生誕30周年記念 ドラえもん BGM集
『サラリーマンのび太』
んじゃちょっと失礼する
『サラリーマンのび太』
のび太「今日も残業か…まぁ、これも愛する家族のためだと思えば悪くないかな」
定時をだいぶ過ぎてからタイムカードを切り家族の待つ家に急ぐ。
夏の暑さが仕事場から出たのび太を襲ったが家に帰れば気の利く妻がビールを冷やしてくれているだろう。
暑さは冷えたビールの一番の肴だと思いながらのび太は帰路についた。
『サラリーマンのび太』
のび太「今日も残業か…まぁ、これも愛する家族のためだと思えば悪くないかな」
定時をだいぶ過ぎてからタイムカードを切り家族の待つ家に急ぐ。
夏の暑さが仕事場から出たのび太を襲ったが家に帰れば気の利く妻がビールを冷やしてくれているだろう。
暑さは冷えたビールの一番の肴だと思いながらのび太は帰路についた。
のび太「ただいま」
しずか「おかえりなさいあなた」
のび太「おや?誰かお客さんかい?」
しずか「ええ、出木杉さんがいらしてるわよ」
のび太「出木杉くんが?あぁ、また例の出張かな
せっかく出木杉が来たんだ、ジャイアンとスネオも呼ぼうか?」
しずか「そう言うと思ったからさっき呼んでおいたわよ、二人ともすぐに来るって言ってたわ」
のび太「さすがしずかちゃん」
しずか「おかえりなさいあなた」
のび太「おや?誰かお客さんかい?」
しずか「ええ、出木杉さんがいらしてるわよ」
のび太「出木杉くんが?あぁ、また例の出張かな
せっかく出木杉が来たんだ、ジャイアンとスネオも呼ぼうか?」
しずか「そう言うと思ったからさっき呼んでおいたわよ、二人ともすぐに来るって言ってたわ」
のび太「さすがしずかちゃん」
ノビスケ「パパ、お帰りなさい!」
のび太「なんだ、ノビスケ、まだ起きてたのか?」
ノビスケ「いいじゃんか、夏休みで学校は休みなんだし、ヒデヨ遊びに来たからいいだろ」
のび太「まったく、しょうがないなぁ」
出木杉「野比くん、おじゃましてるよ」
ヒデヨ「おじさん、お帰りなさい」
のび太「やあ、二人ともいらっしゃい」
のび太「なんだ、ノビスケ、まだ起きてたのか?」
ノビスケ「いいじゃんか、夏休みで学校は休みなんだし、ヒデヨ遊びに来たからいいだろ」
のび太「まったく、しょうがないなぁ」
出木杉「野比くん、おじゃましてるよ」
ヒデヨ「おじさん、お帰りなさい」
のび太「やあ、二人ともいらっしゃい」
程なくしてジャイアンとスネオも合流した。
二人はさすがに息子は連れてこなかったみたいだが。
ジャイアン「よう、のび太、久しぶりだな」
スネオ「最近のび太も忙しそうだもんね」
のび太「まあ、仕事が忙しいのはいいことだよ」
しずか「そうね、酔って愚痴さえこぼさなければね」
のび太「しずかちゃん…」
一同大爆笑
出木杉「環境局の仕事はやっぱり大変かい?」
のび太「まあね、でもやりがいのある仕事だからね
子供たち、その先の子供たちの世代にきれいな地球を残してあげたいから」
出木杉「野比くんは立派だな」
スネオ「ほんとほんと、のび太のくせに…」
ジャイアン「生意気だよな〜」
二人はさすがに息子は連れてこなかったみたいだが。
ジャイアン「よう、のび太、久しぶりだな」
スネオ「最近のび太も忙しそうだもんね」
のび太「まあ、仕事が忙しいのはいいことだよ」
しずか「そうね、酔って愚痴さえこぼさなければね」
のび太「しずかちゃん…」
一同大爆笑
出木杉「環境局の仕事はやっぱり大変かい?」
のび太「まあね、でもやりがいのある仕事だからね
子供たち、その先の子供たちの世代にきれいな地球を残してあげたいから」
出木杉「野比くんは立派だな」
スネオ「ほんとほんと、のび太のくせに…」
ジャイアン「生意気だよな〜」
ジャイアン「そういう出木杉こそ最近忙しいみたいだな」
しずか「この前は火星出張だったし、今度も出張でしょ?」
出木杉「今度は月だから近いよ」
ジャイアン「月でも遠いっつーの!」
のび太「でも…出張で月とか火星とかすがい時代になったよね」
ジャイアン「まあ、そんなところに出張行くのもまだ出木杉の仕事ぐらいだろうがな」
スネオ「でも、のび太がすごい時代になったって言うのも変な話だよな」
出木杉「野比くんはもっと未来も身近に見てたのにね」
のび太「うん、だからかもね」
出木杉「うん?」
のび太「ドラえもんの時代に今、一歩ずつ近づいてる行っているんだって思うんだ」
しずか「この前は火星出張だったし、今度も出張でしょ?」
出木杉「今度は月だから近いよ」
ジャイアン「月でも遠いっつーの!」
のび太「でも…出張で月とか火星とかすがい時代になったよね」
ジャイアン「まあ、そんなところに出張行くのもまだ出木杉の仕事ぐらいだろうがな」
スネオ「でも、のび太がすごい時代になったって言うのも変な話だよな」
出木杉「野比くんはもっと未来も身近に見てたのにね」
のび太「うん、だからかもね」
出木杉「うん?」
のび太「ドラえもんの時代に今、一歩ずつ近づいてる行っているんだって思うんだ」
のび太「ボクら一人ひとりがこうやって、一歩ずつ歩んで、そうやって未来に、ドラえもんの時代に近づいてるんだよね
それってすごい事だよ、ドラえもんの居る未来は、ボクらが作っていくんだ。
ボクは、みんなとこうやって昔みたいに呑んでいる今が好きだ
未来のみんなも、その時その時の『今』が好きになれるように地球を守っていきたい」
ジャイアン「まったく、ほんとのび太のくせに生意気だよな」
懐かしい顔ぶれ、変わらぬ顔ぶれを見ながら楽しい夜を過ごした。
それってすごい事だよ、ドラえもんの居る未来は、ボクらが作っていくんだ。
ボクは、みんなとこうやって昔みたいに呑んでいる今が好きだ
未来のみんなも、その時その時の『今』が好きになれるように地球を守っていきたい」
ジャイアン「まったく、ほんとのび太のくせに生意気だよな」
懐かしい顔ぶれ、変わらぬ顔ぶれを見ながら楽しい夜を過ごした。
上司「おい、野比、アフリカの件の報告書はまだか?」
のび太「今、完成しました!そっちに送ります!」
忙しさに忙殺される毎日。
やりがいがある、自分で選んだ道、誇りある仕事。
そんな事はわかっていても溜まるものは心に溜まっていく毎日だ。
のび太(今日ボクはきっと酔いつぶれて家に帰るだろうな)
今は別に酒など呑みたくないが仕事が終わる頃にはきっと「今日は呑むぞ!」という気分になっていることだろう。
そんな事を思いながらのび太は仕事の山に取り掛かった…
のび太「今、完成しました!そっちに送ります!」
忙しさに忙殺される毎日。
やりがいがある、自分で選んだ道、誇りある仕事。
そんな事はわかっていても溜まるものは心に溜まっていく毎日だ。
のび太(今日ボクはきっと酔いつぶれて家に帰るだろうな)
今は別に酒など呑みたくないが仕事が終わる頃にはきっと「今日は呑むぞ!」という気分になっていることだろう。
そんな事を思いながらのび太は仕事の山に取り掛かった…
ここで一度時はとぶ
のび太が仕事をしている時間から遥か後
数百年という時間が過ぎた後の未来。
ドラミ「お兄ちゃん、何かしたい事、ある?」
ドラえもん「…そうだなぁ」
ドラミ「いいのよ、何でも言って、あたしが叶えてあげる!」
ドラえもん「のび太くん…」
ドラミ「え?」
ドラえもん「のび太くんに、会いたいな…」
ドラミ「…そっかぁ、じゃあ、会いに行こっか?」
のび太が仕事をしている時間から遥か後
数百年という時間が過ぎた後の未来。
ドラミ「お兄ちゃん、何かしたい事、ある?」
ドラえもん「…そうだなぁ」
ドラミ「いいのよ、何でも言って、あたしが叶えてあげる!」
ドラえもん「のび太くん…」
ドラミ「え?」
ドラえもん「のび太くんに、会いたいな…」
ドラミ「…そっかぁ、じゃあ、会いに行こっか?」
そして時は現在に戻る。
のび太「うう…予想が外れたな」
酔いつぶれて家に帰るだろうという予想は外れた。
酔いすぎて家までたどりつけなかったのだ。
のび太「まぁこの季節なら外で寝てもたいした事はないや」
酔っ払いの勝手な理屈をはいてのび太は公園のベンチに横になった。
夜風が気持ちいい、小学生の頃昼寝した裏山には敵わないが外で寝るのも悪くない。
そんな事を思っていると
ドラミ「のび太さん」
一気に酔いがさめるような懐かしい声が聞こえた。
のび太「ドラミ…ちゃん?」
のび太「うう…予想が外れたな」
酔いつぶれて家に帰るだろうという予想は外れた。
酔いすぎて家までたどりつけなかったのだ。
のび太「まぁこの季節なら外で寝てもたいした事はないや」
酔っ払いの勝手な理屈をはいてのび太は公園のベンチに横になった。
夜風が気持ちいい、小学生の頃昼寝した裏山には敵わないが外で寝るのも悪くない。
そんな事を思っていると
ドラミ「のび太さん」
一気に酔いがさめるような懐かしい声が聞こえた。
のび太「ドラミ…ちゃん?」
ドラミ「のび太さん、こんなところで寝たら風邪ひくわよ?」
のび太「わあー!ドラミちゃん!本物のドラミちゃんだ!懐かしいな!」
ドラミ「う、お酒臭い…」
のび太「あ、ごめんごめん」
ドラミ「まあいいわ、お兄ちゃんも来てるわよ」
のび太「え!ホントに!?ドラえもんが!」
ドラミ「ええ、ホントよ、ほら、お兄ちゃん、出ておいで」
ドラえもん「やあ、のび太くん」
のび太「わあー!ドラえもん!ドラえもん!ホントにドラえもんだー!」
ドラえもん「ウフフ、そうだよ、ぼくドラえもんです」
のび太「わー、懐かしいな、ホント、懐かしいなぁ…」
ドラえもん「のび太くんは相変わらず泣き虫だなあ」
ドラミ「あらあら、わたしはすっかりお兄ちゃんの前座ね」
のび太「わあー!ドラミちゃん!本物のドラミちゃんだ!懐かしいな!」
ドラミ「う、お酒臭い…」
のび太「あ、ごめんごめん」
ドラミ「まあいいわ、お兄ちゃんも来てるわよ」
のび太「え!ホントに!?ドラえもんが!」
ドラミ「ええ、ホントよ、ほら、お兄ちゃん、出ておいで」
ドラえもん「やあ、のび太くん」
のび太「わあー!ドラえもん!ドラえもん!ホントにドラえもんだー!」
ドラえもん「ウフフ、そうだよ、ぼくドラえもんです」
のび太「わー、懐かしいな、ホント、懐かしいなぁ…」
ドラえもん「のび太くんは相変わらず泣き虫だなあ」
ドラミ「あらあら、わたしはすっかりお兄ちゃんの前座ね」
ドラミ「のび太さん、寝ちゃったわね」
ドラえもん「疲れてたみたいだからね」
ドラミ「酔ってただけの気もするけどね、とりあえず連れて帰ってあげましょうよ」
ドラえもん「そうだね、どこでもドア!」
ドラミ「お兄ちゃんは、やっぱりのび太さんの世話を焼いてる時が一番楽しそうね」
ドラえもん「そうかもね、まあ、のび太くんも立派になったみたいだしぼくが世話てきるのは酔った時ぐらいだろうけど」
ドラミ「そうね、のび太さんももう立派な大人だから…」
ドラえもん「疲れてたみたいだからね」
ドラミ「酔ってただけの気もするけどね、とりあえず連れて帰ってあげましょうよ」
ドラえもん「そうだね、どこでもドア!」
ドラミ「お兄ちゃんは、やっぱりのび太さんの世話を焼いてる時が一番楽しそうね」
ドラえもん「そうかもね、まあ、のび太くんも立派になったみたいだしぼくが世話てきるのは酔った時ぐらいだろうけど」
ドラミ「そうね、のび太さんももう立派な大人だから…」
のび太「うーん…あれ?ボク、いつの間に帰って来たんだっけ?
…そうだ!ドラえもん!ドラえも〜ん!」
しずか「もう、のび太さん、朝から大声出さないでよ」
のび太「…あれ?」
いつもの朝、寝室に起こしに来たのはエプロンを付けた愛する妻
昨日の夜に見たのは夢だったのか?
酔って記憶も無く帰宅してドラえもんの夢を見たのか…
しずか「ドラちゃんなら下で先に朝ごはん食べてるわよ」
のび太「!!!」
…そうだ!ドラえもん!ドラえも〜ん!」
しずか「もう、のび太さん、朝から大声出さないでよ」
のび太「…あれ?」
いつもの朝、寝室に起こしに来たのはエプロンを付けた愛する妻
昨日の夜に見たのは夢だったのか?
酔って記憶も無く帰宅してドラえもんの夢を見たのか…
しずか「ドラちゃんなら下で先に朝ごはん食べてるわよ」
のび太「!!!」
のび太「ドラえもん!」
ドラミ「おはよう、のび太さん」
ノビスケ「パパ、もう昼前だよ?」
ドラえもん「のび太くんは相変わらず朝寝坊だなあ」
のび太「はは、ははは…」
安心した、安心したら力が抜けて椅子に腰掛けた。
しずか「あなた、トーストでいい?」
のび太「いや、二日酔いで…」
しずか「じゃあコーヒーだけ淹れるわね、濃い目でね」
のび太「うん」
ドラミ「おはよう、のび太さん」
ノビスケ「パパ、もう昼前だよ?」
ドラえもん「のび太くんは相変わらず朝寝坊だなあ」
のび太「はは、ははは…」
安心した、安心したら力が抜けて椅子に腰掛けた。
しずか「あなた、トーストでいい?」
のび太「いや、二日酔いで…」
しずか「じゃあコーヒーだけ淹れるわね、濃い目でね」
のび太「うん」
ドラミちゃんは前にノビスケと遊んだことがあるらしくノビスケがずっとドラミちゃんを捕まえてる。
ヒデヨくんもドラミちゃんに興味津々だ、出木杉そっくりで知的好奇心旺盛だからなぁ。
ノビスケ「パパ、ボクたちドラミちゃんと遊びに行ってくる!」
のび太「あんまりドラミちゃんに迷惑かけるなよ」
ノビスケ「わかってるって!」
ドラミ「じゃあ行ってきます、のび太さんお兄ちゃんをよろしくね」
ドラえもん「おいおい、ぼくをよろしくってどういう事だよ?」
ドラミ「昔と同じ立場だとのび太さんに失礼じゃない」
ドラえもん「…ま、それもそっか」
ノビスケ、ドラミ、ヒデヨ「いってきまーす」
のび太「いってらっしゃい」
ヒデヨくんもドラミちゃんに興味津々だ、出木杉そっくりで知的好奇心旺盛だからなぁ。
ノビスケ「パパ、ボクたちドラミちゃんと遊びに行ってくる!」
のび太「あんまりドラミちゃんに迷惑かけるなよ」
ノビスケ「わかってるって!」
ドラミ「じゃあ行ってきます、のび太さんお兄ちゃんをよろしくね」
ドラえもん「おいおい、ぼくをよろしくってどういう事だよ?」
ドラミ「昔と同じ立場だとのび太さんに失礼じゃない」
ドラえもん「…ま、それもそっか」
ノビスケ、ドラミ、ヒデヨ「いってきまーす」
のび太「いってらっしゃい」
しずか「あなた、コーヒー入ったわよ…あら?ノビスケたちは?」
のび太「ドラミちゃんと遊びに行ったよ」
しずか「あら、そう」
のび太「うーんコーヒーが染みるなぁ」
しずか「…どこに行ったのかしら?」
のび太「そういえばボクらもずいぶん色んなところにいったよね」
ドラえもん「白亜期に秘境、海底に宇宙、魔界なんかも行ったねぇ」
のび太「懐かしいな」
しずか「…あの子たち、危ないことしてなきゃいいけど…」
母親はいつの時代も心配性なものだ。
のび太「ドラミちゃんと遊びに行ったよ」
しずか「あら、そう」
のび太「うーんコーヒーが染みるなぁ」
しずか「…どこに行ったのかしら?」
のび太「そういえばボクらもずいぶん色んなところにいったよね」
ドラえもん「白亜期に秘境、海底に宇宙、魔界なんかも行ったねぇ」
のび太「懐かしいな」
しずか「…あの子たち、危ないことしてなきゃいいけど…」
母親はいつの時代も心配性なものだ。
のび太「ところでドラえもん」
ドラえもん「なんだい?のび太くん」
のび太「びっくりして聞いてなかったけどどうしたんだい、急に?
来るって連絡くれたらジャイアンやスネオも呼んだのに」
ドラえもん「なんだか、急にのび太くんに会いたくなったからね」
のび太「ドラえもん…」
しずか「…あ、わたしちょっとお買い物行ってくる」
のび太「おいおい、どうしたんだよいきなり」
しずか「だった切らしてたんだもん」
のび太「何を?」
しずか「どら焼き」
のび太「…なるほど」
しずか(それにお邪魔虫はちょっと退散しないとね)
ドラえもん「なんだい?のび太くん」
のび太「びっくりして聞いてなかったけどどうしたんだい、急に?
来るって連絡くれたらジャイアンやスネオも呼んだのに」
ドラえもん「なんだか、急にのび太くんに会いたくなったからね」
のび太「ドラえもん…」
しずか「…あ、わたしちょっとお買い物行ってくる」
のび太「おいおい、どうしたんだよいきなり」
しずか「だった切らしてたんだもん」
のび太「何を?」
しずか「どら焼き」
のび太「…なるほど」
しずか(それにお邪魔虫はちょっと退散しないとね)
ドラえもん「そういえばのび太くんは今どんなことしてるの?」
のび太「環境保護局で働いてるよ」
ドラえもん「へえ!環境保護局!すごいじゃないか!」
のび太「へへへ、でもそうでもないよ、上司に怒られて、しずかちゃんに迷惑かけて、昔とあんまり変わってないかもね」
ドラえもん「ウフフ、でも頑張ってるじゃないか」
のび太「…ドラえもんが居てくれたから」
ドラえもん「え?」
のび太「ドラえもんが居てくれたから頑張れたんだ。
ドラえもんの居る未来を守りたい、地球を守りたいってね」
ドラえもん「のび太くん…」
のび太「だから、自分に出来ることをしようと思ったんだ。
キミの居る未来は、未来の地球はきれいかい?」
ドラえもん「うん、どってもきれいだよ」
のび太「そっか、じゃあ今よりもっと頑張らないとね。
そうしなきゃきれいな地球は残せない!」
ドラえもん「頑張って、のび太くん!」
のび太「環境保護局で働いてるよ」
ドラえもん「へえ!環境保護局!すごいじゃないか!」
のび太「へへへ、でもそうでもないよ、上司に怒られて、しずかちゃんに迷惑かけて、昔とあんまり変わってないかもね」
ドラえもん「ウフフ、でも頑張ってるじゃないか」
のび太「…ドラえもんが居てくれたから」
ドラえもん「え?」
のび太「ドラえもんが居てくれたから頑張れたんだ。
ドラえもんの居る未来を守りたい、地球を守りたいってね」
ドラえもん「のび太くん…」
のび太「だから、自分に出来ることをしようと思ったんだ。
キミの居る未来は、未来の地球はきれいかい?」
ドラえもん「うん、どってもきれいだよ」
のび太「そっか、じゃあ今よりもっと頑張らないとね。
そうしなきゃきれいな地球は残せない!」
ドラえもん「頑張って、のび太くん!」
その晩、ノビスケが帰って来てすぐボクに抱きついてきた。
ノビスケの顔は朝会ったときよりずっと大人になって見えた。
ノビスケ「パパ!ただいま!」
のび太「お帰りノビスケ、冒険は楽しかったかい?」
ノビスケ「!パパはお見通しか…」
冒険が男の子を成長させたんだな。
のび太「ドラミちゃんお疲れ様。ヒデヨくんも楽しかったかい?」
ドラミ「さすがにクタクタだわ…」
ヒデヨ「はい!とっても楽しかったです!」
ヒデヨくんも男として一回り成長したみたいだ。
しずか「ごはん出来てるわよ、ドラミちゃんには食後のメロンパンも」
ドラミ「え!メロンパン!」
今晩は楽しい夕食になりそうだ。
ノビスケの顔は朝会ったときよりずっと大人になって見えた。
ノビスケ「パパ!ただいま!」
のび太「お帰りノビスケ、冒険は楽しかったかい?」
ノビスケ「!パパはお見通しか…」
冒険が男の子を成長させたんだな。
のび太「ドラミちゃんお疲れ様。ヒデヨくんも楽しかったかい?」
ドラミ「さすがにクタクタだわ…」
ヒデヨ「はい!とっても楽しかったです!」
ヒデヨくんも男として一回り成長したみたいだ。
しずか「ごはん出来てるわよ、ドラミちゃんには食後のメロンパンも」
ドラミ「え!メロンパン!」
今晩は楽しい夕食になりそうだ。
ノビスケとヒデヨくんの冒険譚を聞きながら楽しい夕食。
しずかちゃんは時折気が気じゃないようなとこもあったがボクらも子供の頃は似たようなものだった。
ボクたちの冒険にドラえもんが居たようにノビスケたちにはドラミちゃんが居たんだから心配することないのに。
ノビスケ「やっぱりドラミちゃんはすごいよなぁ」
ドラミ「ノビスケさんもヒデヨさんもすごかったわよ、とってもかっこ良かったわ!」
ノビスケ、ヒデヨ「へへへ」
ドラミ「お兄ちゃんたちはどうだった?」
ドラえもん「家でゆっくりしてたよ」
のび太「昼寝はしなかったけどね」
しずか「さすがにこの歳になって冒険は出来ないものね…」
のび太「ジャイアンとスネオが居たら行ってもよかったけどね」
しずか「もう!子供たちの話に感化されないの!」
しずかちゃんは時折気が気じゃないようなとこもあったがボクらも子供の頃は似たようなものだった。
ボクたちの冒険にドラえもんが居たようにノビスケたちにはドラミちゃんが居たんだから心配することないのに。
ノビスケ「やっぱりドラミちゃんはすごいよなぁ」
ドラミ「ノビスケさんもヒデヨさんもすごかったわよ、とってもかっこ良かったわ!」
ノビスケ、ヒデヨ「へへへ」
ドラミ「お兄ちゃんたちはどうだった?」
ドラえもん「家でゆっくりしてたよ」
のび太「昼寝はしなかったけどね」
しずか「さすがにこの歳になって冒険は出来ないものね…」
のび太「ジャイアンとスネオが居たら行ってもよかったけどね」
しずか「もう!子供たちの話に感化されないの!」
夕食後、男たちが銭湯に行き。
しずかとドラミは後片付けしていた。
しずか「ふう、これでやっと一息ね、ごめんね、ドラミちゃん、疲れてるのに手伝わせちゃって」
ドラミ「ううん、いいの、わたし家事好きだから」
しずか「でも、のび太さんのあんな顔見たの久しぶり」
ドラミ「わたしもお兄ちゃんのあんな楽しそうな顔久しぶりに見た」
しずか「…あの二人の間には、わたしたちでも入れない絆があるからね」
ドラミ「そうね、お兄ちゃんはのび太さんと居る時が一番楽しそう、いえ、本当に一番楽しいんだと思う」
しずか「ちょっと…妬けちゃうな」
ドラミ「フフフ、しずかちゃんかわいい」
しずか「もう!大人の女をからかわないで」
ドラミ「これは失礼」
しずかとドラミは後片付けしていた。
しずか「ふう、これでやっと一息ね、ごめんね、ドラミちゃん、疲れてるのに手伝わせちゃって」
ドラミ「ううん、いいの、わたし家事好きだから」
しずか「でも、のび太さんのあんな顔見たの久しぶり」
ドラミ「わたしもお兄ちゃんのあんな楽しそうな顔久しぶりに見た」
しずか「…あの二人の間には、わたしたちでも入れない絆があるからね」
ドラミ「そうね、お兄ちゃんはのび太さんと居る時が一番楽しそう、いえ、本当に一番楽しいんだと思う」
しずか「ちょっと…妬けちゃうな」
ドラミ「フフフ、しずかちゃんかわいい」
しずか「もう!大人の女をからかわないで」
ドラミ「これは失礼」
ドラミ「でも、ほんとあの二人は仲がいい、お兄ちゃんは子守ロボットとしてずいぶん長く働いてて、みんなと仲良くなってるけど一番のび太さんが仲がいいわ」
しずか「のび太さんも、今でもタケシさんやスネオさんと遊んでるけど、ドラちゃんと一緒に居る時はちょっと違う」
ドラミ「良かった、会いに来て」
しずか「…ねぇドラミちゃん」
ドラミ「なーに?」
しずか「どうして急に会いに来たの?」
ドラミ「あ、やっぱり急に来たのはご迷惑だったかしら?」
しずか「ううん、そうじゃないのなんでかなーって」
ドラミ「友達に会いたくなったからよ、ただそれだけ」
しずか「…そう、でも、もしかして何か理由があるんじゃないかなって」
しずか「のび太さんも、今でもタケシさんやスネオさんと遊んでるけど、ドラちゃんと一緒に居る時はちょっと違う」
ドラミ「良かった、会いに来て」
しずか「…ねぇドラミちゃん」
ドラミ「なーに?」
しずか「どうして急に会いに来たの?」
ドラミ「あ、やっぱり急に来たのはご迷惑だったかしら?」
しずか「ううん、そうじゃないのなんでかなーって」
ドラミ「友達に会いたくなったからよ、ただそれだけ」
しずか「…そう、でも、もしかして何か理由があるんじゃないかなって」
ドラミ「…本当に理由はそれだけよ、お兄ちゃんがのび太さんに会いたがったから来たの」
しずか「そう…じゃあドラミちゃん、なんであなたは泣いているの?」
ドラミ「!」
しずか「…」
ドラミ「しずかちゃんに隠し事はできないか…」
しずか「何が…あったの?」
ドラミ「ねぇ、しずかちゃん、これから話すこと、のび太さんには内緒にしててくれる?」
しずか「え?」
ドラミ「本当は誰にも言わないつもりだった、ただ、会って遊んで帰るつもりだったけど…
内緒にしてくれるならしずかちゃんにだけ話すわ」
しずか「…」
ドラミ「約束…してくれる?」
しずか「…ええ、約束するわ」
しずか「そう…じゃあドラミちゃん、なんであなたは泣いているの?」
ドラミ「!」
しずか「…」
ドラミ「しずかちゃんに隠し事はできないか…」
しずか「何が…あったの?」
ドラミ「ねぇ、しずかちゃん、これから話すこと、のび太さんには内緒にしててくれる?」
しずか「え?」
ドラミ「本当は誰にも言わないつもりだった、ただ、会って遊んで帰るつもりだったけど…
内緒にしてくれるならしずかちゃんにだけ話すわ」
しずか「…」
ドラミ「約束…してくれる?」
しずか「…ええ、約束するわ」
ドラミ「ねぇ、しずかちゃん、わたしたち、いつから来たかわかる?」
しずか「え?22世紀でしょ?」
ドラミ「ブッブー、はずれ」
しずか「違うの?」
ドラミ「ホントはもっと後、24世紀から来たの」
しずか「まぁそうなの!」
ドラミ「お兄ちゃんが初めてのび太さんのところに行ったのが22世紀の頃。
お兄ちゃんがのび太さんのところから帰って来て230年ほど過ぎたわ」
しずか「230年…」
ドラミ「人間には想像つかないかもしれないけど、わたしたちはロボットだからね」
しずか「わたしたちが子供の頃遊んだドラちゃんの230年後ってことね」
しずか「え?22世紀でしょ?」
ドラミ「ブッブー、はずれ」
しずか「違うの?」
ドラミ「ホントはもっと後、24世紀から来たの」
しずか「まぁそうなの!」
ドラミ「お兄ちゃんが初めてのび太さんのところに行ったのが22世紀の頃。
お兄ちゃんがのび太さんのところから帰って来て230年ほど過ぎたわ」
しずか「230年…」
ドラミ「人間には想像つかないかもしれないけど、わたしたちはロボットだからね」
しずか「わたしたちが子供の頃遊んだドラちゃんの230年後ってことね」
ドラミ「お兄ちゃんが22世紀に戻ってきてすぐのウチはしょっちゅうのび太さんの様子を見に行ってた」
しずか「確かに大学生ぐらいの頃はたまにドラちゃんが遊びに来てたわ」
ドラミ「のび太さんが就職する前ぐらいにこのままじゃいけないってあんまり行かなくなったけど。
のび太さんはお兄ちゃんを卒業できたけど、お兄ちゃんはなかなかのび太さんを離れられなかったのかもね」
しずか「フフフ、確かにあの二人はなかなか離れられないわよ」
ドラミ「それからは、お兄ちゃんはのび太さんの事を忘れたわけじゃなかったけど、のび太さんの事はおくびにも出さず子守の仕事したわ。
あ、でもたまに『キミたちのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんにこんな人が居たよ』って話はよくしてたかしら」
しずか「…」
ドラミ「とっても楽しい毎日だった、この200年、毎日変わらず、みんなの成長を見届けてた。
でも…だめね、子供たちは変わっても自分たちは変わらないと思ってた、それは間違いだったのに」
しずか「確かに大学生ぐらいの頃はたまにドラちゃんが遊びに来てたわ」
ドラミ「のび太さんが就職する前ぐらいにこのままじゃいけないってあんまり行かなくなったけど。
のび太さんはお兄ちゃんを卒業できたけど、お兄ちゃんはなかなかのび太さんを離れられなかったのかもね」
しずか「フフフ、確かにあの二人はなかなか離れられないわよ」
ドラミ「それからは、お兄ちゃんはのび太さんの事を忘れたわけじゃなかったけど、のび太さんの事はおくびにも出さず子守の仕事したわ。
あ、でもたまに『キミたちのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんにこんな人が居たよ』って話はよくしてたかしら」
しずか「…」
ドラミ「とっても楽しい毎日だった、この200年、毎日変わらず、みんなの成長を見届けてた。
でも…だめね、子供たちは変わっても自分たちは変わらないと思ってた、それは間違いだったのに」
ドラミ「見た目はかわんないけど、お兄ちゃんはすっかりもう中身おじいちゃんなのよ?」
しずか「そんな…」
ドラミ「ロボットの寿命は長い、でも老朽化はするのメンテナンスしててもね。
特に記憶領域はダメ…」
しずか「…」
ドラミ「お兄ちゃん、今度大規模なリフレッシュをするの
タイムふろしきのすごいヤツに丸ごと包って一週間かかるぐらいの」
しずか「それで、どうなるの?」
ドラミ「記憶の大部分は削除する事になる、ほとんど初期化」
しずか「そんな!そんなのって!」
しずか「そんな…」
ドラミ「ロボットの寿命は長い、でも老朽化はするのメンテナンスしててもね。
特に記憶領域はダメ…」
しずか「…」
ドラミ「お兄ちゃん、今度大規模なリフレッシュをするの
タイムふろしきのすごいヤツに丸ごと包って一週間かかるぐらいの」
しずか「それで、どうなるの?」
ドラミ「記憶の大部分は削除する事になる、ほとんど初期化」
しずか「そんな!そんなのって!」
ドラミ「のび太さんとの思い出は…お兄ちゃんにとっては大きすぎるの、本当に、本当に…」
しずか「ドラミちゃん…」
ドラミ「初期化したらわたしの事も忘れちゃうかもしれない、でもそんな事はどうだっていいの。
だって、お兄ちゃんにとって一番大事なのはわたしじゃなくてのび太さんだもの」
しずか「…」
ドラミ「それに…わたしはこれからもお兄ちゃんと一緒に居れるしね」
しずか「…」
ドラミ「だから、今回はお兄ちゃんの最後の思い出作りに来たの、すぐ消えちゃう思い出だとしても…」
しずか「ドラミ…ちゃん」
ドラミ「あ、でもわたしもお兄ちゃんも感謝してるんだよ?
世間じゃこんなオンボロロボットなんてもうスクラップにしちゃうのに直してくれるんだから
野比家のみんなは…ずっとわたしたちに優しくしてくれた…」
しずか「ドラミちゃん…」
ドラミ「初期化したらわたしの事も忘れちゃうかもしれない、でもそんな事はどうだっていいの。
だって、お兄ちゃんにとって一番大事なのはわたしじゃなくてのび太さんだもの」
しずか「…」
ドラミ「それに…わたしはこれからもお兄ちゃんと一緒に居れるしね」
しずか「…」
ドラミ「だから、今回はお兄ちゃんの最後の思い出作りに来たの、すぐ消えちゃう思い出だとしても…」
しずか「ドラミ…ちゃん」
ドラミ「あ、でもわたしもお兄ちゃんも感謝してるんだよ?
世間じゃこんなオンボロロボットなんてもうスクラップにしちゃうのに直してくれるんだから
野比家のみんなは…ずっとわたしたちに優しくしてくれた…」
しずか「ねぇ、ドラミちゃん」
ドラミ「なに?」
しずか「あなたたちは…いつ戻らなくちゃいけないの?」
ドラミ「…明日の朝、のび太さんが目覚める前に帰る事になるわ」
しずか「そんな急に!」
ドラミ「時間が無かったのよ、事前に行くって言えなかったぐらいにね」
しずか「さおんな…これで最後なのに…」
ドラミ「最後じゃないわよ、これからも何度もあなたちのところに遊びに来るわよ」
しずか「…でも、それは今目の前にいるドラミちゃんとドラりゃんじゃないんでしょう?」
ドラミ「…そうね、わたしたちからすれば200年前のわたしたちが、これからもあなたたちの元に来るって事になるかしら」
ドラミ「なに?」
しずか「あなたたちは…いつ戻らなくちゃいけないの?」
ドラミ「…明日の朝、のび太さんが目覚める前に帰る事になるわ」
しずか「そんな急に!」
ドラミ「時間が無かったのよ、事前に行くって言えなかったぐらいにね」
しずか「さおんな…これで最後なのに…」
ドラミ「最後じゃないわよ、これからも何度もあなたちのところに遊びに来るわよ」
しずか「…でも、それは今目の前にいるドラミちゃんとドラりゃんじゃないんでしょう?」
ドラミ「…そうね、わたしたちからすれば200年前のわたしたちが、これからもあなたたちの元に来るって事になるかしら」
しずか「…そんなのって…」
ドラミ「いいのよ、気にしなくて、それに、一番つらいのび太さんは何も知らない。
お兄ちゃんもどうせ忘れちゃうんだから」
しずか「ドラミちゃん」
ドラミ「わわわ!しずかちゃん苦しいよ!」
しずか「一番つらいのはあなたじゃない!一人だけこれからもドラちゃんとのび太さんの事を背負って生きて!」
ドラミ「…大丈夫、わたしはいつも優しい人に囲まれて幸せだから…しずかちゃんこそごめん、こんな事話ちゃって…」
しずか「…いいの、少しだけど、ドラミちゃんの重い荷物、わたしも背負ってあげる」
ドラミ「しずかちゃん…」
しずかちゃんの抱擁は優しい母親の抱擁だった。
あぁ、わたしは優しい人に囲まれて本当に幸せだと思った。
ドラミ「いいのよ、気にしなくて、それに、一番つらいのび太さんは何も知らない。
お兄ちゃんもどうせ忘れちゃうんだから」
しずか「ドラミちゃん」
ドラミ「わわわ!しずかちゃん苦しいよ!」
しずか「一番つらいのはあなたじゃない!一人だけこれからもドラちゃんとのび太さんの事を背負って生きて!」
ドラミ「…大丈夫、わたしはいつも優しい人に囲まれて幸せだから…しずかちゃんこそごめん、こんな事話ちゃって…」
しずか「…いいの、少しだけど、ドラミちゃんの重い荷物、わたしも背負ってあげる」
ドラミ「しずかちゃん…」
しずかちゃんの抱擁は優しい母親の抱擁だった。
あぁ、わたしは優しい人に囲まれて本当に幸せだと思った。
その夜、ボクはドラえもんと久々に同じ部屋で寝た。
のび太「ねえ、ドラえもん、起きてる?」
ドラえもん「うん、起きてるよ」
のび太「なんだか、前にもこんな夜があったね」
ドラえもん「ジャイアンと夜中にケンカした夜?」
のび太「…うん」
そうか、ドラえもんはやっぱり今日夜が明けると帰っちゃうんだな
のび太「ボク頑張ってるだろ?」
ドラえもん「うん、仕事もすごいし、いいお父さんになってる。」
のび太「キミが居てくれたからね…」
のび太「ねえ、ドラえもん、起きてる?」
ドラえもん「うん、起きてるよ」
のび太「なんだか、前にもこんな夜があったね」
ドラえもん「ジャイアンと夜中にケンカした夜?」
のび太「…うん」
そうか、ドラえもんはやっぱり今日夜が明けると帰っちゃうんだな
のび太「ボク頑張ってるだろ?」
ドラえもん「うん、仕事もすごいし、いいお父さんになってる。」
のび太「キミが居てくれたからね…」
ドラえもん「もう、ぼくがいなくなっても大丈夫だって、安心したよ」
のび太「なんだよ、今更だなぁ」
ドラえもん「ごめんごめん」
のび太「ボク、幸せになったよ、すっごく、すっごく」
ドラえもん「そうだね」
のび太「キミが居てくれたあの時と同じぐらい幸せだよ」
ドラえもん「…そうだね」
のび太「だから、もう…ボクのことは心配しないでいいんだよ」
ドラえもん「馬鹿だなぁ、のび太くんは」
のび太「なんだと?」
ドラえもん「そんな事…言われなくてもわかってるさ…」
のび太「…」
ドラえもん「もう寝よう」
のび太「うん、おやすみ」
きっとこれが最後の会話になるんだろうな、二人とも気づいていた。
のび太「なんだよ、今更だなぁ」
ドラえもん「ごめんごめん」
のび太「ボク、幸せになったよ、すっごく、すっごく」
ドラえもん「そうだね」
のび太「キミが居てくれたあの時と同じぐらい幸せだよ」
ドラえもん「…そうだね」
のび太「だから、もう…ボクのことは心配しないでいいんだよ」
ドラえもん「馬鹿だなぁ、のび太くんは」
のび太「なんだと?」
ドラえもん「そんな事…言われなくてもわかってるさ…」
のび太「…」
ドラえもん「もう寝よう」
のび太「うん、おやすみ」
きっとこれが最後の会話になるんだろうな、二人とも気づいていた。
ドラえもんとドラミは元の時代へ戻って来た。
ドラえもん「ドラミ、ぼくのわがままきいてくれてありがとう。
それと、今までずっとぼくを支えていてくれて、本当にありがとう」
ドラミ「大丈夫!これからも支えてあげるから!」
ドラえもん「ぼくは、これからみんなの事を忘れるんだ、ロボット学校の同級生のみんな、セワシくんや今まで見てきた子供たち
ジャイアン、スネオ、しずかちゃん、出木杉くん…ドラミそれに…」
ドラミ「お兄ちゃん…」
ドラえもん「ぼくは幸せ者だった、この世で一番幸せ者だ!」
ドラミ「…」
ドラえもん「最後にどら焼きが食べたいな」
ドラミ「もう、お兄ちゃんったら…」
ドラえもん「ぼくは最後までドラえもんで居たいからね」
ドラミ「…お兄ちゃんのバカ!辛いんだったら言えばいいじゃない!のび太さんの事だけは忘れたくないって!
大きいデータだっていいじゃない!わたしがちゃんとバックアップから復旧してあげる!」
ドラえもん「ダメだよ、ドラミ」
ドラミ「お兄ちゃん…」
ドラえもん「ドラミ、ぼくのわがままきいてくれてありがとう。
それと、今までずっとぼくを支えていてくれて、本当にありがとう」
ドラミ「大丈夫!これからも支えてあげるから!」
ドラえもん「ぼくは、これからみんなの事を忘れるんだ、ロボット学校の同級生のみんな、セワシくんや今まで見てきた子供たち
ジャイアン、スネオ、しずかちゃん、出木杉くん…ドラミそれに…」
ドラミ「お兄ちゃん…」
ドラえもん「ぼくは幸せ者だった、この世で一番幸せ者だ!」
ドラミ「…」
ドラえもん「最後にどら焼きが食べたいな」
ドラミ「もう、お兄ちゃんったら…」
ドラえもん「ぼくは最後までドラえもんで居たいからね」
ドラミ「…お兄ちゃんのバカ!辛いんだったら言えばいいじゃない!のび太さんの事だけは忘れたくないって!
大きいデータだっていいじゃない!わたしがちゃんとバックアップから復旧してあげる!」
ドラえもん「ダメだよ、ドラミ」
ドラミ「お兄ちゃん…」
ドラえもん「のび太くんは…ぼくにとって大きすぎるんだ、次目覚めた時のぼくにとってもきっと大きすぎる
ぼくはもう満足したんだ、200年振りにのび太くんに会えて」
ドラミ「…」
ドラえもん「のび太くんの思い出は今のぼくが全部持っていく、次のドラえもんにまで渡さなくていいんだ。
のび太くんとの思い出は…今のぼくだけのものだしね」
ドラミ「…」
ドラえもん「ドラミ、ホントにありがとう」
ドラミ「お…兄…ちゃん」
ドラえもん「それと、さようなら」
ドラえもんはそういって200年以上寄り添った妹に背を向けてドックに向かった。
その最後の表情はドラミには涙で滲んで見えなかった…
ドラえもん(次に目覚めたらどら焼きは好きじゃなくなってるのかな?)
そんなのんきな事を考えながらも最後にドラえもんの記憶から読み出されたのはあの少年の事だった。
ぼくはもう満足したんだ、200年振りにのび太くんに会えて」
ドラミ「…」
ドラえもん「のび太くんの思い出は今のぼくが全部持っていく、次のドラえもんにまで渡さなくていいんだ。
のび太くんとの思い出は…今のぼくだけのものだしね」
ドラミ「…」
ドラえもん「ドラミ、ホントにありがとう」
ドラミ「お…兄…ちゃん」
ドラえもん「それと、さようなら」
ドラえもんはそういって200年以上寄り添った妹に背を向けてドックに向かった。
その最後の表情はドラミには涙で滲んで見えなかった…
ドラえもん(次に目覚めたらどら焼きは好きじゃなくなってるのかな?)
そんなのんきな事を考えながらも最後にドラえもんの記憶から読み出されたのはあの少年の事だった。
誰かが泣いている、誰だ!いじめるやつは!ぼくが許さないぞ!
あれ?でも泣いてるのは誰だろう、わからないや。
ぼくが生まれて初めて見たのはそんな夢だった。
目が覚めると機械がいっぱいの部屋、技師さんがたくさんいる。
技師に混じってぼくと同じネコ型ロボットの女の子が居た。
ぼくはあいさつした
「こんにちわ、ぼくドラえもんです」
「おはよう」
女の子が笑顔で言った。
「あんたダレ?」
女の子に聞いた
「わたしはドラミ、あなたの妹よ、これからよろしくね、お兄ちゃん」
なんでぼくより先に居るのに妹なんだろう?
でも、そんな事は些細なことだった。
優しそうな妹、きっとぼくは世界一幸せなロボットなんだろう。
完
あれ?でも泣いてるのは誰だろう、わからないや。
ぼくが生まれて初めて見たのはそんな夢だった。
目が覚めると機械がいっぱいの部屋、技師さんがたくさんいる。
技師に混じってぼくと同じネコ型ロボットの女の子が居た。
ぼくはあいさつした
「こんにちわ、ぼくドラえもんです」
「おはよう」
女の子が笑顔で言った。
「あんたダレ?」
女の子に聞いた
「わたしはドラミ、あなたの妹よ、これからよろしくね、お兄ちゃん」
なんでぼくより先に居るのに妹なんだろう?
でも、そんな事は些細なことだった。
優しそうな妹、きっとぼくは世界一幸せなロボットなんだろう。
完
生誕30周年記念 ドラえもん BGM集



感動をありがとう
久々に泣いた