による二回の巻き戻しを利用することができる

それがあるのは、来館者の意思を汲み取るため
もし拒否するのであれば、それを使って情報を集め、館から出る事が可能
しかしそれはもちろん、可能なだけであって「良いか悪いか」はまた別の話である

館から出て、それが良い事につながるかは分からないのだ


その0――この館の従業員は働いた対価として『残酷ではない運命』を約束される

そしてこれこそが、この館の存在意義
彼女達は様々な理由によってここへとたどり着き
そして働く事によって、新しい運命を約束される
もちろん断る事もできるが、それでも願ったものがここにいる
残酷な運命を変えられるならば、と
だから彼女達は一週目でも二週目でも、彼に言ったのだ

「望んでやっているから、気にしないで」と




788: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 02:34:52.81
ID:mIyY4HSw0

そしてこれは館のシステム

五「私は、そう。だめでしたのね」

本館の従業員の定員は五名
新しい従業員が来るたびに、一番古くからいるものが別館へと送られる
そして、途方もない時の間――売春をすることになる

しかし本館に来館があった場合に限り、その人物を性的に満足させることで
別館への移動を免れる

これは一種の運試し
どんどん来る新しい従業員に対して、五人の定員というのは本当にすくなかった
しかしその中に残っている間に、非常に数少ない来館者の訪問があれば
そして満足をさせることができれば
彼女達はそれだけで対価を支払った事になる

それは別館のおぞましさを知る彼女達にとっての、一縷の希望だった

三「ぬか喜びも、いいところね……」

そうなのだ
来館者の数は少ない
それに当たったというのに、彼女達はノルマ達成できなかったのである……




795: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 02:45:00.65
ID:mIyY4HSw0

だから彼女達は、本当に不幸だった

来館者は、また特別な理由でこの館へやってくる
それはもう、本当に特別な理由
それは絶望的なほどに、彼女達との人数に差を作る理由

メイド「気を落とさないで」

そう声をかけたところで、誰が聞き届けるであろう

二「……く、う……」

四「……っ」

居たたまれなかった

ある意味、これは全て自分の所為でもあったのだ
こんな複雑で残酷なシステムを作らなければいけなかったのは、自分の所為だった

なぜなら――私は――

――いや

あきらめたら、そこで終わってしまう
本当はいけないのだけれど
でも、そう―― 一人前になれていたならば、もしくは……




802: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 02:51:06.24
ID:mIyY4HSw0

深夜、幼馴染の部屋に俺はいた

男「お、おい、どうしたんだ!」

今さっき電話があって、何か様子が変だったので駆けつけた
電気は消えて、部屋の端で彼女はうずくまっていた

男「どうしたんだ? 同窓会で何かあったのか?」

今日彼女は同窓会へっといったはずだ
帰ってきたらこの有様である

俺は方をゆする

男「おい、どうしたんだって」

彼女は顔をあげた

男「な……」

紅く、目が腫れていた
それは泣いたからだけではなく
まるで殴られた後のようだった




806: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 02:54:20.35
ID:mIyY4HSw0

幼馴染「……、されちゃった」

男「……え?」

幼馴染「強姦、されちゃった」

つーっと、彼女は涙を流す

幼馴染「もう、だめだ、私……」

幼馴染「君と一緒にずっといようと思ったのに、こんなんじゃ……もう」

男「な……」

声がでない

幼馴染「ねえ……どうしよう、私……」

幼馴染「どうすれば、いいの……?」




815: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 02:58:30.42
ID:mIyY4HSw0

話を聞けば、同窓会は普通に終わったらしい

しかしその帰り道、一人で夜道をあるいていて――

男「け、警察に……っ!」

そういうと、彼女は俺の袖をつかんだ

幼馴染「嫌ッ! こんなの、誰にも、誰にもしられたくないよ……!」

男「……」

かける言葉見つからない

幼馴染「もう、だめ……」

彼女は隠していた左手を持ち上げる

それは、ナイフだった




823: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:02:18.93
ID:mIyY4HSw0

そのあとどうなったか、明確には覚えていない

でも、結果だけはわかる

幼馴染「ひっ……」

止めようとして、もみ合いになって

男「ぐ……」

俺は致命傷を負ったのだ

目が赤くなり

寸前で耐えていた俺が最後にみたのは

同じく倒れる、幼馴染だったのだ




830: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:09:42.64
ID:mIyY4HSw0

これが彼のお話だ

この後、幼馴染は来館者の契約をする
彼女は自身が殺してしまった事を悔やんだ

対価を払えば本来自分に与えられるべき『残酷でない運命』を、男へと譲った

だから、対価を払わない来館者が発生する

従業員として対価――来館者が生活する対価も含まれるため高くなる――だけを支払う『幼馴染』
来館者として生活していれば、自然にそれは醒めて『残酷でない運命』を約束される『男』

しかし彼は現実へと帰り、死に行く事を選択した
後悔して、彼のためにと思って自らこの館の従業員となった幼馴染は
だから帰ることを拒んだのである


それが、この物語




847: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:13:37.15
ID:mIyY4HSw0

――終わらせない

星空の下、私は思う

――これで終わらせない

あの屋敷のシステムは私が作った
この悲劇は、私の所為

――気に入ってしまったから

やらなければいけないことだったのは、私の立場からして確か
だけど、こんなにも居たたまれない気持ちになってしまう

――最高のハッピーエンドを……ッ!!




859: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:18:21.20
ID:mIyY4HSw0

男「お前は……」

メイド「こんにちは!」

男「なんで、俺、ここに?」

そこは屋敷、でも、見たことの無い部屋

メイド「私の私室です!」

男「は、はあ」

もう全て終わったんじゃないのか、と俺は思う

メイド「ごめんなさい」

メイド「私、見ていて、居たたまれなくなっちゃって」

男「いやそうは言っても、俺死んじゃったよ。もう終り」




866: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:21:14.95
ID:mIyY4HSw0

メイド「……はい。本来なら物語は終了です」

メイド「そういう運命でしたから」

男「……そっか」

メイド「でも……。頑張っている姿を見たら、私、いけるかなって」

男「……?」

メイド「もし貴方が、最後の答えを理解していたら」

メイド「私は一つだけ、手助けをしたいと思います」

男「……」




869: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:25:00.04
ID:mIyY4HSw0

メイド「私の紹介がまだでした」

男「紹介?」

メイド「はい!」

メイド「私運命の女神見習いの、メイドさんです!」

男「また突拍子も無い事を」

メイド「そうは言いますが、あの屋敷自体突拍子もないでしょう?」

男「……ん、まあ、そうだが」

メイド「運命の女神は、人々の運命を作ります!」

メイド「その見習いである私は、練習のためにあの屋敷を作りました」

メイド「本当の女神様なら、あんなややこしいことしなくても、思うように出来るんです」

メイド「でも私はできません。ああやって人に対価を払わせたり、理屈をつけたり、奇跡をねがったりしないとできません!」




875: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:34:54.16
ID:mIyY4HSw0

メイド「でもはい、長く長くあの屋敷にいて、なんとなーく運命の流れをつかみました私!」

メイド「とくに来館者が帰るという奇跡は非常にひさしぶり!」

メイド「ですので特大大大サービスで私、ちょっと頑張っちゃおうと思います!」

男「大サービス?」

メイド「はい! でもそれは貴方が答えられたらです!」

男「……答えられなかったら?」

メイド「また練習します! 私も今、貴方にかけてるんです」

男「しらないぞ、ったく」

メイド「はい! 信じてます!」

メイド「では、問題」



メイド「貴方方二人の悲劇。さて、どこで間違えたから起こったのでしょうか!」

メイド「今までのお話の中から、貴方の行動で答えてください!」




879: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:37:17.65
ID:Alq8IlPI0

>>875

>>389だと思います!




883: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:40:22.38
ID:mIyY4HSw0

……心当たりはあるが、当に些細な事だぞ? いいのか?

――はい、かまいません!――

俺は答える

――だらららら!――

――正解!――

その瞬間、目がくらむ

――ふふ、では、大サービス――

館が粉となって消えてゆく

――この館の皆に、幸あれーーーーーーー!!!!――




888: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:44:29.78
ID:mIyY4HSw0

――それは“問題”ではなかったのかもしれない

幼馴染「ねえ、あの、さっきの話だけど」

男「ん?」

――なぜならもう、分かりきっていたから

幼馴染「ドライブの日、同窓会がはいっちゃって……その」

男「……ああ」

――運命をここからやり直す

幼馴染「いかなくてもいいかなー、なんて」

男「なら、ドライブいこうか」

幼馴染「……!」

男「たまには、な」

――そんな記憶はもう俺にはなくなったけれど
――あの元気なメイド、いや、女神様には、感謝しなきゃいけないのかもしれないな




898: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:48:48.16
ID:mIyY4HSw0

メイド「よし! なんとかなった!」

少女「……強引ですね。練習台をああも崩してしまうなんて」

メイド「あう、ごごごごめんなさい、女神様!」

少女「こんなおてんばじゃ、まだまだ運命の女神なんかにはなれないですね」

メイド「そそそこを! なんとか! みのがしてほしいななんて!」

少女「さ、お勉強からはじめますよ」

メイド「ああああごめんなさいってばああああ」



どこかで、あのメイドが悲鳴を上げてる声が聞こえた気がした

幼馴染「どうしたの?」

男「いや、なんか耳鳴りが。……あ、ほら、そこ右にまがるって」

幼馴染「あ! せーふ!」

それはとても普通な、男女のカップルだった

fin





177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/21(月) 04:49:15.30
ID:UMbgP1mDO

以前娼婦をブラックカードで買い取って自分のメイドにして
各メイドにそれぞれの髪の色のを名前として付けてあげたSS思い出した




723: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 01:24:15.52
ID:akoukCHwO

ラストにこれだけwktkするSS久しぶりだな
だから愛していますの人と似てるが
>>1がんばれよ




937: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:53:48.61
ID:mIyY4HSw0

はい、ということでなんとか1000以内に終わらせることが出来ました
長かったでしょう、皆さんお疲れ様です!

文章内には書いておりませんが、一も二も三も四も五も、きっとみんな幸せでしょう
本当はそのあたりも詳しく書きたかったのですが、レス数てきに限界ですね

あと>>177や>>723で言われてましたが、よくわかったなとびっくりでした
ぼくです

それと、>>649は何故かIDが違いますが、これも僕ですっ

ではでは、お疲れ様でした




923: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:51:51.84
ID:ecrFi2L9P

おつ
これ分岐とか作るんなら、Androidでビジュアルノベルツクール作ってるから、サンプルとして使いたい




906: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:50:24.11
ID:5H9VNLadO

手のひらを返したように安易にハッピーエンドに行くのはどうかと思うのだが…
せめて1から5のエピローグを書くべき




936: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:53:31.70
ID:kfSBqqaNO

1乙
機会があったら5人のエピローグ的なのも書いてくれ




955: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:56:47.72
ID:NQeuGiL10

1〜5も詳しく書かれたコンプリートボックスはどこにありますか?




956: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:57:29.42
ID:rCmGCX4W0

1〜5も幸せになってほしいよな・・・




974: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 04:02:33.69
ID:mIyY4HSw0

>>923
このスレから連絡手段をさがせるはずですっ
たどり着いたら是非、連絡をくださいな

>>906 >>936 >>955 >>956
そうですね、機会があれば書いて見たいです
というより、機会があるなら全編ゆっくり推敲しなおしたいです……
その場合は、「だから愛しています」のときと同じく、自分のサイトかなーとおもいます




961: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:59:16.26
ID:7G/8jT2C0

結局男が来館する条件はこの男みたいな状況を指すの?




962: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:59:38.39
ID:FBXg2H+h0

幼馴染みが館の門を叩いたのに男の選択で事を左右させるっておかしくね?




968: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 04:00:23.06
ID:Alq8IlPI0

>>961
だとすると別館にいた脂ぎった男と無数のうごめく肉が説明つかないんだよな
そこの伏線の回収はまだかね




972: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 04:02:18.41
ID:PfGktJI8P

別館で幼馴染とヤってたおっさんは、なんで館に来たんだろ?




988: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 04:06:02.43
ID:mIyY4HSw0

>>961
そです

>>962
たしかにそうかもしれません
ですがこの物語での幼馴染の彼女は、最終的に男の事を尊重した、ということで

>>968 >>972
書ききれませんでしたが、そもそもこの世界はまたどこか別の世界のお話です
その世界の金持ちの男達であったり、妖怪であったり、そういう感じだと捉えてくださいませ
基本的に来館者(本館)と従業員意外は、あちらの世界の住人ってかんじ




962: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 03:59:38.39
ID:FBXg2H+h0

幼馴染みが館の門を叩いたのに男の選択で事を左右させるっておかしくね?




969: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 04:00:30.36
ID:rCmGCX4W0

>>962
男がイケメンだったんだろ




984: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 04:05:28.90
ID:FBXg2H+h0

>>969
そんな理由、認めない!

>>974
サイトうP




985: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 04:05:30.43
ID:vPNwV7BD0

サイトのURLまだか




986: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 04:05:59.20
ID:Z+6x7JZ50

一回目の積み石はどこで気付けるシステムなんだろうな
記憶はほぼ無いみたいだから相当後だったんだろうが

ところで>>830からすると男が何も気付かずに館でずっと過ごしてたら
その内(幼馴染の対価が支払い終わったら)現実に戻って幼馴染は死んでるって事になるのかな




994: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 04:09:13.32
ID:mIyY4HSw0

>>984 >>985
だから愛していますご主人様 または 空隙のモイラ で検索していただけると……っ

>>986
そですね、一週目に関して記憶の引継ぎが無いのは
長く同じ世界(一週目とか二週目とか)にいる分、引継ぎがしづらいという設定からでした
幼馴染に関しては、概ねそんな感じです




1000: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/03/22(火) 04:10:03.59
ID:Alq8IlPI0

>>1000なら全員助かる(いろんな意味で)


※最初から読む
少女「貴方のための娼館へようこそ。存分にお楽しみくださいませ」






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posted by 昨日みた明後日の夢 at 12:47 | Comment(9) |日記|道草|人気記事はこちら|はてブ
この記事へのコメント
  1. お、おぅ
    おもえろかったよ
    Posted by at 2011年03月22日 16:13
  2. ハッピーエンドにするなら、分岐して最悪の結末も作るべきだったな
    Posted by at 2011年03月22日 17:26
  3. エロSS読もうとしたら考えさせられた。
    Posted by at 2011年03月22日 18:57
  4. 売り物になるレベルだろこれw
    すんごい面白かった
    Posted by at 2011年03月22日 19:15
  5. ひさびさに見入ってしまうssだった
    Posted by at 2011年03月22日 20:19
  6. すごく面白かったよ
    Posted by at 2011年03月22日 20:29
  7. 面白いようで良く分からんかった、が正直な所。
    幼なじみが対価を払っておいてくれたから本人は対価ナシまでは分かるが、5人の女の子側のシステムを作った理由がイミフだ…
    Posted by at 2011年03月22日 23:27
  8. 5人の子は人生をやり直すチャンスを得てる
    但し運次第で、失敗した際の対価は途方も無いほど長い時間の売春
    普通に人生をやり直せないのは女神が未熟で、条件付きでしか能力を発揮出来ないから

    かな?
    Posted by at 2011年03月24日 10:37
  9. 気づいたら2時間くらい見てたわ…。

    作者恐るべし文才。
    そしてiPhone便利過ぎ。
    Posted by at 2011年04月10日 03:40
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